
こんにちはコウカワシンです。
今回は、和田秀樹(わだ・ひでき)さんの著書【五〇歳からの勉強法】から学ばせていただきます。
【五〇歳からの勉強法】は、どんな本?


【五〇歳からの勉強法】は、ズバリ!「リタイア後の生活を見越しての習慣づくり」の参考書です。
本書はこのような本
「人生100年時代」
「生涯学習」
このような言葉を聞いたことはないでしょうか。
若い人たちには、まだピンとこないかもしれませんが、人間は一生学び続ける動物だそうです。
たしかに現役世代は、企業戦士の人たちですから、日々、勤勉に務め、新しい知識や情報の収集に余念がなく、スキルアップに自己研鑽していることでしょう。
それは、定年間近な50代の人も同じだといえますが、その勉強の目的は何でしょうか?
本書は、50歳からの勉強目的をはっきりさせ、それが今後どのように生かせるかを意識し、リタイア後の人生もイキイキしたものにするための、言わば「健康法」を説いたものです。
本書の著者で、あの『80歳の壁』の著者でもある和田秀樹(わだ・ひでき)さんは、50歳以降ならではの強みとそれを生かした記憶法、英語学習法、スピーチ練習法などについても、具体的に取り上げています。
つまり本書は、いくつになっても意欲を持って生産的な今後に生かしていけるヒントを得ることができる一冊なのです。
本書がおすすめな人
【五〇歳からの勉強法】がおすすめな人
- 50代となってリタイアを数年後に控えている人
- 老後の人生において不安を抱えている人
- 定年後には新しいことをやってみたいと思っている人
- 定年後の起業を目指している人
【五〇歳からの勉強法】の要点は?


「人生100年時代」ということで、リタイア後の人生はかなり長いことが、予想されます。
本書はそれに備えて「50代から始める、知的生活」というテーマを説いています。



それでは本書から、わたしの独断と偏見で、「なぜ50代から備えるべきなのか」と「50代から学ぶべきは何か」といったものについて取り上げてみたいと思います。
この記事から「この本いいなあ~」と感じていただけたなら、ぜひ本書を手に取って読んでみることをおすすめします。
50歳を過ぎてから学ぶことの重要性
勉強こそが長生きするための秘訣
これから日本ではどんどんと高齢化社会となっていき、「75歳現役社会論」が現実味を帯びてきます。
しかし、74歳までは、認知症も身体疾患介護の比率も、それまでの年代の発症率とたいして変わらないが、75歳を境に増加するとされています。


問題なのは、健康寿命と平均寿命の差です。
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいいます。
健康寿命が長ければ長いほど、健康寿命と自分の寿命との差が短いほど、幸福な生活を送れていると感じられるのではないでしょうか。
要介護など日常生活に制限のある状態で過ごす期間の長さを一度、「自分がこの年齢になったとしたら・・・」という想像に置き換えて考えてみましょう。
「いかにして自分の健康寿命を延ばしていくか」ということに行きつくことでしょう。
健康寿命を延ばすための方法として、身体機能については、食事、運動、サプリメントなど、多くの人がそれぞれに工夫されていると思いますが、脳の老化対策も考えるべきだと著者は言います。
著者の意見は、「頭を使っている人のほうがそうでない人より、健康寿命どころか、寿命そのものも長くなる」というものです。
これには、学歴が高いとか、知的職業に就いていたとかは関係ありません。歳を取った時点での知的レベルが長生きを決めているのです。
つまり、55歳から85歳に達したときに高い知能を保っていれば、それだけ長い寿命が期待できるということなのです。
だから、歳をとっても「勉強する」ことが大事であり、40歳であろうが、50歳だろうが60歳だろうが勉強し続けることが、なまじっかな運動や適度の運動よりも、長生きの秘けつなのです。
定年後に起業したいなら50代から勉強を始めよう
75歳現役社会といっても、現実的に見て、60歳を過ぎても現役で働けるのは、オーナー社長、大企業で取締役クラスまで出世した人、企業内で希少性のある技術や力を持つ人とかです。
一般の会社員には定年があり、仕事を新たに探さなければいけません。定年後の人生に備えるということですが、「起業」すると考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、著者の提案は、「定年になる前の50代、あるいは40代のときから、ある程度の計画を立てて、備えよう」ということです。
