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『中田式 ウルトラ・メンタル教本』から学びくじけないメンタルを鍛えよう!

コウカワシン

こんにちはコウカワシンです。

今回は中田敦彦(なかた・あつひこ)さんの著書『中田式 ウルトラ・メンタル教本』から学ばせていただきます。

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目次

『中田式 ウルトラ・メンタル教本』は、どんな本?

本書はこのような本

『中田式 ウルトラ・メンタル教本』は、ズバリ!「中田式くじけないメンタルと冷静なメンタルの養成メソッド」です。

あなたは、強い人間ですか? 

それとも弱い人間ですか?

このような質問をされたら、皆さまならどのように答えますか?

わたしは強い人間だ!

このように言い切れる人は、なかなかいないのではないでしょうか?

なぜなら、人間はそんな単純な生き物ではないからです。

お笑い芸人で現在、実業家、人気YouTuberとしてご活躍中の中田敦彦さんは、「人はそれぞれのシチュエーションによって、強くなるときもあれば、弱くなるときもある。だから「強い」「弱い」の二択で考えることはできない」と言います。

それでも、混沌とした現代を生きていくためには、メンタル的にタフである必要があります。

中田さんは、元々が芸能界という競争社会を生き抜いてきた経験から、これだけ複雑化した社会の中で、たくましく生き続けるために必要な強さとは「くじけなさ」「冷静さ」だと言います。

この『中田式 ウルトラ・メンタル教本』では、「くじけないメンタル」と「冷静な思考」を持つために中田さんが41のノウハウを紹介しています。

本書は誰におすすめか?

本書は、このような人におすすめです。

『中田式 ウルトラ・メンタル教本』がおすすめな人

  • 先行きが不安で、いつもネガティブに考えてしまう人
  • いつも周りの目や意見が気になって、自分らしさを出せない人
  • 自分に自信がない人
タロー

人気お笑い芸人から人気ユーチューバー!

中田敦彦さん、いや、あっちゃんの活躍はすばらしいよね。

ぼく、あっちゃんの運営するYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」をよく見ているよ。

とてもわかりやすく解説してくれるから、子どもでも理解できるよ。

パソコンくん

そうだよね。

あっちゃんの動画は大人気さ。

けど、ここまで来るのは並大抵ではない努力をされたことだろうね。

メンタル的にもたいへんだったと思うよ。

でも、あっちゃんが書いた『中田式 ウルトラ・メンタル教本』では、ケースバイケースでメンタルの整え方を教えてくれる。

あっちゃんもいろんな経験をし苦労をしていたというのもよくわかるしね。

だから、先行き見えない未来に不安を感じている若い人ばかりでなく、もっと上の世代の人も読むといいんじゃないかなあ。

『中田式 ウルトラ・メンタル教本』の要点は?

「武勇伝」「PERFECT HUMAN」で一世風靡し、現在ではファッションブランド「幸福洗脳」を運営する実業家、並びに「中田敦彦のYouTube大学」ではチャンネル登録者数462万人(2022年4月10日現在)を誇る中田敦彦さん。

紆余曲折しながらも現在の地位を確立し、今後もますますブレイクし続けるその強さの源が「くじけなさ」「冷静さ」にあるということなのです。

この『中田式 ウルトラ・メンタル教本』では、そのような中田さんの強さ41選がギュッと詰まっています。

コウカワシン

その中から、わたしの独断と偏見で「基礎編」「仕事編」「人間関係編」「組織・集団編」「人生編」という項目から2つずつ取り上げてみたいと思います。

基礎編

心は、天気と一緒だ。
快晴もあれば、大雨もある。
いつも自信満々の人なんていない。
人はひとりでは生きられないのだから、
むしろ基本的に人は弱い。
まずは自分の「弱さ」を知ろう。
そうすれば、やるべきことと、
やらなくていいことがハッキリする。
それが「強さ」への第一歩だ。

ネガティブな自分を変えない

自分にない言葉に触れてみよう。それが心の養分になる

「よく食べる」「よく寝る」この2つだけで乗り越えられる

人間ですので仕事などで自信がなくなったり、ネガティブな気分に支配されるってことは、ありますよね。

そんなときの対処ってどのようにされていますか?

