
こんにちはコウカワシンです。
今回は、しみけんさんの著書『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』から学ばせていただきます。
超一流のAV男優しみけんさん。
本書の題字にもあるように1万人の女性と関わってこられました。そういった中で、「モテる男とは?」という多くの男性が悩む課題について明確な法則があるといいます。
「モテる男を語るのは、しみけんさんだからだろ?」と思いがちですが、その他ふつうにしていたら女性から相手にされないであろう(わたしを含めて)男たちは、そのままでいいのでしょうか?
男女の関係は、古来から未来、つまり永久的に続くものです。
ですので、この『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』から少しでも教えていただきましょう。
『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』がおすすめな人は?
本書がおすすめな人はこんな人です。
『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』がおすすめな人
- 自分はモテないと思っている人
- とにかくモテたい人
- モテる男とはどのような人か知りたい人




『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』は、どんな本?
本書の目次
『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』
はじめに あなたが「非モテ」から脱出できない理由、教えます!
PART 1 1万人抱いてわかった! モテる男の「女心をつかむ」発想術
PART 2 1万人抱いてわかった! モテる男の「さりげない」習慣術
PART 3 1万人抱いてわかった! モテる男の「すぐに使える」会話術
PART 4 1万人抱いてわかった! モテる男の「即返辞が来る」メール&LINE術
PART 5 1万人抱いてわかった! モテる男の「感じさせる」SEX術
特別収録 所長しみけんオンラインサロン「男女の仲 研究所」より女性会員が、人生で一番「この人モテるな!」「この人NGだな!」と思った瞬間
おわりに 「モテたい」が根底にあったから、いまがある
著者の紹介
しみけん
千葉県生まれ。
男優歴22年、出演本数1万本、経験人数1万人を超えるトップAV男優で性の求道者。
趣味は筋トレ、ダンス、食べ歩き。
ボディビル大会の入賞歴があり、BSスカパー「地下クイズ王決定戦」(BAZOOKA!!)では第4、5回で地下クイズ王に輝く。
所長しみけんオンラインサロン 男女の仲研究所 https://community.camp-fire.jp/projects/view/222484
著書
『AV男優しみけん仕事論0.01 極薄』扶桑社 (2020/3/24)
『SHIMIKEN’s BEST SEX 最高のセックス集中講義』イースト・プレス (2017/5/20)
『人生最高のSEXに出会いたい貴女へ しみけんが教える56のルール』笠倉出版社 (2020/3/30)
『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである イラスト版』 セブン新社 (2020/5/19)
『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』 笠倉出版社 (2019/8/29)
『AV男優しみけんが教える うんこ座りでオトコの悩みの大半は解決する!』扶桑社 (2018/2/28)
『AV男優って稼げるの?しみけん式本気で目指すAV男優』笠倉出版社 (2020/12/19)
『光り輝くクズでありたい』扶桑社 (2015/5/29)
『やっぱり熟女がいちばんでした。』KADOKAWA (2018/2/28)
共著
『夫婦トレ(めおとれ)~「変わらない男」と「変わるしかない女」~』光文社 (2021/4/19)
本書の内容
『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』はズバリ!「モテ男になるためのバイブル」です。
amazonの書籍紹介より
発想術、習慣術、会話術、メール術、そしてSEX術…
真の「モテ男論」、ここに完結! 目からウロコの「金言」を初公開!
主催オンラインサロンの内容も特別収録!
カバーイラスト:峰なゆか
「性の伝道師」しみけんが、あなたを絶対にモテる男に変えます!
●ゾロ目、キリ番、ひと桁の車のナンバーは選ばない。
●家に帰ったら、2秒で全裸になる。
●「答え」「+α」「振り」の順で言葉を返す。
●相手に会話のシュートを決めさせる。
●メールやLINEは“前戯”と考える。
●「気持ちいい? 」ではなく、「大丈夫? 」と訊く。
みなさん、こんにちは。AV男優のしみけんです☆
最初に言っておきます。モテは99・8%、顔で決まります。
女性にモテるとは、「この人の遺伝子を残したい」と選ばれることです。
イケメンでもなく、金持ちでもない人は、
「3要素」を鍛え上げれば、必ずモテるようになります!
読み終わるころには、あなたも「モテる人」になっているはずです。
それでは、「モテ」への第一歩を踏み出しましょう! (「はじめに」より)



