
こんにちはコウカワシンです。
今回は、小川徹(おがわ・とおる)さんの著書『ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた見た目が10歳若くなる本』から学ばせていただきます。
『見た目が10歳若くなる本』は、どのような本?
『ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた見た目が10歳若くなる本』は、ズバリ!「上辺だけの見てくれではなく、内面も整った見てくれを実現できる」教科書です。
本書はこのような本
自分のまわりを見てみると、このような人はいませんか?
ああ、この人は実際の年齢よりも老けて見える・・・。これじゃ、どう見ても損だな。
いつも顔色がよくないよなあ~。これじゃ大事な仕事を任せるのはちょっと不安だ。
いつも髪はボサボサで、肩にはフケがついているなあ。あまり一緒に仕事をしたくないなあ。
このような人は、たぶん何人かいると思います。
その人の人間性や仕事などに対する能力は優れていても、どうしても損をしている感がぬぐえない人たちではないでしょうか。
その一方で、
ああ、いつも背筋がシャキッとして肌ツヤもいい。実年齢より若々しくて頼れるって感じだなあ。
髪の手入れもきちんとして、清潔感がある人だなあ。
健康的で、いつも元気な人だなあ。おかげでこちらも元気がわいてくる。
と、まわりから思われている人は、特別な能力者や美男美女でなくても好感度が高いはずです。
とくに何歳であっても実年齢より若く健康的に見られたいというのは、男女問わず共通の願いです。
というのも「若見え」のアドバンテージはビジネスや人間関係、恋愛・結婚などあらゆることに及びます。
「外見力」アップといっても色々ありますが、年齢のバロメーターといったら「肌」と「髪」です。
本書の著者、小川徹(おがわ・とおる)さんは、ハーバード大学の研究員として「グローバル皮膚医学」の観点から「外見力」アップのノウハウをわかりやすく解説してくれています。
外側からのケアはもちろんのこと、食・生活習慣の改善で、「外見力」は大幅にアップします。
つまり、実行すればするほど「10歳若返る」が現実になる一冊なのです。
本書がおすすめな人
『ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた見た目が10歳若くなる本』がおすすめな人
- 実年齢より老けて見られる人
- 髪の毛の手入れや体臭などに無頓着な人
- ジャンクフードばかり食べてて、食生活が乱れている人
- 入浴は湯船につからずシャワーだけで済ませている人
- 睡眠がしっかりとれていない人
- 運動不足な人




『見た目が10歳若くなる本』の要点は?
まず、あなたの「見た目の若さ」に対する関心度をチェックします。
- 朝晩2回、洗顔料を使って洗顔をしている
- 日常生活で保湿に気を遣っている
- 紫外線対策をしている
- 十分な睡眠をとっている
- 1日30分以上運動をしている
- 食事は栄養バランスを考えて食べている
- 腸内環境を意識して食事している
- 体の健康に気を遣いながらお酒を飲んでいる
- タバコは吸わない
- 髪型はよく変えるほうだ
- 抜け毛について意識している
- 爪の手入れを怠らない
- 見た目だけでなく、ニオイにも気を遣っている
- シワやくすみなど、顔のアンチエイジングについて意識している
- よく「実年齢より若い」といわれる
さあ、どうでしょうか?