「気持ちを取り戻すために、さらに仕事をする」

とか

「自分のダメな部分を他人に指摘してもらう」

と考える人はすごくまじめで誠実、そしてわたしからみたら、すごく強い人ですね。

中田さんは、対処法としては完全に間違っていると言います。

なぜなら、自信を失ったときに、どうにか対処しようとするあまり、他人の意見を聞こうとする気持ちは一見ポジティブながら、それは栄養失調の状態で断食するようなもので、得策ではないとしているのです。

中田さんは、もし自分がそうなったときは、「よく食べる」ことと「よく寝る」という2つのことを実践しているそうです。

つまり、無理に状況を打破しないということです。人間誰しもネガティブになるときがあります。「ちょっと休んでおくか」くらいな開き直りが回復を早くしてくれるとのことです。

それから、「自分からは出てこない言葉に触れる」こともネガティブな心を癒す養分になると言います。

中田さんには同期芸人ではんにゃの金田哲(かなだ・さとる)さんがいらっしゃいますが、中田さんが精神的に孤立したときに食事に誘ってくれ、このような言葉をかけてくれたそうです。

「いつも闘っているあっちゃんを、俺は本当に尊敬しているよ」

中田さんは、この言葉を聞いて、すごく気持ちがラクになり、金田さんにすごく感謝しているそうです。

たしかに、心が落ち着き冷静にものごとを考えられる状態なら反省する意味でも短所などを自覚するのはいいですが、精神的にネガティブなときには、身体も精神も悲鳴をあげています。

そんなときこそ、「食べる」「寝る」という人間の基本的な欲求に従ったり、友人などに慰めてもらうなどの「自分には出てこない言葉」を聞くことで心を落ち着かせることが第一なのです。

コウカワシン

わたしは、自信がなくなったり、ネガティブになったときは、自分を責めて責めて、追い詰めていました。

でも、時間は過ぎていくし、自分を責めたからと言っても事態は好転しません。

だったら、開き直って気分転換したほうが早く立ち直れる可能性がありますよね。

中田さんの「人間の基本的な欲求に従う」という対処法はすごく共感しました。

雑音は聞かない

肉親といえども、他人。わかり合えなくてもいい

世代間ギャップは埋めようがない。異論は聞き流そう

親子で話をしていて、わかり合えないときってありますよね?

とくに将来の希望を親に切り出したときに、親の理解が得られないということは、よくある話ではないでしょうか。

そんなときに

「親父は何もわかってくれない!」

「バカ息子が!出ていけ!」

と、このような展開になった人もいますよね。

中田さんは、芸人を目指すと親に切り出したときに、このような感情的にならないように苦心しました。

そして取ったのが「感謝」「謝罪」です。

今まで育ててくれたこと、お金や時間をかけて、進路についていろいろ助けてくれたことを感謝し、大学まで出してもらいながら親の希望通りの道に進まないことを謝罪したのです。

それから、自分が進もうとしている芸人の道に対しての願望、そしてそれにともなう綿密な計画をしっかり伝えたのです。

心がけたのは、「自分の言い分を通すために、論理的になること」です。それにより、先ほどのような感情的なやりとりは回避できます。

ですが、結局それは、自分の意見(論理的な説明)だけして親の意見を聞かなかったということになります。親の価値観を受け流したということです。

親といえども、他人です。しかも高度経済成長やバブルを経験した親世代と不況と就職氷河期が標準設定された中田さんの世代では、ジェネレーションギャップが当然あります。

つまり、価値観がかなり違うということです。

「異なる価値観はすなわち雑音」です。自分にとって必要のないものということです。

その他、中田さんがユーチューバーをやっていることに批判的な人もいます。でも中田さんは無理に理解を得ようとは思っていません。

結局、「自分は自分、他人は他人」なので、どうしたって考え方は異なります。ですが、異なるという事実が理解できれば、聞き流せる。意見の違いに怒ることもなくなるというわけです。