ちまたにあるモテ本やコミュニケーション術というのは、恋愛テクニック的なものが多いですが、本書では「女性にモテる」「セックスができる」をメインに、それぞれの要素を因数分解されています。
女性って、「この人と遺伝子を残したい」と思わせるような男性に惹かれるものです。
これは原始時代から少しも変わっていない女性特有の性質なのです。
ですので、本書はモテたい男性なら必ず読んでいただきたい一冊であります。
『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』の要点は?
まず、モテるためには「ビーチフラッグ理論」というのを理解しなくてはいけません。


モテの99.8%は顔で決まるなんて・・・悲しいこと言ってくれますよね。それからお金持ちじゃなきゃ女性はこちらになびかないなんて現実逃避したくなります。
でも人前に立つなんて・・・ハードル高そう。
上位3つに入れない人は、選手タイプとして、自ら女性にアプローチをかけなくてはいけません。



そこで、本書からわたしの独断と偏見で「モテる男」になるための要点を紹介したいと思います。
モテる男は○○である
モテる男は、好奇心がすごい
しみけんさんの経験上、「好奇心」のない男性はモテないそうです。
「AV男優として必要なものは何ですか?」と何百回聞かれたかわからない質問に対しての答えが「好奇心」なのです。
世の男性・・・とくに10代、20代だと、きれいな人やかわいい人など、見た目重視で、自分のタイプではない人ではない人が来たら、「ブスだなあ」とか「ババアだな」と、ネガティブな言葉が出てくるのではないでしょうか。
そのような人はモテません。一方で「この人はどのようなセックスをするのだろう?」「性について、どういう考えを持っているのだろう?」などと好奇心を持っていると、すべてに興味が湧いてきます。
そして、相手は自分に興味を持ってくれる人に好意を抱きます。
だってそうですよね。自分に関心がない人を好きにはなれないです。人間というものはそうやってモテていくということです。これはトップAV男優だけではなく、わたしたち一般人にもいえることですよね。
これは、別にセックスに限った話ではなく、何事にも好奇心を持っている人はモテるといいます。
たとえば、お酒が好きな人に対して好奇心があるかどうかを見極めるとき、しみけんさんは「好きなお酒の生産地、生産者に会いに行っているかどうか」といった質問をするそうです。
お酒の生産地や生産者に会っている人というのは、お酒についての造詣が深く、知識も好奇心もあります。なので、そういう人の話を聞くとおもしろいのです。
つまり、「凝る人」というのは、ほかのことに対しても好奇心がある可能性が高いので、一緒にいて楽しいし、有意義な時間を過ごすことができます。
おまけに「好奇心」のある人は、話のネタも豊富です。なぜならアウトプットするために常に話のネタを探しているからです。
よく話していて、話が面白かったり、話題の豊富な人がいると思いますが、そのような人はモテますよね。そんな人は必ず好奇心旺盛だといえるのです。



