
こんにちはコウカワシンです。
今回は梅田悟司(うめだ・さとし)さんの著書『言葉にできるは武器になる。』から学ばせていただきます。
『言葉にできるは武器になる。』は、どんな本?
『言葉にできるは武器になる。』は、ズバリ!「ビジネスマン必須、人生が変わる言葉の強化書」です。
本書はこんな本
こんなことはありませんか?



みんなに伝えたいことがあるのに、それをうまく言葉にして話せない。



今度のスピーチで、なんとか聴いている人の共感を得たいのだけど、どう話せば人の心に刺さるのかなあ?
たしかに自分が言いたいことをそのまま話せて聞いている人の理解や共感が得られたらと思いますよね。
けど現実には、それが難しいと感じている人が、少なくありません。
電通のコピーライター梅田悟司(うめだ・さとし)さんは、人の心を動かすために大事なことは「自分の思いをどうやって言葉にし伝えるか」だと言います。
そのノウハウを著書『言葉にできるは武器になる。』にまとめられました。
人は、その言葉の中に自分の思いを発見したときに心を動かされるのであり、心地いい言葉や技巧を凝らした表現などいらないと主張する梅田さん。
梅田さんは本書で、「メッセージとしての明確性」「そこにいかに自分を投影するか」「伝えたい想いをいかに生み出すか」という視点から分解し「意志を言葉に込める技術」を教えてくれます。
ビジネスマンにとってバイブルともいえる一冊です。
本書は誰におすすめか?
『言葉にできるは武器になる。』がおすすめな人
- 自分の思いや考えをうまく言葉にできない人
- 気持を言葉でうまく伝えるのが苦手な人
- 文章を書くことが多い人(SNS投稿・ブロガーなど)




『言葉にできるは武器になる。』の要点は?
会話では「自分の言いたいことが言葉にならない」「相手に思いが届かず、理解を得られない」。
SNSやブログでは「自分の書き込みに『いいね!』がない」「もっと人を惹きつける文章を書きたい」など、言葉や文章の悩みが尽きないものです。
最近では、スピーチの方法や話し方のノウハウ、コミュニケーション方法といったことのハウツー本がたくさん出版され、耳障りの良い表現法のスキルは身につけることはできます。
しかし、肝心の「人の心を動かす」という部分では、なぜか効果がないと感じてしまう人が多いそうです。
梅田さんもコピーライターになったものの、人の心に響く言葉を生み出せずに文章スキルに頼った時期もあったそうです。でも発信する言葉の鮮度を上げるには持つべき意見を高めるべきということに気づかれました。
つまり、「言葉は思考の上澄みに過ぎない」ということであり、思考を磨かなければ言葉の成長が難しいということなのです。
自分自身が、考えていないから、言葉にして口にできないし、もし言えたとしても上辺だけの中身のない発言をし相手の心に響く言葉とはならないのです。
本書では、梅田さんが1人でも多くの人の心に響く言葉を生み出すためのハウツーを順を追って説明してくれています。



その中から、わたしの独断と偏見でポイントを取り上げてみたいと思います。
思考を磨くと発する言葉が変わってくる
「話す言葉」「書く言葉」「聞く言葉」そして、「パソコンやスマートフォンで入力する言葉」といったように言葉にも様々な種類があります。
自分の考えていることや感じていることを相手に伝えるためには、言葉を用いて、感情を表現する必要があります。しかし、伝えようと思っていても伝わっていなかったということがありますよね。
「伝わった」「伝わっていない」という伝わり方のレベルを細かく分けると、
- 不理解・誤解:(そもそも話が伝わっていない・内容が誤って伝わっている状態)
- 理解:(伝えた内容が過不足なく伝わっている状態)
- 納得:(内容を理解するだけでなく、腹落ちしている状態)
- 共感・共鳴:(内容を理解した上で、心が動かされ、自らの解釈が加わっている状態)
と、このような段階に整理されます。