ということで、「無理に相互理解なんてしなくていい」と割り切ることが、思い悩む心の負担を軽くできるのではないでしょうか。

コウカワシン

わたしも将来進む道を選ぶときに、親と半分仲違いのような感じで家を出ました。

たしかに理解は得られないものですが、

中田さんのように今まで育ててもらった「感謝」と意に沿わない道に進んだ「謝罪」は、やはり大事なことだなあと感じました。

仕事編

いまやテクノロジーの変化は秒速だ。
あなたはその凄まじい変化の
波から逃れることはできない。
でも、これはチャンスだ。
未知の仕事が待っているのだから。
あなたは未知の仕事を通して、
未知のあなたに出会うのだ。
これ以上、楽しいことってあるか?

変化を恐れない

世の中は常に過度期。だからあなたも変化と無縁では生きられない。

「副業」であなたのなかに多様性を作ろう。

世の中は、変化し続けています。

人々の娯楽は、映画からテレビに移り変わり、メディアの王様となったのも今は昔、今後はインターネットの動画コンテンツにその座を明け渡すことでしょう。

携帯電話だって、PHSがなくなり今ではスマホがガラケーに取って代わりました。レコードはCDになり、もはや音楽は配信で聴くものになっていますよね。

つまり、今絶頂期に達している技術や産業も、やがて斜陽を迎えるということです。時代のニーズが変われば、それまで隆盛を誇った仕事が縮小されるのは仕方がないと言えますね。

そこで、わたしたちはその変化に対して、恐れない気持ちが必要なのです。

そして、そのような変化に対しても順応できるように準備しておくのは、これからの合言葉になっていくことでしょう。

その準備の一環として、中田さんは「副業」を奨めています。

たしかに今の職業では就業規制などから「副業」が難しいという人もいます。しかし原則副業禁止の公務員でも、作家活動や家業の手伝いが許されるなどのケースはあります。

たとえ就業規制があったとしても、例外はあるかもしれませんので、会社にかけ合ってみるのもいいのではないでしょうか。

極端な話、「メルカリ」などで不用品などを売ってお金を得たとしたら、それはもう副業です。ですので、変化し続ける世の中で生き残るため、「副業=不可能」の感覚を捨て去るだけでも何かしらのヒントになると中田さんは言います。

コウカワシン

わたしも副業としてブログを書いています。

たしかに収益化するにはまだまだ努力が必要ですが、今やっていることは今後のスキルアップにもなると考えています。

もし、うそだと思われるなら、だまされたと思ってブログを始めてみてください。

ブログは、初期費用も少なく済むし、文章を書くというライティングスキルは、本業でも生かせます。

わたしもブログ仲間ができればうれしいですし、応援したいものです。

ぜひ、「副業」するということに果敢にチャレンジしてください。

やりたいことを探さない

大切なのは「何をしたいか」ではなく、「何をすれば喜ばれるか」

向き不向きはやってみないとわからない。まずはチャレンジしよう。

「わたしたちはなぜ、仕事をするのか?」

このように考えたことはありませんか?

「それはお金をもらえるから、評価が高まれば、お金がもっと入り裕福になれる。すると、ほしいものが買える」

と、今の日本は、このマインドに支配されている人が多すぎると中田さんは言います。そして、このようなマインドを持った人は「やりたいことが見つからない」とボヤくそうです。

あるアフリカのとある国では、村人のそれぞれに役割があるそうです。力持ちならものを運ぶ仕事、魚や動物を捕まえるのが得意なら狩猟、子どもたちだって水汲みに行き、役割が決まっています。