実際に、そのような準備をしてきた人が定年後起業で成功する確率が、定年になってから起業塾に通い出す人に比べて高いのだそうです。
これには、実際の中身というよりも、意欲の問題が大きいとされています。脳の前頭葉の老化により、年齢を経るにしたがって、意欲が低下してしまいがちになることが災いしているとのことです。
起業するには、ビジネスプランを立てる発想力や、創業時に起こりうる困難に立ち向かう柔軟な発想が必要で、そんなときに何の準備がないままでは、「まあいいか」とか「やめようか」と、あきらめるのが早くなってしまうのです。
したがって、起業するのは定年後でも、その計画は50代から始めておいたほうがいいとなり、そのための勉強をするのです。
定年後の友人づくりにも勉強が役立つ
定年後は、気の合った友人とワイワイ過ごしながら、豊かな老後を過ごしたいと思っている人も、そのための勉強はしたほうがいいと著者は言います。
定年前の人づきあいは、仕事上の役割のもとでの付き合いです。
「人脈」といっても、仕事を辞めたあとも、つき合いが続くとしたら、それはビジネスを離れても、互いに得るものがあるから成り立ちます。
そういう関係を「友だち」といいます。
定年後というのは、仕事上で得た「人脈」の代わりに「友だち」をつくる時期でもあるのです。
それには仕事を離れた自分が、何かを人に提供できるものが必要です。
「誰もが認める人徳者」や「歳を取ってもイケメン、美女」は無理でも、「面白い話題があって、刺激を受ける」、「刺激的な人とたくさん会える」、「物知りで、世界が拡がる」という存在には勉強次第でなれます。
ですので、勉強は、老後の交友関係を拡げていくうえでも役に立つのです。
著者の場合は、「ワイン」なのだそうです。
著者は定期的にワイン会を開いています。珍しいワイン、よいワインが飲めて、しかも、ワインに詳しくなれる、となると人は集まってきます。
毎月一回、毎回、合計すると100万円ぐらいのワインを空けてしまうそうで、そのためにアメリカに買い付けに行ったり、知り合いから買ったり、オークションにも顔を出すそうです。
もちろん、こうなるまでには相当のワインの勉強をされていらっしゃることでしょう。
これには高級、珍品といったワインの味を知りたい探求心と、ワインを通じての友達づくりに大きく役立っているといえます。
もちろんこれは著者の話であって、これがラーメンでも好きな音楽でもいいのです。
自分の好きなことを深掘りすることが交友関係を拡げ維持していくための必須科目のひとつであるのは間違いないのではないでしょうか。
勉強が認知的成熟度の衰えを防ぐ
頭の良さの定義にはいろいろあります。
いろいろな知性があり、そのなかには、単純な記憶力や情報処理速度のように明らかに若い人ほど有利なものもあれば、年齢によってはほとんど変動のないもの、そして、年齢とともに上昇するものもあります。
その年齢とともに上昇する知性のひとつが、「認知的成熟度」です。
「認知的成熟度」とは、あいまいさに耐える能力、たとえば、白か黒以外のグレーを認められる能力のことをいいます。
つまり、「ひとつのことに対して、答えをひとつに決めずに、いくつの答えを考えられるか」ともいえます。
たとえるのが難しいのですが、若いうちは「善か悪」か、「敵か味方」というふうに二分化するように白黒つけます。これは小さいときの親の教育による部分が大きいからでしょう。
しかし、そういう教育をされながらも成長し社会経験を積んでいくと、世の中には、単純に善か悪か、敵か味方かとは二分できないことがたくさんあることに気づくようになります。
あるいは、物事を決まりや前例や権威で決めつけるのではなく、こういう可能性もあると、さまざまな選択肢を考えられるようになります。
「こんな例外もあるんだなあ」とか「世の中にはいろんな価値観があるんだなあ」、「自分の理想が万人にとってのそれとは限らない」、「なかなか思い通りにはならないものだ」と、理解できるようになるということです。
これを認知的成熟度が増すといいます。
なんだか「あいまい」とか「いいかげん」ということを肯定するようにも聞こえますが、思考の柔軟性や決めつけに縛られない自由度が増していくと考えれば、納得できますよね。
50歳からは、何をどのように学ぶか?