目安として「イエス」の数が多いほど10年後、20年後に若さを保っていられる可能性が高く、逆に「ノー」の数が多いほど要注意です。
今、それに気づいたなら助かる可能性があります。
本書では、これらについての問題にも対応しているからです。



それでは、本書からわたしの独断と偏見で、「見た目の若さを重要視する理由」と「食べ物で改善するヒント」「毎日の生活習慣」「髪のケアについて」といった部分だけ紹介したいと思います。
なお、この記事を見て、「この本いいなあ~」と思われたら、ぜひ本書を手に取って読んでみることをおすすめします。
外見が若いほうが人生はうまくいく
外見が若いほうが人生うまくいくことが多いです。
ビジネス、人間関係、恋愛、結婚などにおいても「若見え」のアドバンテージはあらゆることに及びます。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のアルバート・メラビアン教授が提唱した「メラビアンの法則」という「初対面の印象を決める要素」では、このような結果が出ました。
言語情報(話の内容)7%
聴覚情報(声の質や大きさ)38%
視覚情報(見た目、表情、しぐさ)55%
これを見てもわかる通り、「人間見てくれ」といって、相手の印象を決めるのは「見た目」が大きくものをいうというわけです。
見た目とは「肌」「髪」
初対面の相手の印象を決めるのは、「見た目」の部分が大きく、たしかに衣服しぐさによる部分も重要です。
ですが、ビジネスの場においては男性も女性もスーツ、もしくはオーソドックスな服装を着用していると思います。
では、どこで「若見え」をアピールするかというと、「皮膚」と「髪」であり、それがその人の魅力を引き上げる最大の武器なのです。
それから、「爪」や「ニオイ」なども、その人の「清潔感」「外見力」を大きく左右しますので、注意が必要です。
世界のパワーエリートは「見た目」が若い
著者は、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院で客員研究員として活動されていますが、アメリカのパワーエリートは、とにかく「外見」に気を遣い、どの人も「見た目が若い」のだそうです。
「40歳くらいかな?」と思われた人が、実は50歳をはるかに上回っていたり、60歳だというのに、髪も肌もツヤツヤで引き締まったスタイルをしている人といった具合に、枚挙にいとまがないそうです。
もともとアメリカでは「太っている人は出世できない」というのが有名ですが、「外見力」が足りない人も同様に出世できないのです。
ですので、彼らの外見に対する認識は相当高いといえます。
日本のビジネスパーソンは「外見」で損をしている
著者の目から見ると、日本のビジネスパーソン、とくに男性は「外見力」を意識している人が少なく、国際的な見地からも「外見力」が不足していると感じるそうです。
たとえ、洗練された服を着用しブランド物を身につけるといったオシャレをしていても肌が荒れていたり、髪がボサボサ、肩にフケがついているのでは、その人に魅力を感じることはありません。
着飾ることも悪くはないですが、それより前に「素材」そのものをグレードアップさせることが重要であり、それが「外見力」です。
つまり、「肌や髪などを適切に手入れすることで、自分という素材はおどろくほど磨かれ、輝きはじめる」のです。
皮膚は「臓器」のひとつであり、内臓とリンクしている
ほとんどの人は意識していませんが、皮膚というのは「臓器」のひとつです。
つまり、その意味では、心臓や肺、肝臓や腎臓などと同じ「臓器」ということです。しかも「皮膚」は、目に見えている臓器です。
肌荒れや色素の沈着など、一見ただの症状のように見えることが、じつは内臓疾患の兆候が皮膚にサインとしてあらわれることもあります。
たとえば肝臓や腎臓が悪い人で皮膚がかゆくなるケースがあります。糖尿病でも「皮膚がかゆくなった」という人だっているのです。
つまり、内臓と皮膚はリンクしているのです。
そのほか、皮膚は心や神経の領域とも深く関係していて、ストレスがあるとニキビができたり、疲れていると目にクマができたりします。
これをもとに考えると、「皮膚は内面を映す鏡」であり、皮膚には「体の内部情報」が反映されているといえます。
食べ物で「見た目年齢」を変える
便秘になると吹き出物が出たり、肌荒れが起こったりする・・・といった経験はありませんか。
先ほど紹介した通り、「皮膚は内面を映す鏡」であり、皮膚には「体の内部情報」が反映されるのです。
つまり、「腸と肌はつながっている」のです。ですので、肌年齢は腸年齢とまで言う人がいます。腸がきれいな人ほど、肌が若いです。
ということは、腸環境に直接関係のある食習慣を整えるだけで、肌環境も良くなり、「若返り」が期待できるのです。
本書では、腸年齢を若返らせ、老化を防ぐ食事法についていろいろと紹介しています。
その中から、ちょっと気をつければ、改善するものを選んでみました。