誰かと話をしたり、誰かが書いた文章を読んだときの伝わり方は、「不理解・誤解」から「共感・共鳴」までのどれかに当てはまります。
相手の話がうまく理解できなかった場合、自分が相手をどのように評価しているかを思い出してください。
その多くは「言葉づかいが下手」といった言葉づかいの不備そのものへの評価よりも「言いたいことが整理されていない」や「薄っぺらな考えだな」「深く考えていない」といった相手の人格に対するものが多いのではないでしょうか。
そのような人物が、トークスキルを身につけ、思っていることを自在に話せたとしても、話したり書いたりする中身が変わるだけではないので、逆に「何だかウソっぽい」「口先だけな気がする」という印象を持たれる可能性すらあります。
その一方で、言葉少なでも、決して流暢でなくても、「この人の話していることは信用できる」「妙に惹かれる」と思われることもあります。
そのカギとして梅田さんは、「内なる言葉」の存在を強く推します。
自分の中に生まれている「内なる言葉」に幅や奥行きを持たせることによって得られる言葉の重みが、相手の胸に響く言葉となるのです。
「内なる言葉」とは、無意識のうちに頭に浮かぶ感情や自分自身の考えを深めるために用いる言葉です。
つまり、自分の「思考」そのものが「内なる言葉」を駆使し、自分が発する「外に向かう言葉」となって出るのであって、あらゆる行動の源泉となっている「思考」を磨き豊かにすることで、発する言葉の重みが増していくのです。
「外に向かう言葉」と「内なる言葉」
トークスキルや話し方マナーを説く本から学ぶ人は多いと思いますが、スキルで言葉を磨くには限界があると梅田さんは言います。
梅田さんもコピーライターになったばかりのときは、人の心に響く言葉を生み出せずに悩み、藁をもつかむ思いでスキル本を読み漁ったそうです。
それらの本は、ある程度の助けにはなったものの、実践で役立たせるまでには至らなかったそうです。
その理由は、
- 自分が抱えている課題に応用できない
- 提示されている技術を「型」として理解してしまうため、型にしばられてしまう
- スキル本の多くは著者自身の経験論で、同じ経験をしていない第三者が真髄を理解することはできない
といったところです。
これに気づいてからは、スキルに頼り、コミュニケーション力を上達させたいと思わず、「そもそも言葉とは何だろうか?」という本質的な課題に向き合うようになったと言います。
そこで出た結論が、「相手が聞きたいのは意見であって、言葉そのものではない」ということです。
相手が聞きたい意見を言葉にするということです。
「言葉が意見を伝える道具であるならば、まず、意見を育てる必要がある」
言葉には
- 「外に向かう言葉」(発する言葉)
- 「内なる言葉」(自分の意見)
があります。
多くの人は「外に向かう言葉」しか意識できていません。
中身がないとまでは言いませんが、「耳障りの良い言葉」「うまい言葉」「失礼のない言葉」ということにこだわっているのです。
言葉を生み出すプロセスには、
- 意見を育てる
- 意見を言葉に変換する
という二段階が存在します。
「意見を言葉に変換する」というのは、頭で考えていることを言葉にするということですが、「頭で考えている=意見」がない発言では、それこそとっさに思いついたことを口にしたり、相手の言葉に反応するように返事をするしかありません。
場合によっては相手に「この人は何も考えていないな」という一方的なレッテルを貼られる結果となります。
このようなことにならないためにも、自分の中に意見と思いを生み出し続ける源泉を持つことが重要なのです。そして同時に発する言葉の一つひとつが自分の人格そのものになっていきます。
つまり、
「内なる言葉」で意見を育て、「外に向かう言葉」に変換する
ということです。