知識人から思想家へ
これまで(学生時代から40代)の勉強は、ほとんどすべてが知識のインプットでしたよね。
いくつになっても、常に新しい情報・知識に触れ、それを吸収していくことは重要です。というのも知識があるからこそ、新しい発想や新しい事業計画が生まれるからです。
しかし、これからの時代、知識量を競うならAIには勝てませんし、それどころか、記憶力だって若い人に勝てません。
ネットで調べれば、たいていの知識なら誰でも入手できるので、ひと昔のように物知りだからといって、重宝されたり尊敬されることもありません。
では、どうするかですが、それらの知識・情報に対する、自分なりの解釈、分析、視点、それらに基づく「意見」を持つことではないでしょうか。
テレビで池上彰(いけがみ・あきら)さんが人気ですが、それは池上さんが単に知識をわかりやすく解説するだけではなく、そこに池上さん自身の意見が反映しているからでしょう。
ですので、50歳を超えた人が学ぶべきは、知識そのものではなく、その知識に対するとらえ方なのです。
無知はもっとダメ
単に知識量だけあってもこれからは通用しないと言いましたが、だからって、それは知識なんてなくていいではありません。
知識があるのは当然で、それを使うことで自らの知恵にしていかなければ意味がないと言っているのです。
前例や常識、権威にとらわれない別の回答を考える、自分なりの意見、とらえ方を持つことは重要ですが、それにはある程度の知識量がなくては話になりません。
そして自身に専門性があるとなおいいでしょう。
たとえば、心理学を学んだ者の目から経済を語るとこう見える、医学を学んだ者の目からいまの政治を見るとこう見える、商社マンとして世界中を回った経験を持つ者が見た世界の格差問題といった提案ができます。
この自身の経験から出た意見を生かしていければ、若い者に負けない強みになるといえます。
英語はやはりできたほうがいい
何を学んだらいいかわからないという人もいらっしゃいますよね。
そこで、「英語」の学び直しはいかがでしょうか。
というのも、英語がわかると、見聞も、人脈も、楽しさも広がる可能性がありますので、やはりできないよりできたほうがいいとは多くの人が思っているはずです。
でも、TOEICを目指す必要はなく(もちろん目指してもいい)、英語を学ぶのは、知識を獲得し、あるいは、意見を発信し、あるいは、日本語圏以外の人と交流するための手段というのであれば、ハードルはグーンと下がります。
ですので、特に力を入れるべきなのは、
- リーディング力(読む力)
- スピーキング力(話す力)
です。
リーディング力が高まると、英語のネットニュースや専門の論文が読めるようになります。
こんなことができる中高年は少数派ですので、他に圧倒的に差をつけることができるでしょう。
まずは自分の専門分野や興味のある分野を、辞書を引きながらでいいから読んでみることです。継続することでだんだん速く読めるようになってきます。
スピーキング力は、発音よりも内容が肝心だそうです。
発音や文法にこだわる人も多いですが、もう世界は英語がグローバル語となっていて、相手の大半がネイティブスピーカー(英語を母国語としている人)ではない時代です。
ですので、発音が悪いのはお互い様、それより大事なのは、会話の中身なのです。
たとえ発音がひどくても、話の内容に価値があれば、何とかして人は聞きたいと思うし、逆を言えば、発音がよくても、内容がない話なら、人は聞きたくありません。
そういう点で、中高年はこれまでの社会経験から、それなりの知識と自分なりの「思想」があるのですから有利といえますね。
日本語は学び直すべき
英語で話すという前に、正しい日本語が使えているかもチェックしたほうがよいという意見もあります。
日本語だから日本人なら使えて当たり前だと思うかもしれませんが、きちんと日本語が書けている人は年々減ってきているように感じると著者は言います。
若い人ならともかく、50歳を過ぎている人が正しい日本語を使えていないとすれば、それは問題です。
たとえばこのようなことです。
ある比較的メジャーなニュースサイトの解説で、「的を得た」という表現があったそうです。
本当は「的を射た」が正しい使い方であるはずですが、それを見た人が「あまり目くじらは立てたくないが、そこを読んだところで、続きを読む気がしなくなった」と言われたそうです。
日本語力というのは日本人にとって、ある意味、服装や身だしなみと同じです。
ある程度の年齢となると、やはり人は外見から、その人のレベルを判断するものですし、自分の地位や立場にふさわしい外見、振る舞い、言葉遣いをとるだけの知性と感性があるかどうかも判断されます。
慣用句や「てにをは」の間違いだけではなく、読みにくい下手くそな文章、品のない文章、語彙力の乏しい文章、非論理的な文章・・・というように世の中には、悪文が蔓延しています。
そればかり読んでいると、日本語力はどんどん衰えます。
ですので、「古典式方法」などで、正しい日本語力を鍛えるべきです。
「古典式方法」というのは、優れた文章を書き写して体得することです。名文やきれいな文章や日本語を丸写しでいいから写すのです。
例をあげると、新聞の朝刊の1面にある「記者のコラム」を書き写してみるのです。
読売新聞なら「編集手帳」、朝日新聞なら「天声人語」、日経新聞なら「春秋」で書かれている文章をそのまま書き写してみるのです。