アンチエイジングのための「水」の飲み方
人間の体の約60%は水でできています。
「水」を飲むことで、細胞を若く保てるし、便秘の解消にもつながります。
おすすめは、やはりミネラルウォーターで、銘柄は自分が気に入ったものならそれでいいというのが著者の意見です。
大事なことは、いろいろな種類のミネラルウォーターを飲み分けることです。
というのも、入っているミネラルそれぞれで微妙に違うため、種類を多く飲んだほうがバランスが整うからです。著者はそれを「ミネラルウォーター・ローテーション」と呼んでいます。
飲み方のコツは、「できれば常温で、こまめに飲む」ことです。
「紅茶」は、飲むだけで美白効果がある
紅茶には「紅茶ポリフェノール」が含まれています。
血糖値の上昇を抑制したり、脂肪の吸収を抑制する、あるいは血圧を下げる、肌を老化させる「糖化」の抑制作用などが知られています。
さらに「ハイドロキノン」という「美白成分」が入っています。
つまり、紅茶を飲むだけで、ダイエット、若返り、さらには美白効果が期待できるということです。
「コーヒー」は、赤ワインにも負けないポリフェノールの宝庫
コーヒーも紅茶と同じくポリフェノールが含まれています。
じつは、両方ともカフェインが含まれていて、このカフェインもポリフェノールの一種です。
カフェインは、眠気を覚まして集中力をアップさせたり、利尿作用によって老廃物を排出させたり、あるいは内臓脂肪を減少させるといった効果も知られています。
それからコーヒーには、「クロロゲン酸」「カテキン」が含まれ、血液サラサラ効果、脂肪燃焼効果、各種生活習慣病の予防効果があります。
美白効果もあり、お茶の水大学の研究で、「コーヒーを1日2杯以上飲む人は、シミが少ない」ことも確認されたそうです。
注意事項としては、カフェインの取り過ぎは、胃や循環器に悪影響を及ぼし、頭痛やカフェイン中毒といった症状も呼び込んでしまいます。
コーヒーの飲み過ぎはかえって健康を損ねるので「1日3杯程度」をめどに、適量を楽しむようにしましょう。
「ワイン」は、赤だけでなく白にも健康効果あり
赤ワインは、何種類もの抗酸化物質「ポリフェノール」が含まれていて、「肌の老化」の原因となる活性酸素を取り除いてくれます。
また赤ワインには、ビタミンとミネラルもたくさん含まれています。
一方、白ワインには腸内環境を整える作用があり、こちらも美肌にいい作用をもたらすものといえるそうです。
つまり、適量のワインは、肌にとてもいいのです。
「ウィスキー」でシミ退治
ウィスキーは、カロリーが低く、糖分もほとんど含みません。
ですので、太りにくいことが特徴でもあり、シミの原因物質「メラニン」を生成する酵素の働きを抑制する効果もあるのです。
つまり、ウィスキーにも若返り効果があるのですが、飲み過ぎはいけません。
そもそもウィスキーを含め、お酒には「エタノール」が含まれていて、このエタノールが分解されると、「アセトアルデヒド」が出てきて、肌のDNAを傷つけます。
世界保健機関(WHO)は、口腔、咽頭、喉頭、食道、肝臓、大腸、女性乳房の各部位で、アルコールががんの原因になるとも指摘しています。
とくに乳がんについては、少量でも習慣的な飲酒の場合、発症リスクを増やすというアメリカからの報告もあります。
しかもその報告では、40歳までの飲酒が、それ以降の飲酒に関係なく、中高年期の乳がん発症リスクを増やすことも指摘しています。
ですので、適量を守って楽しく飲んで、健康増進効果を期待したいものですね。
ジャンクフードなど「老化を早める食べ物」を避ける
「若返りのための食事」で大事なのは、「老化を早める食べ物」を食べないことです。
老化を早める食べ物の筆頭は何と言っても「ジャンクフード」です。
どんなものが「ジャンクフード」かというと、スナック菓子、カップ麺、ハンバーガーなどのファストフードがそれに当たります。
特徴として、ビタミン・ミネラルの不足、栄養バランスが悪い、酸化している油が使用されている可能性が高いです。酸化した油は「過酸化脂質」といって、体内に入ったら、体を酸化させ、動脈硬化や心筋梗塞、認知症などにつながる恐れがあります。
だいたいにわたしたちの細胞は、細胞膜で覆われていますが、この細胞膜は「脂質」を原料としています。ですので、どんな油を摂取するかは、健康を握る大きな決め手になるのです。
それから、油の過剰摂取は、さまざまなアレルギーや頭皮のかゆみの原因になるといわれています。
そして恐ろしいのは、ジャンクフードの摂り過ぎは「精子」を傷つけると近年のハーバード大学の研究でわかったことです。
とくに揚げ物と加工食品などに含まれるトランス脂肪酸の危険性は健康を害するものとして、周知の事実ですが、精子の質の低下にもつながるため将来、子どもを希望する人は気をつけましょう。
逆に精子の質を上げたいなら、野菜や魚中心の食事を心がけましょう。
毎日の習慣で気をつけること
睡眠
寝不足で肌が荒れたり、吹き出物が出たりという経験はありませんか?
