【書評】『人生の結論 』小池一夫著(自分を大切にできない方へ)

コウカワシン

こんにちはコウカワシンです。

今回は小池一夫著「人生の結論」を書評させていただきます。

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この本はズバリ

「人間としてポリシーを持つ重要性を気づかせてくれる本です」

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目次

本書に関する情報

witterフォロワー86万人。「子連れ狼」などの漫画原作者、小池一夫氏がつづった荒玉の人生訓、完全書下ろし。


人との心地よい距離感の保ち方から、仕事の乗り切り方、愛、など82歳になってやっとわかった成熟した大人になること

というテーマで書き綴られています。

著者の紹介

小池一夫(こいけかずお)

1963年5月8日~2019年4月17日 秋田県出身。

漫画原作者、小説家、脚本家、作詞家、作家

中央大学法学部卒業。大阪芸術大学キャラクター造形学科教授、神奈川工科大学情報学部情報メディア学科教授、大阪エンタテイメントデザイン専門学校教授を歴任。出版社の小池書院元編集長。

漫画原作作品に『子連れ狼』『御用牙』『高校生無頼控』『修羅雪姫』『クライングフリーマン』『オークション・ハウス』

小説に『乾いて候』『夢源治剣祭文』

あと初期の『ゴルゴ13』にも関わっている。

主な著書に『「孤独」が人を育てる』『ふりまわされない。』など。

本書のキモ

本書は小池さんの亡くなる1年前に書かれております。80年生きてきて分かったこと表されています。ですがどの年代の方が読んでも納得し行動に移せるまでの事が書かれています。それにはそれぞれが自分の軸を持たなければいけません

コウカワシン

「小池流人生訓」であり自分の価値をあげてくれる一冊だと思います。

目次

『人生の結論』の目次

はじめに

第1章 人間関係について

他人と上手く付き合うには、自分と上手く付き合う
人間関係を突き詰めれば、「無理をして付き合わないこと」
八方美人は八方塞がり
人との付き合いは、1+1=100
無駄な駆け引きをしない
エネルギー泥棒
自分を愛する程度にしか他人は愛せない
他人に完全を求めない、自分が不完全なのだから
人の好き嫌いぐらい自分で決める
人との縁を切る
許すが忘れない
失礼な人は無視してもよい
反応すべき人・反応すべきではない人
相手を深追いしない
一流は競う、二流は群れる
相手の怒り方を見極める
自分の生まれ持った性質通りに生きる
人付き合いの幼稚化
自分の感情の都合で人を傷つけない
いい言葉を使う人には、いい人生をつくる力がある
誰のせいでもない

第2章 働くことについて

働くとは自由を手に入れること
仕事を選ぶことは人生を選ぶこと
「仕事ができるフリ」をやめると、目的にたどり着ける
人の話を雑に聞かない
自分の仕事のスキルを快く下に譲る
仕事は準備が全て
実力だけで勝てないのが仕事
人のペースに合わせない
いちばんできた時の成果は、自分の実力ではない
仕事の経験の「量」を「質」に変える
心を復活させる特効薬
自分の師が目指していた、その先を目指せ
がむしゃらで格好悪い人に、運は舞い込む
金を稼ぐことは人生の選択肢を増やす
仕事の下僕にならない

第3章 自分との付き合い方について

自分を大切にする人は、人も大切にできる
自分の評価を他人に任せない
自分の不安を誰かに解消してもらおうとしない
嫌がらせと幸せがらせ
苦労したことの元を取る
弱い者ほど相手を許すことができない
1人の人と深く付き合おう
「まあ、いいか」と上手にあきらめる
戦えない自分が、戦う人を笑うな
あなたを大切にしない人を、あなたが大切にする必要はない
人格の狭さは、己の世界の狭さ
自分の役割を決めない
機嫌よくいる
人生の悪いときに決断しない
誰と出会うかで人生は変わる
弱音を吐く相手を選ぶ
「世の中いろんな人がいるなあ」で済ます