それから、名著と言われる小説の一説をそのまま書き写すのもいいでしょう。
読書は効率よく
本を読むことは知識や情報を得ることができるうえに日本語の学び直しにも一定の効果があるのではないでしょうか。
著者は、さまざまな考えを知るための読書については、必ずしも権威などにこだわらず、なんでも読んだほうがいいと言います。
本に限らず、新聞、雑誌、ネット記事まで、右から左まで、上から下まで、広ければ広いほどいいというのが、著者の意見です。
自分と異なる意見を持つ人向けの本やメディアも、意欲的に読むようにすれば、前頭葉の訓練になるだけでなく、勉強の本来の目的である、「答えがたくさんあることを知る」ことを意識できます。
とはいっても、本やネットからの情報収集にそんなに時間が欠けられないということもあると思います。
そんなときは、読書は一部熟読したり、ネットは隙間時間に活用するなどの方法で時間をかけない読書で効率よくこなしたいものです。
これらは著者の情報収集の方法で、本を読むときの一部熟読法は、それぞれの本で、重要なところは、付箋を貼り、そこだけ熟読するというものです。
それから、パソコンに向かって仕事をしているときに、気分転換や時間に余裕のあるときに、いろんなサイトをネットサーフィンのように見ていたりもします。
たとえばニュースサイトを見ているときに、「シンガポール証券、取引を一時中止」などと出たら、とりあえず見てみて、その理由をほかに関連記事がないかを調べてみるのです。
そうしているうちに、アジアの市場の流れが、だんだん見えてくるといいます。
これを、隙間時間活用芋づる情報収集法と呼ぶそうです。
やってみる価値ありますね。
どんどんアウトプットしよう
日本人は基本的に勤勉ですので、勉強習慣もつきやすいし、もともと勉強好きな人も多いと思います。
でも、勉強することが目的化してしまう人も多いといいます。つまり、ひたすらインプットすることに夢中になってしまっているということです。
でも考えてみたら、そもそも勉強は手段であって目的ではないはずです。
何らかの形でアウトプットしなければ意味がありません。
アウトプットすることで得られるメリットがあります。
それは、
- アウトプットすることによって、社会で一定の居場所を得ることができる
- アウトプットが、記憶そのもののトレーニングとなる
です。
自分の好きなことについてでもかまいません。「これってこうなんだぜ」と友達うちで話したとしてもそのときは反応が薄いかもしれません。
でもそれを10年続けて勉強し続けたら、「そうだ、あいつ詳しいから聞いてみよう」になります。これが、社会で一定の居場所を得るということなのです。
そしてアウトプットすることで、記憶が定着するということも見逃せません。
たとえば受験勉強でカードをつくって暗記をしているときでも、実際に問題集をやりながら、覚えたてのことを、実際に口に出してみたり、文章に引用したりして「使う」ことで、記憶に定着します。
それから、アウトプットすることでふつうの人が忘れてしまうようなことを覚えていると物知りに見えます。
それからもうひとつメリットとして、アウトプットすることを目的にインプットしていると、最初から情報を整理して記憶することになるから、いっそうインプットの効率も上がるのです。
人が考えないことを考えてみる
50歳を超えたら、人と競うということが極端に少なくなります。
そしてこれまでの人生経験から、自分なりの意見を持つことも増えてきます。つまり、知識の多さより「思考力」のほうが重要です。
そこで、「人が考えないことを考える習慣を持つ」ことに取り組んでみましょう。
テレビを見ていると、事件や政治・経済といった問題が取り上げられ、さまざまな識者たちが解説しますが、そんなとき常に、彼らとは違う意見がないかと考えてみたり、裏はないかとさらに深掘りしてみるのです。
それだけでなく、初めて入ったお店の状態や改善点がないかとか、自分が経営者だったらどうするかといったことも考えてみたり、自分が憲法改正案を書くとしたらこう書くといったことを思考してみるのです。
こういったことを旅行先や散歩の途中ででも「自分視点の思考」は前頭葉の活性化にも大いに役に立つと著者は言います。
【五〇歳からの勉強法】の感想・まとめ


勉強が老後を豊かにする。
勉強さえ続けていたら、いつまでも若々しく、しかも健康で長生きできる。
冒頭で「人間は一生、学び続ける動物」といいました。
たしかに、日常過ごしていれば、何かと新しい情報をニュースなどから知ることができ、利用するしないに関わらず、自分なりに考え判断する場面はあると思います。
しかし、その判断ひとつにしても、「自分で考えて下した判断」と「他人から押し付けられて下した判断」では、大きな違いがあります。
「自分らしく生きる」ためには、やはり、「自分で考えて下した判断」が必要で、そのためには、「学び」を避けることはできません。
「学び」から逃げられないのであれば、自分から意欲を持って取り組むしかないですよね。
実際に、わたしのまわりを見ても意欲のあるお年寄りは、みなさん元気です。
たしかに時代の流れについていけず、「これ、どうやるんだっけ?」と聞かれることがよくありますが、意欲あるお年寄りは、自分が納得したり理解できるまで説明をよく聞きます。
わたしは「ああ、このような人たちが時代が変わろうとも生き残っていける人たちなんだ」と思い、尊敬し、自分もそうありたいと目標にさせていただいてます。