とにかく一緒にいて楽しい人はモテますよね。
イケメンでもない芸人さんがモテるのもうなずけます。こういう人たちはアウトプットのために好奇心を持っている。つまり、常に好奇心を鍛えているということですね。
わたしたちも好奇心をもって日々過ごしていきましょう。
モテる男は健康管理万全
健康な人と不健康な人・・・どちらと付き合いたいかといったら、やはり健康な人ですよね。どんなにイケメンでも美人でも、健康でなければ、モテても楽しい時間は少なくなります。
不健康な要因の一つに「食生活」があります。食生活の乱れは、体形のくずれや肌荒れが起きるなど、清潔感がなくなり、当然ながらモテません。
そして、食生活は男性ホルモンの分泌にも影響するそうです。男性ホルモンは、男らしさ、性欲、勃起力などに大きく関係してくるので、モテるためには必須なのです。
男性ホルモンは、主に3つあります。
男性ホルモン
- デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)
- テストステロン
- ジヒドロテストステロン
デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)
別名「若返りホルモン」。副腎や生殖腺で産出され、免疫活性化や循環改善をうながす男性ホルモンです。
分泌量は思春期に急激に高まり20代でピークを迎えますが、その後急激に分泌量が減少し、40代では約半分、80代ではほとんど分泌されなくなってしまいます。
このDHEAは、男性ホルモンなどの源となるので、これがないと始まりません。
テストステロン
別名「モテフェロモン」。筋肉や骨格を形成し、生殖器を元気にし、やる気と決断力の向上に作用します。
テストステロンは、加齢とともに減少し、25歳ごろが分泌のピークといわれています。でも、人為的に分泌量を増やすことが可能で、ミネラルが豊富なブロッコリーやニンジンなどの野菜を食べたり、筋トレをしたりすることで分泌が増えます。
日光に当たるのも血中テストステロン値が上がる効果があります。
ジヒドロテストステロン
別名「脱毛ホルモン」。テストステロンに「5α-レダクターゼ」という酵素が結びついて生成されます。毛髪ののもとになる「毛母細胞(もうぼさいぼう)」の働きを低下させます。
「5α-レダクターゼ」の働きを抑制するには、しっかりとした食生活と、睡眠、適度な運動が重要です。亜鉛やイソフラボンを摂ることが効果的です。



肥満は「モテフェロモン」であるテストステロンの分泌を低下させるので、太らないような生活を心がけるべきだとしみけんさんはいいます。
栄養のことを考えた3食、適度な運動、ちゃんとした睡眠は欠かせませんね。
モテる男はたくさん人前に立っている
小学生のとき、授業中にたくさん手を挙げて発表した人、かけっこが早かった人って、人気があったのではないでしょうか。そういう人たちは、とにかく目立ちます。目立つ人はモテるんです。
先ほどの「しみけん流・ビーチフラッグ理論」の図で3番目にある『人前に立つ』というのは、芸能人や芸人さんばかりでなく、わたしたちのような選手タイプの人でもやろうと思えばできるんです。
たとえば、SNSやYouTubeなどのアカウントやチャンネルをつくり発信するのです。最初は見ている人がゼロかもしれませんが、今世間から注目を集めている人だって、駆け出しの無名のころには誰にも見られていなかったそうです。
それと、人前に立つのは「見てくれがいい人」と考える人がいますが、そんな人も最初はふつうの人です。そのふつうの人が人前に立つこと、人に見られているという意識が、その人を魅力的にカッコよく、かわいく成長させていくのだそうです。
SNSやYouTubeでの発信は自分には無理と思う人は、とにかくスポーツの大会に出るなり、何かに立候補したりと、人前に立つのも効果的です。
たとえば、マラソン大会に出るとか、カラオケ大会に出る、会社内のプロジェクトに立候補するなど、他人から注目をされる立場になってしまうのです。
人前に立つということは、相手から自分に目線の矢印を向けさせることにつながります。そして自分の目線の矢印を相手に向けると、矢印同士がくっついて、チャンスが生まれます。
でも何から手をつけていいかわからないという人にこういうのはいかがでしょうか?
しみけんさんのおすすめは、SNSなどで自分チャンネルをつくり、スポーツジムに行って、トレーナーに「来年のボディビルの大会に出場したいです」と告げ、それからの過程を配信するのです。
そうすると、周囲の目線を自分に向けることができますし、なによりも身体を鍛えることで健康になり、より一層魅力的な男になれるということですね。