第4章 粋について

上質なものに触れる
粋で野暮天
一流の店で買うのがいちばん安い
なくしたら「同じ物を買いたい」と思える物だけを買う
大人になって欲しがる物で育ちが分かる
お金がないなりの楽しみ方を見つける
いいものは、灯台下暗し
日常の極上こそ人生を楽しくする
洗練は冷たい
人任せでは成熟したものを得られない
余裕ある大人の所作のヒント
大人の世界の自由度
余裕とは優しさ、優しさとは根性
憧れの対象になる大人がいない
ただ、「格好いいから」選ぶ
本を読め、旅に出ろ、人の悪口を言うな
モノ選びは人生を選ぶこと

第5章 人を愛することについて

ちょっとした感動を共有しあえることが喜び
愛がないと歪む
愛の究極
身近な人にこそ丁寧に
人を愛することは、その人の幸せを願うこと

第6章 年を重ねることについて

どういう老人になるかは、今の自分で決まっている
「老い」を前向きにとらえるには
今の自分は若い頃の結果
自分の意志で老人になる
「生産」をやめると老いる
老いは失われゆく若さに勝る
いつか全て終わるのだから、今は頑張ろう

第7章 自己実現について

どうにもならないことに心を注がない
逞しいアイデンティティを持つ
過去が未来を決めるのではなく、未来が過去を決める
自分の限界をあえてつくる
いざというときには普段やっていることしかできない
苦労は人を歪める
自分が自分を守る
豪華な生活より、気持ちのいい生活
心の避難場所を見つける
人生の二毛作、三毛作

最後に

本書のポイント

本書における小池さんのスタンスはこうです。

人生に迷ったときは、人として美しいほうを選べばいい。
楽しいほうを選べばいい。
相手が喜んでくれるほうを選べばいい。
何も考える必要はないのです。

と。

息苦しい社会を少しでも楽な気持ちで過ごすにはどうしたら良いかを時に厳しく、時にやさしく語りかけてくれます。

アドラーに近い考えをお持ちなのだろうと思います。

読めば読むほど肩の力が抜けてくれるのを体感します。

アクション

本書に書かれていることはどれもごく当たり前な倫理観だと思います。

でも実際自分ができているかと問われたら自信が持てない事ばかりな気がします。でもこの中でこれだけは守りたいと思った点があります。

本書のポイント

  • 「エネルギー泥棒」
  • 「弱い者ほど相手を許すことができない」
  • 「人生の二毛作、三毛作」

「エネルギー泥棒」

他人のやる気をそぐような人間にはなりたくないです。故意的にやるのはもちろんの事、知らず知らずの間に自分の発した言葉で相手を傷つけるようなことは避けなければいけないと思いました。

「弱い者ほど相手を許すことができない」

懐の深さ、寛大さ、これを持ちたいものだと切に思います。日本では子供に「人に迷惑をかけてはいけません」と教えられます。けどインドでは「あなたは人に迷惑をかけて生きてるのだから人のことも許してやりなさい」と教えます。まったくその通りです。自分が人に迷惑をかけていないと考えるのは独りよがりだし傲慢です。すぐに怒りをあらわにするのは弱い証拠ですね。円満な人間関係を築くには許しあう心こそ必要だと思います。

「人生の二毛作、三毛作」

人間いくつになってもやり直せますし新たなチャレンジも可能です。人生、負けても負けてもやり直せばいい。100回負けても101回目に勝てばいいんです。

まとめ

小池さんは70代でTwitterを始められフォロワーが80万人を超えるほど精力的に活動されていました。中には辛口のツイートもされていますがどれも愛に満ちているが故だと思います。

そんな小池さんの言葉の数々が本になって残っているなんて本当にうれしいことだと思います。もっと若い時に出会いたかったものです。

人間は誰しも幸せになる権利があります。その権利をまもるためには本書で書かれている処世術が必要なんだと思います。みんなが読めばみんなが程よい感覚で成熟した大人の幸せを享受できます。

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コウカワシン

最期までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

四国在住。
ミニマリスト。趣味は映画観賞と音楽鑑賞、読書、野球観戦。
映画は特に好き嫌いなくほとんどのジャンルーを観ます。音楽はジャズとクラシックが大好きです。読書は歴史書が好きでよく読みます。

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