つまり何かしらの形で貢献しているということです。

都市生活ではそれを見出すのは難しいです。自分の価値がわからなくなったり、能力に自信が持てなくなることもあるでしょう。

中田さんは「喜ばれることをやればいい」と言います。そして、「こうすれば喜ばれそうだな」と思えることをやることを推奨しています。

お金持ちになることばかり夢見ていないで、「これで役に立ちたい」と思えることにチャレンジするのです。

料理が得意ならレストランで働いてみるといいでしょう。やってみないとそれが本当にやりたいことなのかどうかはわかりません。ダメだったらやめてもいいのです。

失敗は、チャレンジする者の特権なのですから。

コウカワシン

昔から、職業に関してはあこがれ、自分の好きとか得意なものにだけ、興味を持っていました。

そういう視点で考えると、消去法で考えがちです。

ですが、「人の役に立てる」ということを視点にすれば、職業選択も広がりますね。

未知へのチャレンジなら、迷わずすればいい!

失敗は、チャレンジャーの特権なのですから。

人間関係編

大前提として、人間関係は毒である。
あなたがいま悩んでいること、
その根っこには、
人間関係が潜んでいるはず。
でも、あなたに喜びをもたらすのも
またどこかの誰かだ。
ということは、人間関係のストレスを
大幅に減らせば
喜び倍増、そうなる。
そんなことが可能なのか?
可能なんです。

まわりの評価を気にしない

まわりの評価に振り回されたくないなら「高エネルギー体」になれ。

「最高に楽しい」「すばらしいね」ポジティブな言葉を連呼しよう。

同じ人間とは思えないくらい、とてつもないエネルギーを持っている人を中田さんは「高エネルギー体の持ち主」と呼んでいます。

その代表格に挙げたのが明石家さんまさんです。

さんまさんはいつも明るく元気でエネルギッシュ。それでいて何かしらのカリスマ性があり、そこにいるだけで「この人、なんかすげえ!」と思わせてくれるのです。

このような「高エネルギー体」の人には、3つの共通点があるそうです。

  • 姿勢がよく、堂々と歩く
  • 初対面の人とは必ず握手をする
  • すべてにおいて行動が早い

そういったことがナチュラルにできる人、これが「高エネルギー体の持ち主」なのです。

「こうしたら得だ」という作為はなく、歩く姿もかっこいい、ごく自然に握手を求め、レスポンスが早いのは判断スピードが速いからと言えます。

さらに、他人からどう思われているかを気に留めていません。人が喜ぶ行動をナチュラルにできるから結果的に評価されるということです。

そんな人になりたいですよね。

実は、誰でも近づくことができると中田さんは言います。それは、「ポジティブな言葉を口にする」です。

たとえば、「今日も最高に楽しいなあ」「すばらしい1日になるぞ」といった言葉です。そのような前向きになれる言葉を連呼しましょう。

ネガティブなことがあっても、ポジティブな言葉に変えてみましょう。

たとえば、急に雨が降ってきても「肌が保湿できる!」と言ってみるなどです。

とにかく、「高エネルギー体」を目指してみて損することはひとつもありません。まわりの評価に一喜一憂することもなくなるのではないでしょうか。

それだけで、魅力的な人間になっていけるくらいのスキルなのです。

コウカワシン

つまり、ポジティブな言葉を連呼することで自分に自信がつく、自信があるから、まわりの評価に振り回されない、そしてさらに「高エネルギー体」の魅力ある人物に成長する・・・。

これは絶対実践するべきですよね。

相手を決めつけない

「おまえはこういうヤツだ」とは絶対言わない。

決めつけは悪質。決めつけは相手の可能性を折る。

「最近の若いヤツは○○だ」

こんな言葉、耳にしたことがありませんか?

中田さんは2019年から、青山学院大学の客員講師として教壇に立っているそうです。その中で、感じたことは全体的にいまひとつ自分に自信を持っていない。将来の夢についても、具体性のない学生が多い印象を持ちました。