「内なる言葉」育てば、「外に向かう言葉」も変わってきます。
理解を得やすくなるうえに、納得し、さらに共感・共鳴して、自分が発する言葉に耳を傾けてくれます。
それは、自分の「外に向かう言葉」が、相手の胸に響くということです。
つまり、言葉が響けば、人は自然と動き出すことを意味します。
「人を動かす」から「人が動く」へ
言葉が響くといってもそう簡単ではありません。発する言葉のひと言に重みがなければ、人を動かすことはできません。
そこで大きな比重を持つのが、その人の経験や体験、それによって培われた人間の源泉から湧き出る言葉です。
発する言葉が上辺だけのものとか、どこかで聞いたことのある受け売りであったならば、どんなに素晴らしいことを話したとしても、聞き手は言葉の端々から軽さや浅さを感じ取ってしまいます。
梅田さんは、コピーライターという仕事柄「人を動かす」広告づくりを求められてきました。
そこで得た経験として断言できるのが「人を動かすことはできない」ということです。
ならばどうするか?
梅田さんは、「人が動きたくなる」ようにしたり「自ら進んで動いてしまう」空気をつくるということに苦心したのです。
「人を動かす」というと自分の意図するように仕向けるという強制的かつ受動的・・・つまり「言いなりにする」という意味合いが強いです。
一方、「人が動く」では、自らの意志で動き出すといった自主的かつ能動的な行動をうながすものと言えます。
では、「人を動かす」と「人が動く」の違いを本書から抜き取ってみます。
『星の王子様』で有名なアントワーヌ・ド・サン=デグジュペリは以下のような言葉を用いることで「人を動かす」と「人が動きたくなる」の違いを述べている。
❝船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令する必要はない。代わりに、広大で無限な海の存在を説けばいい。❞
製品のセールスポイントを声高らかに語ったり、耳ざわりのいい言葉で語りかければ、製品の魅力を伝えることはできるかもしれないが、実際に製品を購入してもらうことは非常に難しい。
なぜなら、最終的に自ら「欲しい」「自分の生活に必要だ」と思わなければ、購入するといった行動に移すことはないからである。
これと似たような話が、ジャパネットたかた創業者高田明(たかた・あきら)さんの著書『伝えることから始めよう』にもありました。
大型テレビを売るときのMCの様子です。
「皆さん、42インチの大画面テレビがリビングに来たら、格好いいでしょう。
お宅のリビングが一気に生まれ変わりますよ。素敵なリビングになるんです。
それだけではないですよ。
大きなテレビがあったら、自分の部屋にこもってゲームをしていたこどもたちがリビングに出てきて、大迫力のサッカーを観たりするようになりますますよ。
家族のコミュニケーションが変わるんです!」
大画面のテレビを紹介するのに機能や性能には触れず、その代わりに大きなテレビがリビングにあったら、生活がどんなふうに変わるか、お客様にとってどんな良いことがあるかあるかを想像させる演出をしているのです。
つまり、相手にとって行動に移すまでの動機付けをしたということですが、「人が自ら動きたくなる」という効果のある言葉ですよね。
この『伝えることから始めよう』の書評記事も書いてみましたので、よろしければ目を通して見てください。


これは、広告業界だけに当てはまることではなく、家族や親しい人を巻き込んだり、仲間を鼓舞する際にも同じことがいえます。
相手が自ら進んでしまう空気感を出すことができれば、人は自然と行動するものなのです。
そのためにも発する言葉に深みを持たせる必要があります。
つまり、「内なる言葉」に意識を向け続け育てる習慣を持つことです。
梅田さんは「内なる言葉」を磨く全身思考法を提案しています。
「内なる言葉」を育てよう
内なる言葉の解像度を上げる
言葉には会話やメールなどで使っている「外に向かう言葉」と、物事を考えるために無意識に使っている「内なる言葉」が存在することは、先ほどから説明しました。
「外に向かう言葉」の質を高めるには、「内なる言葉」を豊かにし、強化することが大事です。
この「内なる言葉」とは、人が物事を考えるときに頭の中で使っている言葉であり、考えを進める、広げる、深める、といったあらゆる側面で機能するのです。
自分の考えていることが言葉になった外に向かう言葉を磨くために、そのタネとなる内なる言葉を把握し、広げていく。このプロセスは内なる言葉の解像度を上げるための作業であるといえます。
解像度の説明は省きますが、図で表すとこんな感じです。


左の「A」の文字が解像度が低い状態です。フォーカスの甘いピンボケ写真のようなイメージですね。その一方、右の「A」の文字は解像度が高い状態です。鮮明であり、誰がどう見ても「A」と答えられるものになっています。
つまり、内なる言葉の解像度が高いほど、何を考えているかや、何がしたいかが鮮明になり、「話す」「書く」など発信しようとしている内容を把握できているということです。
内なる言葉の解像度を上げるためには、
- アウトプットする(頭の中の内なる言葉をとにかく書き出す)
- 拡散させる(アウトプットされた思考の断片を材料として、考えを拡張させる)
- 化学反応を起こす(普段の自分なら考えないようなこと、つまり逆を考える)
の1から3を繰り返す「思考サイクル」で正しく考えを深めなければいけません。