なかなか人前に立つというのは敷居が高いと感じますが、やったもの勝ちかなとも思います。やった後悔よりは、やらない後悔のほうが大きい気がしますので、果敢に挑戦すべきですね。
モテる男の習慣
モテる男は、食事マナーがいい
モテる男は、食事の誘い方も、チョイスするお店も、そして食べ方さえも、「相手を気持ちよく」させます。
「何を食べるかではなく、誰と食べるか」という言葉がありますよね。「この人と食事をしたい!」と思わせなければ食事会は実現しません。
つまり、食事もセックスも、相性やモテる、モテないが如実に現れるのです。
そこで、一緒に食事がしたいと思われる人間にならないといけません。第一は食事マナーに注意を払うことですね。マナーは周囲への配慮でもあります。
どんなに美味しい料理でも、素敵なレストランでも、相手のマナーが悪く、こちらの気分や周囲の人の気分を害していては、楽しい食事会にはなりません。
逆に、マナーをしっかりしたうえで、ご飯を美味しそうに食べる人や、よく食べる人からは、生命力が感じられ、健康に、さらに魅力的に見えます。
ベースのマナーを学んだうえで、わからないことは給仕の方たちに聞くのがスマートですね。こういったマナーはマナー講座などを受講するもよし、レストランで実践し、わからないことは給仕の方に教わるといった感じで、若いうちから学ぶのがいいそうです。
知恵のある人、笑顔のある人、そして美味しい料理のある場所に、人は集まります。モテる男とは、人の集まる中心に入れる人です。



「一緒に食事をする=デート」なんてシチュエーションは、よくあるシーンではないでしょうか。
一緒に食事をすれば、相手のこともよくわかり、仲良くなる可能性があり、その後の進展も期待させます。
ですので、まずは相手に失礼のない程度のマナーはぜひ身につけたいものですね。
モテる男は清潔感がハンパない
女性が最低限、付き合う相手に求めることは「清潔感」です。そりゃそうです。不潔な人とは付き合いたくありません。つまり、清潔感がないと、スタートラインにも立てないということです。
しかも、清潔感があるかどうかは、自分ではなく、周囲の人間が決めることです。
ですので、「自分は清潔にしているから大丈夫、言われなくても気をつけているよ」というのはNGです。自分では清潔にしているつもりでも、周囲からは不潔と思われているかもしれないので、服装や髪型は人に選んでもらうのが無難です。
どういった点について清潔感が求められるかですが、次の点に気をつけましょう。
清潔感チェックリスト
- 髪型
- 服装
- 肌
- 歯
- 爪
- ムダ毛
- 言葉づかい
では、注意するところを紹介します。
髪型
月に1回、美容室に行き、女性の美容師さんに、「さわやかにしてください。スタイリングも教えてください」と言いましょう。その際に、眉毛も一緒に整えてもらいましょう。
服装
服を選ぶときに店員さんに「さわやかコーデを教えてください」と伝えましょう。自分で選んではダメです。
肌
高いエステに行くもよし。
ですが、エステに行かなくても、運動と、保湿と、水分をしっかり摂るようにすればおのずときれいになっていきます。
歯
2カ月に1回、歯医者に行って着色を取りましょう。
爪
爪は、切るだけでなく、爪やすりで角を取りましょう。
女性は男性の体をとてもよく見ています。というのも女性の体の中に入ってくるのが男性器と手だからです。ですので、女性の体を痛めつけないためにも大事なことです。
ムダ毛
ムダ毛は剃るのではなく、脱毛がいいそうです。まずはヒゲからするのがおすすめです。予算があるなら全身脱毛すると、生まれ変わった気持ちになれるそうです。
言葉づかい
言葉づかいも気をつけましょう。清潔と不潔は、見た目だけではなく、言葉づかいにも表れますから、ぜひ意識しましょう。