口の悪い人なら「最近の若いヤツは、どいつもこいつも覇気がないな」と言うでしょうね。でもこんなふうにいうのは完全にNGで、0点だと中田さんは言います。

若い人たちは、上の世代からの「決めつけ」を恐れているからです。

わたしのような50代の人間でも20代のころ、上の世代の人から「おまえはこういうヤツ」と決めつけられるのは不愉快でした。

ですので、同じような思いをさせないのが、先輩の役目だし、決めつけというのは、自分がそもそも思考停止だと証明しているようなものです。

そこで、中田さんが学生とのやりとりをひとつ紹介しています。

ある起業したいけど、何をするべきかわからない学生の話。

中田さんが「どんなことがしたいの?」と尋ねると学生から「とにかく、人を幸せにしたいです」と答えました。

これだけでは漠然としています。ヒアリングを重ねると「家族や友人が幸せになることがしたい」ということがわかってきました。

幸せにしたい範囲は明確になりましたが、肝心の業務内容が見えてこない・・・。そこで、質問を変えました。

「ところで、君はどこに住んでいるの? 趣味は?」
「調布です。趣味はサッカーで、地元のFC東京が好きです」

ようやく、学生の個性が見えてきて、熱烈なFC東京ファンであることがわかり、中田さんは学生に「FC東京のファンや関係者が幸せになるサービスを考えてみたら」とアドバイスしたのです。

そこで見えてくるのは、学生はFC東京のファンである自分に何の価値も感じていなかったということであり、それをヒアリングで彼の個性であることを見つけてあげたということです。

最初に「何をするべきかわからない」という人に「おまえには何もできない」というのは簡単です。ですが、そのような決めつけはその人の人生に光を見つけてあげることはできません。

どんな人にも個性があり、話をじっくり聞くことで発見があるかもしれません。社会の先輩は、そんな若者の可能性を信じ、それを生かしてあげるアドバイスをすることが自分の役目だと意識することが大事です。

若者のことを決めつけてこき下ろす人がたまにいます。そういう人は何も生みません。若者に必要な可能性を折ってしまう人なのです。

ですので、これから社会に出ていく若者の皆さまは、そんな人がいることを認識し、そんな人の言うことはくれぐれも相手にしないことです。

コウカワシン

この話、バブル期に就職活動し、先輩たちから「新人類」とこき下ろされた世代のわたしはよくわかります。

「俺の若い頃は○○だった。それに比べておまえは~~」的な話は、耳タコです。

せめて、自分だけはそれを言わないようにしようと誓いました。

先輩としての役目をしっかり果たしていきたいものです。

組織・集団編

組織・集団は
いつもあなたに強要する。
「それは間違いだ」
「それは正しいよ」
「そんなことしちゃダメだよ」
そういう無言の圧力が渦巻くのが
組織・集団だ。
でも、うまくマインドセットすれば、
そんなの余裕でかわせちゃうんです。

競わない

競争相手が多いところでがんばるな。

ニッチなところでオンリーワンになろう。

わざわざ倍率の高いところを目指しても、「労多くして功少なし」です。

中田さんが芸人デビューする前から、グルメブームは始まっていて、食レポの仕事は飽和状態でした。先輩芸人のアンジャッシュ渡部健さんをはじめ、グルメタレントは大勢いたのです。

多くの実力者がひしめく場所に行っても競争に呑まれるだけで、勝ち目がないと悟った中田さんは、グルメ企画には参戦しませんでした。

そこで、「芸人×ユーチューバー」「芸人×アパレル経営」「芸人×大学講師」といったニッチな分野に活路を見いだしたのです。

ですので、もし「食」ということに関わるなら、「戦国時代の食糧事情」とか「チンギス・ハーンはどうやって兵士たちの食事を手配したか」といった考察がメインになるとしています。

それって、ほかの人はあまりやらないでしょうね。だから、チャレンジのし甲斐があると中田さんは言います。

他のことでも同じです。

競争相手の多い分野では勝負せず、異なる切り口を探す。そこから自分自身のオリジナリティも生まれてくるということですね。

コウカワシン

人気の分野は、飽和状態。

そこから抜け出すことは容易ではありません。

ですので、ニッチな分野を探し、オンリーワンになる。

それを目指していきたいものですね。

新世代を遠ざけない

チャレンジとは常に未知の世界。不安や恐怖はあたりまえ。

みんなで希望を語ろう。そこに可能性がある。

未知のことにチャレンジするのは、誰でも怖いものですが、成功者と呼ばれる人は、それをやり遂げてきました。

ライブドアを創業した堀江貴文さん、SHOWROOMの前田裕二さんも、最初の成功をつかむまではただの学生でした。中田さんも今チャレンジしていることは未知の領域です。