この「思考サイクル」で正しく考えを深める方法が「内なる言葉」を磨く全身思考法です
「内なる言葉」を磨く全身思考法
「内なる言葉」を磨く全身思考法
- 頭にあることを書き出す(アウトプット)
- 「T字型思考法」で考えを進める(連想と深化)
- 同じ仲間を分類する(グルーピング)
- 足りない箇所に気付き、埋める(視点の拡張)
- 時間を置いて、きちんと寝かせる(客観性の確保)
- 真逆を考える(逆転の発想)
- 違う人の視点から考える(複眼思考)
この「内なる言葉」を磨く全身思考法で、自分がいま最も解決したい課題を思い浮かべることで、本当に考えていることを把握し、考えを把握し、考えを進めていくことが可能になります。
どのようなテーマを頭に思い浮かべるかは、その人それぞれですが、例をあげると
- 自分という存在について
- 将来について
- 人間関係について
- 恋愛について
- 仕事について
- 就職・転職について
ということが、一般的ですよね。
具体的にどのようなことを考えるかについては、「自分という存在について」は、
- 一番大切にしている者は何か?
- どんな時に充実感を感じやすいか?
- やらなければならないことに追われていないか?
- 本当にやりたいことは何か?
- 他人には負けない得意なことはあるか?
- 今後、どう成長していきたいか?
といったトピックを想定して全身思考法の7つのプロセスを行っていくのです。
1つのトピックについて7つのプロセスを行ったならば、その後、テーマを変えて同じことをくり返していく。そうすることで自分の考えるクセや思考性を把握し、考えを正しく進める方法を得れるようになるのです。
それでは、7つのプロセスについてのポイントを取り上げていきます。
1.頭にあることを書き出す(アウトプット)
頭の中のあらゆる考えを外に出し、形を与えるだけで、どれだけ自分が考えているかを把握できるようになります。
書き出す言葉は、
- 単語でも、箇条書きでもOK
- A4サイズの紙、付箋などがいい(並べ替えたり、付け加えたりできるから)


2.「T字型思考法」で考えを進める(連想と深化)
「1.頭にあることを書き出す」から引き出した言葉を「なぜ?」「本当に?」「それで?」という問いを使い思考を広げる・深める。


3.同じ仲間を分類する(グルーピング)
- 似た内容の紙を同じ仲間に分類し、大きな方向性に分ける。
- グループ分けしたら、大きな塊が分類できているか検討する
- 最後に塊りごとに横に並べ、本心に迫っているたしかなものを上から順に縦に並べる。


4.足りない箇所に気付き、埋める(視点の拡張)
- 横のラインを意識し、考えを広げていく。
- 縦のラインを意識し、考えを深めていく。
- 重複がなく、漏れもない状態を目指す。


5.時間を置いて、きちんと寝かせる(客観性の確保)
- 1~4を行うと、自分の頭がどのような構造になっているか把握できるようになり、視野を広げることができるようになる。
- そして次に行うことは「何もしない」ことである。
- 時間をあけることで、もう一度作業に取りかかるときには脳がリフレッシュしているため、より客観的に作業に取り組むことができる。
- 時間を置く目安は、2~3日程度。
- これを2回1セット行う。
- 2回目には、6以降に出てくる行程を実行することで、さらに思考を進めていくのが理想的である。
6.真逆を考える(逆転の発想)
- 1~4までの行程でわかるのは「自分の常識の範囲内」でしかない。
- 常識や先入観から抜け出して考えるために真逆を考えてみる。
「自分がこれからどのように生きていきたいか」を例にすると
- 仕事で成功する ⇔ 成功ではなく、いい仕事をする
- 世の中をアッと言わせたい ⇔ 1人ひとりに寄り添う仕事をする
- 自分磨きを怠らない ⇔ 仕事で自分を磨く
- 専門性を高めたい ⇔ なんでも屋になる
など、否定としての真逆、意味としての真逆、人称としての真逆を用いることで、思考は確実に広がっていきます。
7.違う人の視点から考える(複眼思考)
様々な人の立場になって「あの人だったら、どう考えるだろうか?」を実践する。
たとえば、
- 普段からその製品やサービスを利用しているメインユーザー
- その逆で、利用するのをやめてしまった、かつてのユーザー
の立場に立って考えてみる。
その他には、
- 自分の家族だったら、どう思うか?
- 自分の同僚だったら、どう思うか?
- 自分とは逆の性別の人だったら、どう思うか?
など、自分の壁から、自分自身を解放するために、それぞれを想像し、参考にする。
物事のとらえ方というのは、その人その人で違うものです。
どれが間違っているという問題ではないのですが、あくまでも「自分の中では正しい」と思っている状態でしかないため、自分以外の誰かの視点で考えることで思考や考えの多様性を受け入れることが大事なのです。