最近、服のコーディネートを大山シュンさんのYouTubeや本から学んでいます。わたしだっていつまでもカッコよくありたいと思ってますもの(笑)
スタイリスト大山シュンのメンズ服講座 https://www.youtube.com/channel/UCRf_7nS9lxLZFfK6kJBvK5A
モテる男は決断力が抜群
モテる男はくよくよ悩みません。「自分で決めたことが最善手」としています。
たとえば、あるスーパーで、野菜を買ったあとに、他のスーパーを見たらそっちの方が安かったという感情を、自分から選択しないのです。
何かを選んだあとに、ほかの選択肢を見てしまうと、つい「あっちにしておけばよかった」と思ってしまうのがモテない男の傾向だとされています。
モテる男は、たとえその決断力が裏目に出たとしても、「反省こそしても後悔はしない」とし、自分の成長の糧にするという思考を持っているのです。
モテる男が決断力が抜群なのは、前出の「男性ホルモン」の影響があります。
男性ホルモンがあふれている人は、仕事がバリバリで、体つきもたくましく、考え方も、決断力も優れています。
さて、その決断力の鍛え方についてしみけんさんが行っていることを紹介します。
- 飲食店で食べたいメニューを即決めする
- 車の運転
飲食店で食べたいメニューを即決めする
お店に入って席に着いたらすぐに店員さんを呼ぶボタンを押します。店員さんが来るまでにメニューを見て、店員さんが来るころには注文するものを決めている状態にするのです。
これは、「いつも同じものを頼む」ということではなく、どれにしようかなと迷わず、「いちばん口にしたい!」と思ったものを選ぶのです。
ちょっと訓練が必要ですが、即断即決する良い訓練ですね。
ただし、これを誰かといるときにやると、すごく嫌がられるので、注意しましょう。ひとりのときに限ります。
車の運転
車の運転は決断力の連続です。
車線変更したり、抜きつ抜かれつ、などの話ではなくて、どれだけ助手席の人が安心して乗っていられるか、思わず安心して寝てしまうような運転を目指すことをいいます。
しみけんさんの運転スタイルのこだわりは、ほかの車のブレーキングを点すことなく、エンジンは2000回転以下で、いかに周囲と乗っている人へ配慮し、燃費よく走るかです。
これを裏付けるかのように、運転手を雇い始めると、悪い意味でトゲがなくなるともいいます。トゲがなくなると、人に刺さるものもなくなります。
つまり、男性ホルモンの減少にもつながるということです。



このように、飲食店でメニュー即決めや車の運転を通じて「決断力」を鍛えることができます。すべてを人任せにせず、自らが決断をすることに意味があるのです。
それと、しみけんさんは「モテる男は厄年という言葉を使わない」とも言います。
「厄年という言葉に自分の能力の低下の責任をお仕着せるのではなく、自分で鋼鉄の魂を持って、自分自身で年齢という言い訳をつぶしていける男がモテるんだ」というのです。
見習いたいものですね。
モテる男の会話術
モテる男は、常に笑顔
モテる男は、いつも明るく笑っています。その楽しそうにしている姿は、どこか少年の心を持ったまま大人になってしまった人のように見えます。
「少年の心を持つ」・・・それはささいなことにも発見と楽しさを見いだす原動力になります。
子どものころの、見るものすべてが新鮮で初めてワクワクしていたあの感覚です。その心を持つには、素直な気持ちと、何にでも好奇心を持つことと、いつも本気でいることが大事です。
しかし、大人になるにつれ経験上、懐疑的にもなるものです。「信じてみる」ことと「期待して裏切られたときの落胆と怒り」のバランスもありますので、「信じるけど、期待はしない」というスタンスも必要です。
好奇心を持って「何か面白い話のネタを拾ってやるぞ」という気持ちを忘れすに、何事にも全力で行動することがモテ男にとって必須のマインドだということです。
子ども心を持った大人・・・このような人は、素直さに加え、アンガーマネジメントができている人が多いといいます。つまり、「笑顔と上機嫌は大人のマナー」ということです。
とはいっても、人間ですからいつも上機嫌のメンタル状態でいられないこともあると思います。そんなときは自分にとってのストレス発散法を持ちましょう。
モテる男は、自分のストレス発散法=自分のご機嫌の取り方を知っています。「これをすれば、ストレスを発散できる、元気をもらえる」という行動を知っている人は強いのです。
コツは「出す」ことです。ストレス発散として、買い物やドカ食いのような「ため込む」行動では逆効果なのです。
たとえば、ため込むより、掃除をしてゴミを出したり、運動して汗を出す、映画を観て涙を出す、カラオケで声を出すという行動がいいということです。