新しいことにチャレンジしているあいだは、芸人とか経営者とか学生とか、立場はまったく関係ないと中田さんは言います。

そのことを若い人に向けて熱弁しても、若い人の多くは、「わたしたちはまだ何者でもありません」「何も成し遂げていません」と、どこか冷めていると言います。

中田さんは、「若い人の自信のなさは大問題」であるとし、こういう若者たちを真っ先に元気づけなければならないのが、中田さん世代の30代・40代だと断言します。

というのも、不況のなかで世に出た世代である30代・40代こそ、彼らのあきらめや不安に対してリアルに寄り添えるからだとしているからです。

つまり、同じ価値観を共有しているということです。だから一緒に希望を語るというふうに寄り添ってあげなくてはいけません。

中田さんなら、「自分が何者なんて考えなくていい。だいたい、どんな人間も生まれてきたときは何者でもなかった。ぼくもそう。だから、キミのなかのエネルギーを発揮してほしい。最初からあきらめる必要なんてない」と呼びかけるそうです。

そしてこれは、自分自身に向けての言葉でもあり、「若者を励ますこと=自分を励ますこと」だともしています。

若い世代を遠ざけるのではなく、きちんと向き合う。それは巡り巡って自分のためでもあるのです。

コウカワシン

未知のことに不安なのは誰でもあることです。

チャレンジの芽を摘むのではなく、「どうすれば成功するか」を一緒に悩んであげる。そして励ます。

わたしも自分の経験だけでなく、広い範囲で情報を集め、自分なりに若い人をサポートできればと思います。

人生編

「こうでなければならない」
という縛りを捨てること。
今この瞬間を楽しむこと。
そして、自分の直感を信じること。
それがあなたを正しくする、
僕はそう信じています。
レクチャーの最後は、
あなたが秘める
無限の可能性について。

自信はいらない

自分に自信のない人ほど、自分自身をさらけ出そう。

出し惜しみせずにやり続ければ、必ず武器は見つかる。

先ほどの「新世代を遠ざけない」の内容に少しかぶりますが、若い人の自信のなさは大問題です。

たぶんそのような人は、自分の良さとか個性が自覚できていないのではないでしょうか。これは何でも完璧にできないと「できない」としてしまう日本人の特性ともいえると思います。

たとえば、簡単な曲ならピアノで弾くことができるのに、「自分はピアノが弾けない」としてしまう日本人は多いと思います。それが外国人なら「猫ふんじゃった」しか弾けなくても「自分はピアノが弾ける」と胸をはります。

このような、ある意味図々しいところが欲しいものではありますが、これは仕方がないことです。

ということで、手持ちのカードで勝負することになるのですが、自分に自信がないと思うのならなおのこと、自分をさらけ出すべきだと中田さんは言います。

学校のこと、仕事のこと、趣味のこと、性格のこと、好きな食べ物のこと、友達のこと、家族のこと・・・・・・。どれも面白いことではないかもしれませんが、思いつくそばから、自分のことを出し惜しみせず次々に明かしてみましょう。

たとえば、

「○○さん(あなた)は、高校時代、自転車通学だったんだ」

「ええ、みんなそうでした」

「バスや電車は?」

「私の家は、駅から車で30分のところだったから、電車だと遠回りになるんです。それにバスは一日に三度しか走らなくて」

「へえ~、すごいところに住んでいたんだね」

このような一見ふつうのやりとりの中から、自分にとってはあたりまえのことでも、他人にとってそうではないことはいくらでもある可能性があるのです。

都会育ちの人には、想像すらできない田舎の事情。そしてそこに生まれ育ったあなたは新鮮な人物として映ります。

それこそが個性であり、武器にもできるんです。

つまり、平凡な人なんていなくて、どの人もどうしようもなく個性的なのだということです。

ですので、自分に自信を持て、というわけではなく、むしろ自信なんてなくてもいい。むしろ自分の中の自信のない部分に実は宝が隠れているということです。

ですので、大切なのは、尻込みせず、出し惜しみしない姿勢を持つということに限ります。

コウカワシン

わたしも田舎者で、地元には30分に1本しか電車が通っていません。バスの路線も廃線になりました。

都会の人から見たら新鮮に映るかな(笑)