「言葉が意見を伝える道具ならば、まず、意見を育てる必要がある」
これが、梅田さんが名コピーを生み出せる根源になっています。
「伝わる言葉」を生み出すには自分の意見を育てるプロセスがどうしても必要だということですね。
そのためにも「内なる言葉」を磨き解像度を上げていきたいものですね。
今回はその方法だけ記事に載せました。
本書ではプロが行う「言葉にするプロセス」といった育てた「内なる言葉」を外に発する際の2つのコツを紹介しています。
これも読みごたえありです。
ぜひ読んでみてください。
『言葉にできるは武器になる。』の感想・まとめ
言葉を生み出すのに必要なのは、動機である。
動機が大きければ大きいほど、伝えなければならないという使命感が強いほど、自分の考えていることを正確に、そして、余すことなく言葉にしようとする作用が働く。
言葉はその人自身の人間性や信念といった個性が反映されるものであるため、「モノは言いよう」で自分を大きく見せたり、相手から評価を得ようとしても意味がないからである。
言葉にできないということは、言葉にできるだけ考えられていないことと同じである。
ずいぶんと手厳しい言葉ながら、梅田さんが本書を執筆するきっかけになったのがこのようなことです。
つまり、自分の中にないものは、言葉にできないのです。
わたしなどは、ついとっさに人から話しかけられたり、質問を受けたときなど、満足に応対ができなかった経験があり、すごく悩んでいました。
「自分の中にない=自分の意見がない」ということなのですが、これは「内なる言葉」を磨いていなかったから起きることなのですね。
こういうところを気づかないままでは、いくらトーク術や話芸を勉強したところで、効果がないと感じました。
こんなわたしと同じような境遇と言いますか経験をされた方は、かなりいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな人のために『言葉にできるは武器になる』があると思います。
よろしければ手に取って読んでみてください。
『言葉にできるは武器になる。』の概要
本書の目次
『言葉にできるは武器になる。』
はじめに
1 「内なる言葉」と向き合う
2 正しく考えを深める「思考サイクル」
3 プロが行う「言葉にするプロセス」
おわりに
著者の紹介
梅田悟司(うめだ・さとし)
電通コピーライター・コンセプター。
1979年生まれ。
上智大学大学院理工学研究科修了。レコード会社を立ち上げた後、電通入社。
国内外の広告賞・マーケティング賞をはじめ、3度のグッドデザイン賞や官公庁長官表彰などを受ける。CM総合研究所が選出するコピーライタートップ10に2014、15年と2年連続で選出。
最近の主な話題作は、ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」「この国を支える人を支えたい。」、タウンワーク「その経験は味方だ。」「バイトするならタウンワーク。」がある。
また、2016年4月からオンエアされたTBS『日曜劇場99.9』ではコミュニケーション・ディレクターを務めるなど、ますます活動領域を広げている。
主な著書
『気持ちを「言葉にできる」魔法のノート』日経BP (2018/7/9)
『捨て猫に拾われた僕』日経BP (2022/2/2)
『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』サンマーク出版 (2019/9/20)
『誤解されない話し方』講談社 (2010/5/20)
『捨て猫に拾われた男』日経BP (2017/9/13)
『企画者は3度たくらむ』日本経済新聞出版 (2015/2/26)




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