
こんにちはコウカワシンです。
今回はひろゆき著「働き方 完全無双」を書評させていただきます。
この本のキャッチワードですが
ひろゆき流「日本改造計画」&「働き方改革」です。
「働き方 完全無双」とは
まず、ひろゆきさんはこう言います。
「自分の人生、自分で守れよな。」
一見、冷たく感じる言葉に見えますよね?
いえいえ違います。この言葉を読み、自分で考え、無双の人生を送るためのはなむけの言葉なのです。先ほども申しましたが「沈みゆく日本で、あなただけが「無双」状態で働くにはどうすればいいか」
これについての軸は3つです。
- 個人の「攻め方」
- 個人の「守り方」
- 経営者視点の「企業の論理」
これにより得られるのものは
- 新しいことをどんどんチャレンジする勇気
- 付け込まれる人生から逃れる勇気
- 人間らしく生きる権利を主張する勇気
- 日本の強みを再確認
著者の紹介
ひろゆき
本名 西村博之
1976年 神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へ進学在学中にアメリカのアーカンソー州に留学。1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。東京プラス株式会社代表取締役、有限会社未来検索ブラジル取締役など多くの企業に携わり企画立案やサービス運営、プログラマーとしても活躍する。2005年に株式会社ニワンゴ取締役管理人に就任。2006年、アップロードされた動画にコメントをつける機能を持ったサービス「 ニコニコ動画」を開始し大反響を呼ぶ。2009年「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。
主な著書に「無敵の思考」がある他、堀江貴文氏との共著「ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね」などがある。
本書のキモ
何が当たるかわからない
ヒカキンさんの例にならうと10年前にヒカキンさんの動画を見ても「この人は将来、会社を上場させて年収数億円稼ぐ」とは思いませんよね。けど何か新しいことを始め、それを続けていくと少しづつファンを獲得し成功を収め今では絶対的な存在になりました。結局、早い人が1番トクするということです。(先行者利益)このことからわかるように新しいことにはとにかく首を突っ込んでおくことです。
日本の法律のあり方
世界標準なものでも日本では制限が多い。従って日本では新たな産業が育ちにくい。これをわきまえて成長してる又は見込まれる産業を排除するのではなく増やす人を応援するような法改正をして日本の強みを活かしてほしいです。
目次
『働き方 完全無双』の目次
はじめに
序章 まずは「個人」と「社会」を分けるとこから
第1章 能力なんてものは存在しないー個人の「攻め方」無双
第2章 あなたが社会に殺されないためにー個人の「守り方」無双
第3章 会社がずっと生き残れるわけじゃないー経営者視点の「企業の論理」無双
終章 日本はこうやって生き延びろ
付録 おすすめ観光リスト
おすすめ映画リスト
ベーシックインカム案
おわりに
本書のポイント
この本のポイントはひろゆきさん流に申しますと
「個人として、ワンチャンを狙いながら幸せを目指す」です。
というのもこの時代何が跳ねるかわからないし跳ねたらラッキーなのです。アクションの方でご説明します。
アクション
『働き方 完全無双』のポイント
- とりあえず無料のものはやってみる
- 長い目で見てコツコツつづけること
- 常に暇な時間を確保しておくこと
とりあえず無料のものはやってみる
ニコ動しかりツイッターやインスタグラムなどでアカウントを持ち定期的につぶやいたり写真をあげてる人が偶然バズることがあります。誰でもワンチャンで跳ねる可能性があるのです。ブログでもYouTubeでも同じことが言えます。とにかく無料で始められることはやってみなくてはいけません。
長い目で見てコツコツつづけること
ひろゆきさんは「2ちゃんねる」を続けることで成功できたといいます。というのも「匿名掲示板の仕組み自体は元々あったけど、途中でやめちゃう人が多く、たまたま僕だけが長く続けたから」と証言されています。たまたまだなんて謙遜されてますが長く続けることは大事な事なんです。
常に暇な時間を確保しておくこと
ニコ動、ツイッター、インスタグラム、YouTube・・・どれをやるにも時間が必要です。ひらめきを生むにも時間に余裕のない中では難しいと思います。極力、無駄と思う時間は削り向き合える時間を確保しましょう。
まとめ
ひろゆきさんは本書で、日本は世界に向けて勝てないパワーゲームを繰り広げ、人々は企業戦士として疲弊し使い捨てにされるという現状に警鐘を鳴らされています。
で、どうすれば良いか?
これに対して個人としての生き残り方、国としての生き残り方を説かれています。
沈みゆく日本で、あなただけが「無双」状態で衝くにはどうすればいいのか
この問いかけに私はズギューンときましたね。人と違う生き方、働き方、考え方・・・そういうものを持たない者は何かに頼って生きていくしかありません。この本の中にベーシックインカムの考え方が記されてますが、こういうのも良いなあって思います。なぜかというと最低限の生活保障さえあれば、あとは個人個人で生き方を考えていくゆとりができるからです。働くもよし、働かないのもよし。疲弊してつぶれていく人生を歩むより、いっそそんな選択もあれば自殺者なんて激減するのではないでしょうか?
今後、数々の仕事がコモディティ化しAIに取って代わります。ですので個人も国も特性を活かした活動を模索するべきなのでしょう。


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