とにかく、自慢話にならないことでも、もしかしたら自慢話にできるかもしれないんです。

チャレンジするべきですね。

絶対にあきらめない

挫折しても、新しいステージはすぐそこにある!

あきらめてもいい。でも自分自身を絶対にあきらめるな。

中田さんは、オリエンタルラジオでテレビの冠番組やゴールデンの番組を任されたりしても、このままテレビを続けることがゴールではないと思われたそうです。

理由は、テレビの視聴者が高齢化して、それに伴って番組などの内容も高齢者向けになってきたからです。

世代的に見て、20代~30代からは納得いく視聴率が取れてはいるものの、テレビを観る層の多い50代からはさっぱり。つまり自分はテレビというジャンルでは負け組だということがわかってしまったのです。

ですが、このままで終わるわけにはいきません。そこで、自分に関心を寄せてくれる視聴者の多い動画配信などの方向にシフトしたのです。

今では、460万人を超えるYouTubeチャンネル、アパレル、オンラインサロンなど、たくさんのコンテンツを運営する第一人者になられました。

それでもなお、新しい実験、挑戦を続けていかれています。

つまり、あきらめなかったから今の地位があるということなのです。

皆さまは、今までで、何かあきらめたことはありますか?

わたしはたくさんあります。

学生時代からやっていた楽器(トロンボーン、トランペット)は、今はもうやっていませんし、加入していた合唱団も退団、マラソンも子どもと一緒に始め10年ほど続けた空手もやめてしまいました。

どれも嫌になったわけでなく事情があり、やむを得ずやめたものばかりですが、また何か新しいことをやってみたい気持ちはあります。

中田さん風に言うと、「何かをあきらめるというのは、新しいステージに進むためのステップ」だということになります。

ですので、今後もくじけてあきらめることがあったとしても、その時その時を思考し、自分自身をあきらめたりはしないということを心に決めました。

コウカワシン

人間ですから、挫折もあるし、なかなか立ち直れない事態に陥ることもあるでしょう。

けど、たった1回の人生です。

今ここで自分があきらめたら、これまで頑張ってきた自分に悪いと思います。

時代の変化を受け入れるあきらめは仕方ありませんが、自分自身をあきらめることだけはしてはいけないということです。

『中田式 ウルトラ・メンタル教本』の感想・まとめ

本の最後に、このようなやりとりが載っています。

「人に好かれる方法を教えてください」

中田さんがある人から相談されたことです。中田さんは、その人にこう答えました。

「人を好きになること」

そうなんです。人に好かれるには、自分が人を好きにならなければいけません。

つまり、「受動的であるより能動的であれ」ということなのです。

今の日本は、ものや情報があり余るぐらいあふれていて、何もしなくても何でも手に入る状態です。ふつうに生活する分には受動的であった方がストレスのない生活が送れるということですよね。

しかし、わたしたちは意思を持った人間です。好きに生きるためには受動的だけでは、やっていけません。

ということは、多少のストレスを感じながらも能動的に活動しないと到達できないということです。

でも完璧な人間なんていませんし、時間も有限です。迷いながらもどこかで、思考し、取捨選択し、自分の信じた道を進んで行くしかありません。

メンタルが持たないと感じることもあるでしょう。

本書は、どのような人にもできるメンタルの整え方をやさしい解説で教えてくれます。

今まさに、世界の先行きがわからなくなってきました。何が真実で何が正義なのかも理解ができない状態です。ものごとがどのように変化していくかも予想できる人はいないでしょう。