健康のためにしっかりした「睡眠」はとても重要です。
また肌自体にも休息が必要です。というのも寝ている間に「成長ホルモン」が分泌され、皮膚の修復が行われるからです。
「成長ホルモン」が最も多く分泌されるのは時間帯に関係なく、入眠後3時間です。12時に就寝したとすると、3時までということになります。
要は「成長ホルモン」が分泌される時間に、しっかり熟睡していることが大事なわけです。
睡眠時間については、7時間程度が望ましいといわれています。
そして、いい食事習慣の人は、「いい睡眠」をむかえられるそうです。
ポイントは、「食物繊維をしっかり摂り、脂肪や糖分の多い食事をなるべく避けること」です。
食物繊維を多く摂った人は「徐波睡眠」(じょはすいみん)と呼ばれる深い睡眠の時間が増加していて、逆に糖分などを多く摂る人は睡眠から覚醒する回数が多く、途切れがちな睡眠になることがわかっているからです。
入浴
まずポイントは、「湯船にきちんと浸かる」ことです。
入浴は、湯船に浸かることで、心身ともにリラックスでき、体を温める効果もあります。
入浴法としては、37~39度のぬるめのお湯に、ゆっくりつかることを著者はすすめています。
逆に熱すぎるお湯は皮膚にとってよくないともいいます。
入浴でのおすすめとして著者は「入浴剤ローテーション」を提案されています。
なぜなら、いわゆる「さら湯」「一番風呂」は、入浴後の肌の感想を招きやすいので、入浴剤が効果的になのと、保湿だけでなく、リラクゼーション効果も得られ、免疫力もアップします。
入浴剤の選び方として、「香り」と「色」が、その人その人で好みがわかれるところですが、何種類か用意しておいて、ローテーションで使うのがいいとのことです。
注意事項として、アトピーがある人、透析患者の人は入浴剤を使用しないほうがいいかもしれないので、使いたい場合は、主治医と相談しましょう。
運動
見た目を良くするために「運動」は欠かせません。
とくに朝、ジョギングすることは、体の代謝を活性化し、体温を上げることで、ダイエットには最適なのだそうです。
見た目を良くするために「運動」、しかもダイエットでジョギング、とやみくもに運動をすることをすすめているのではなく、運動することで「肌」にもよい効果があると著者は言います。
というのも、肌の大敵のひとつは「ストレス」だからです。
ストレスは、運動することで大いに解消され、ストレス緩和効果が高いのがジョギングです。もちろんウォーキングでもいいのですがストレス解消にはある程度の有酸素運動が大切で、そのためによいのがジョギングということです。
ジョギングといっても、マラソン選手のような極限まで走るようなものではなく、30~60分くらい軽く流す感じでいいそうです。
著者はこの「スロージョギング」をすすめています。
走ることで「セロトニン」という物質が分泌され、脳内を活性化させるため、走る時間帯はできれば朝がいいのですが、よく眠れず良質な睡眠を導入したい人は夕方でもいいとのことです。
ですが、夜遅くに走るとかえって眠れなくなるので、睡眠の3~4時間前までに走り終えるようにしてください。
髪のケアで、「見た目年齢」が若返る
髪の毛の量や色、ヘアスタイルは「見た目の若さ」において、かなり大きな部分を占めます。
「髪の毛のケア」というと、髪の毛そのものに注意が行きがちですが、じつは大事なのは「頭皮」です。
髪の毛の根元、毛穴が存在する頭皮がきちんとケアされていないと、髪の毛が正常に育たず、ヘアスタイルも決まりません。
つまりは「毛根の劣化が、結果として髪の毛に出る」ということで、これらは「正しい手入れ」をすることで一定の予防にもなります。
そこで、気をつけたいのが手入れの仕方です。
正しい「シャンプー&リンス」
まず、「シャンプーは毎日していいか?」ですが、毎日してもいいし、気にならないなら2日に一度でもいいそうです。
シャンプーは、基本的に自分に合っているものならそれでいいとのことです。
洗い方は、気にするべきは「地肌」を清潔にすることです。ですので、髪の毛よりも地肌を十分い洗うことを心がけましょう。
耳や耳の後ろ、襟足の部分は洗い残しが出がちですのでしっかり洗うことと、洗髪時に頭皮マッサージを行えば、血流が良くなることで毛に栄養が行きやすくなります。
それから、シャンプーのあとは、必ずリンスやコンディショナーを使いましょう。
なぜなら、シャンプーによって、一時的にでも皮脂膜が除去されるからです。
皮脂膜は地肌と髪の毛を保護する役割を果たしていますが、シャンプーでとれた皮脂膜が出来上がるまでの間、リンスやコンディショナーで毛の保護をするのです。
男性は「面倒だから」とシャンプーだけで済ませてしまう人もいるようですが、薄毛予防のためにもリンスやコンディショナーはぜひやるべきです。