この記事では、本書のほんの少しの部分しか紹介していませんが、50代の人だけでなく、30代40代のバリバリの現役世代の人が読んでも参考になると思います。
ぜひ一度読んでみてください。
【五〇歳からの勉強法】は、現在(2023年5月16日時点)amazonの本読み放題サービス「キンドルアンリミテッド」の対象になっています。
キンドルアンリミテッドは、ビジネス書からマンガまで幅広いジャンルの本が読み放題です。ぜひこの機会にご検討ください。
【五〇歳からの勉強法】の概要


本書の目次
【五〇歳からの勉強法】
はじめに
第一章 なぜいま、五〇歳からの勉強が必要か?
第二章 五〇歳からの勉強の障壁
第三章 五〇歳からの勉強、何をどのように学ぶか?
第四章 五〇歳からは、インプットよりアウトプット
第五章 勉強が老後を豊かにする
あとがき
著者の紹介
和田秀樹(わだ・ひでき)
1960年大阪府生まれ。
日本神経学会専門医、臨床心理士、日本精神分析学会認定精神療法医、日本内科学会認定内科医、日本精神神経学会精神科専門医。
東京大学医学部卒業後、東京大学附属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェロー等を経て、現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長。
専門は老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学。
1995年から1年間、週1回神戸の震災の被災者のグループ治療のボランティアを行う。
2011年から現在にいたるまで、福島県いわき市および広野町で、原発の廃炉作業や除染を行う職員のメンタルケアのボランティアを続けている。
また、日本人として初めて、アメリカでもっとも人気のある精神分析学派である自己心理学の国際年鑑に論文を掲載するなど、海外での評価も高い。
主な著書
『80歳の壁』幻冬舎 (2022/3/28)
『不老脳』新潮社 (2023/4/17)
『「思秋期」の壁』リベラル社 (2022/11/24)
『感情的にならない気持ちの整理術 』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021/5/28)
『「東大に入る子」は5歳で決まる~“根拠ある自信”を育てる幼児教育~』小学館 (2017/9/4)
『感情バカ 人に愚かな判断をさせる意識・無意識のメカニズム』幻冬舎 (2018/1/30)
『「高齢者差別」この愚かな社会 』詩想社 (2017/7/28)
『「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ』ゴマブックス株式会社 (2014/9/6)
『「怒り」を活かす人、「怒り」に振り回される人』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017/9/8)
『受験に勝つ! 和田式自分のやる気をつくる本』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019/4/14)
『この国の息苦しさの正体 感情支配社会を生き抜く』朝日新聞出版 (2017/7/13)
『「いいこと」を引き寄せる法則』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2018/1/18)
『「正しさ」にふりまわされないコツ』朝日新聞出版 (2016/5/20)
『「感情に振りまわされない人」の脳の使い方』KADOKAWA (2016/5/20)
『一生ボケない脳をつくる77の習慣』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014/2/21)
『40歳からの記憶術』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2012/1/20)
『40歳から始める「脳の老化」を防ぐ習慣』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2018/2/25)
『悩み方の作法』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2012/8/25)
『感情的にならない話し方』三笠書房 (2020/10/22)
『こころがすーっと軽くなる バカという生き方』実務教育出版 (2020/9/17)
共著
『頭のよさとは何か』プレジデント社; 第1版 (2022/3/31)
『「音楽する」は脳に効く 弾く・聴く・歌うで一生アタマは進化する』Gakken (2022/10/18)
『70歳からが本物の成長期』サンマーク出版 (2023/2/16)
『「80歳の壁」は結局、免疫力が解決してくれる』宝島社 (2022/10/7)
『マンガでわかる! 認知症』リベラル社 (2022/1/26)
『なぜ日本は勝てるはずのコロナ戦争に負けたのか?』かや書房 (2022/1/4)
『和田式 はじめての難関大突破術』学研プラス (2015/9/8)


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