そんなときに、自分に軸がないと、思わぬ方向に流されてしまいます。

その軸を作るためには、メンタルを整えることが第一であり、整ったメンタルから自分なりに答えを出すことができるのではないでしょうか。

ですので、誰もが本書から、鬼メンタルを手に入れたなら、日本は強い国民として、また羽ばたけると思います。

ぜひ手に取って、ご一読ください。

なお本書は、Amazonの本読み放題サービス「キンドルアンリミテッド」の対象本(2022年4月10日時点)です。

キンドルアンリミテッドは、ビジネス書からマンガまで幅広いジャンルの本が読み放題です。ぜひこの機会にご検討ください。

『中田式 ウルトラ・メンタル教本』の概要

本書の目次

『中田式 ウルトラ・メンタル教本』

はじめに

レクチャー1⃣ 基礎編
01 ネガティブな自分を変えない
02 自分の「個性」にとらわれない
03 新しいものばかり追わない
04 カッコつけない
05 力を誇示しない
06 雑音は聞かない
07 気持ちを込めない
08 ピンチのときにひるまない

レクチャー2⃣ 仕事編
09 変化を恐れない
10 やりたいことを探さない
11 意見の9割は聞かない
12 最初にお金の話をしない
13 ギブ&テイクしない
14 「自分」を見せない
15 身構えない
16 モノは持たない
17 次世代に資産を残さない

レクチャー3⃣ 人間関係編
18 変なヤツを拒絶しない
19 まわりの評価を気にしない
20 「人脈」と言わない
21 ほめられようとしない
22 友だち多い自慢をしない
23 友だち少ない自慢もしない
24 身内と仲良くしない
25 相手を決めつけない
26 人にあこがれない

レクチャー4⃣ 組織・集団編
27 組織に浸からない
28 無理に緊張を解こうとしない
29 アドリブをしない
30 競わない
31 新世代を遠ざけない
32 無遅刻無欠勤を目指さない
33 顔色をうかがわない

レクチャー5⃣ 人生編
34 夢を見ない
35 幸福を求めない
36 自信はいらない
37 感情をおさえない
38 同じ場所に居続けない
39 正しくあろうとしない
40 長生きしようとしない
41 絶対にあきらめない

おわりに

著者の紹介

中田敦彦(なかた・あつひこ)

1982年生まれ。

2003年、慶應義塾大学在学中に藤森慎吾とオリエンタルラジオを結成。
2004年にリズムネタ「武勇伝」でM‐1グランプリ準決勝に進出して話題をさらい、ブレイク。
またお笑い界屈指の知性派としてバラエティ番組のみならず、情報番組のコメンテーターとしても活躍。
2014年には音楽ユニット「RADIO FISH」を結成し、16年には楽曲「PERFECT HUMAN」が爆発的ヒット、NHK紅白歌合戦にも出場した。

マルチな活動はとどまるところをしらず、2018年にはオンラインサロン「PROGRESS」を開設。
さらに2019年からはYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」の配信をスタートし、わずか1年あまりでチャンネル登録者数が250万人を突破。

いまもっとも注目されるユーチューバーでもある。

主な著書

勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書』SBクリエイティブ (2019/11/19)
混沌を泳ぐ -PROGRESS STORY-(1) PROGRESS BOOKS (2021/7/19)
幸福論 「しくじり」の哲学‎ 徳間書店 (2020/8/28)
労働2.0 やりたいことして、食べていく PHP研究所 (2019/3/14)
大合格 参考書じゃなくオレに聞け!』KADOKAWA (2017/8/7)
天才の証明』日経BP (2017/11/2)
僕たちはどう伝えるか』宝島社 (2018/9/19)
芸人前夜』ワニブックス (2013/11/27)

コウカワシン

最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

四国在住。
ミニマリスト。趣味は映画観賞と音楽鑑賞、読書、野球観戦。
映画は特に好き嫌いなくほとんどのジャンルーを観ます。音楽はジャズとクラシックが大好きです。読書は歴史書が好きでよく読みます。

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