正しい「髪の乾かし方」
洗髪後の濡れた髪は、髪を守るキューティクルがはがれ、傷みやすい状態にありますので、くしやブラシはなるべく使わず、タオルですばやく乾かしましょう。
ドライヤーやヘアアイロンは髪を傷める原因となるので、あまり長時間は使わないように工夫してみましょう。
アメリカの皮膚科学会は、脱毛や髪の毛を傷つけないためのアドバイスとして、濡れた髪をすぐにとかすことは避け、タオルでの水分のふき取りや自然乾燥をすすめています。
正しい「ブラッシングの方法」
ブラッシングのは、頭皮の血行を促進し、髪の毛にツヤを与える効果があるそうです。
ブラッシングにも正しいやり方があります。
- 毛の流れに沿ってやさしく行う
- 毛の流れに逆らって、襟足から頭頂にかけてブラシをかけるのはNG
- 頭がかゆいからといってくしで頭皮をかくのもNG
このことを参考に適切なブラッシングを心がけましょう。
ブラッシングに使用するブラシは、頭皮にやさしいものを選びましょう。
アメリカ皮膚科学会でも、歯の感覚が広く先端がなめらかなくしで髪をとかすことをすすめています。そして、過度のシャンプー&リンス、髪をしばしばとかすことは、逆に髪の毛を傷めてしまうので注意と指摘しています。
『見た目が10歳若くなる本』の感想・まとめ
「見た目年齢」を下げるということは、よりよく健康的に過ごすために大事なスキル
本書で、初めて聞く「皮膚医学」でしたが、病気の予防や治療はもちろんのこと、人の暮らしを豊かにし、社会をより良くすることにも役立つとされています。
生活習慣を整え、髪の毛やスキンケアも含めた皮膚医学は、結果的に健康体になるために必然です。
しかも「外見力」アップにも貢献し、まわりからの評価もかなり上がるのではないでしょうか。
人生100年時代といいますが、いつまでも若々しい体を手に入れれるのなら、長生きというのも悪くないと感じるはずです。
健康で元気だと、できることはたくさんあるはずです。
そういった「健康年齢」を延ばすためにも「髪」や「肌」の状態を気にし、日々の生活を整えることを心がけたいものですね。
そういった意味で、高齢化社会を迎えた日本だからこそたくさんの人に読んでもらって、ちょっとしたことでいいから日々を改善してほしいものだなと感じました。
『見た目が10歳若くなる本』の概要
本書の目次
『ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた見た目が10歳若くなる本』
はじめに 「見た目」が10歳若返れば、人生が変わる!
第1章 男性も女性も、第一印象を決めるのはやっぱり「肌」!
第2章 見た目年齢は「腸年齢」で決まる!
第3章 毎日の習慣で「外見力」を磨く!
第4章 「髪」が変わるだけで、驚くほど若返る!
第5章 最低限「これ」をするだけでも見た目がまったく変わる!
特別付録1 男性に朗報!「やっぱりケアは面倒くさい・・・・・・」という人へ
特別付録2 女性に朗報!イギリス発「5:2スキンダイエット」のすすめ
特別付録3 ドクター小川の「見た目が10歳若返る」30ポイントを一挙公開!
おわりに 「ポジティブ皮膚科学」にはとてつもない潜在力がある
著者の紹介
小川徹(おがわ・とおる)
皮膚科医。ハーバード大学マサチューセッツ総合病院客員研究員。医学博士。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、ロンドン大学セントトーマス病院など、アメリカ東海岸、同西海岸、イギリスで、これまで豊富な国際経験をもつ。
ハーバード大学マサチューセッツ総合病院では、アメリカ専門医学書の分担執筆をしながら、「皮膚とAI」に関するマサチューセッツ工科大学(MIT)との共同研究などに取り組んでいる。
アメリカ皮膚科学会(AAD)など、多数の国際学会に所属。欧米をはじめ、アジア、南米、アフリカなどに、グローバルなネットワークをもち、全米最大の日系情報誌「U.S.FrontLine」をはじめとする国内外のメディアでも活躍中。
東日本大震災を契機に、「ポジティブ皮膚科学」という概念を提唱している。「ポジティブ皮膚科学」とは人々の心を明るく、気持ちを前向きにできるように、皮膚科学を基軸に心理学や芸術など、ほかの学問領域との結びつきにより、皮膚科学を応用した学術的なコンセプトである。
あこがれはマザーテレサ。
早稲田大学招聘研究員。元慶應義塾大学研究員。MBA、公共政策の修士号ももつ。
稲門医師会会員。早稲田大学医学部実現が夢。
本書が待望の初の著書になる。




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