わたしのストレス発散法は映画を観て涙を出すですね。気持ちがクリアになるのがわかります。
そうした真っ新な気分がポジティブな自分を取り戻してくれる気がします。
そして山登りで頂上に立ったときの爽快感は登山途中のしんどい気持ちを吹き飛ばしてくれます。
ストレスはため込まず出す!
これは徹底したいですね。
モテる男は、受け答えがハッキリしている
誰でもそうだと思いますが、相手の返答はハッキリと明瞭に聞きたいものではないでしょうか。
たとえば、会社内での会話で、「その件はクライアントに話を通しているの」という問いに「たぶん大丈夫です」という返答では、質問に対する答えではないし、その人の考えがわかりません。
モテない人というのは、このようなあいまいな言葉を使いがちで相手にとっては「つかみどころがない」として信用度がかなり低くなります。
モテる人なら「まだ伝えていません。向こうの出方を見てから話を通したほうが有利だと思うからです。向こうの返事を待ってからにしませんか?」と返答します。
こちらが気になることを、すべて先回りしてしゃべってくれる気づかいの差がモテる男を、なお一層引き立てるのです。
ですので、いままでばくぜんと質問に答えていたところをポイントを押さえて意識することが大事です。
そのポイントとは、
- 聞かれた質問に対する答えを短くハッキリ言う
- その答えに対する+αを言う
- 相手に振る
1.聞かれた質問に対する答えを短くハッキリ言う
たとえば、「好きな食べ物は?」と質問されたとします。
〇「カレーライスです」
✕「なんでも好きですよ」
質問者は、具体的な食べ物の名前が出てきたら、そこから話を広げようとしているのに、これでは、相手が「なんでも?和洋中だと?」などと、もう1回質問しなければいけません。
2.その答えに対する+αを言う
先ほどの「好きな食べ物は?」「カレーライスです」の次に「+α」を述べると会話が広がりやすいです。
〇「なかでも激辛が好きで、神保町にある○○ってお店の味が、いままででいちばん美味しかったです」
✕「カレーライスです」(+α情報なし)
質問者は、何もないところから、自分で広げる苦労を強いられます。
3.相手に振る
〇「○○さんは何が好きなんですか?」
✕「・・・・・・・」(質問者に話を振らない)
結果、会話のキャッチボールが成立せず、話が続かなくなる&質問者も「空気づくりが大変だな」と感じます。
このような点は先日書いた記事「『雑談の一流、二流、三流』から学ぶ話が途切れず相手に好印象を与える会話術」でもとりあげました。


質問されたら、まずはわかりやすく答えを言ってから理由や情報などの+αをつければいいのに、+αから言う人が多いそうです。
答えにたどり着くまでが長くて、途中から聞く気持ちも削がれてしまっては、結局何が言いたいのかが伝わりません。
それから、質問者が気にしていることを、こちらから先に答えると、とても喜ばれるそうです。
しみけんさんの例を紹介します。
「(いつもお世話になっているクライアントさんから)しみけんさん、今回予算がなくて・・・・・・○○の件ですと、いくらくらいで仕事を受けてくださいますか?」
と来たときに「〇〇円でも可能ですか? 予算がないとのことで、当日、メイクさんやお弁当など必要ありません。もし、この予算で可能でしたら、来月の1日と2日の14時以降があいております。ご都合いかがでしょうか」と返答します。
質問者が聞きたいであろう情報を全部つめ込んで返信したところ「仕事の質がよすぎて本当に感謝です」と何回もやりとりをすることなく、すぐに話もまとまり感謝され、クライアントさんとの関係も深まったといいます。



これは、仕事だけでなく人間関係を築くうえでも大変重要ですよね。
モテる男は、聞き上手
人はたくさん自分の話を聞いてもらうと、うれしいものです。
「ああ~、今日は楽しかったなあ」と思うときは、自分が楽しませたのではなく、相手が良い聞き手だった、つまり相手の質問力が高かったから、楽しく話ができたということです。
そこで言うまでもなく、「モテる男は、相手に楽しく話をさせる『話を引き出す力』がある」ということです。
しみけんさんは、「耳が二つあって口が一つなのは、「聞く2対しゃべる1」の割合にすればいいといいます。
よりレベルの高いモテ男になるためには、話を引き出しまくって、相手が気持ちよくなってきたときに、「あなたはどうなの? わたしばかり話をしていては申し訳ないわ」と、話を振ってきた際に最高の「返し」をすることだといいます。
お笑い芸人さんは、ずっとしゃべっているイメージがありますが、トーク力のある人は、しっかり相手の話を聞いて持ち前の機転の良さで、抜群の「返し」をしていますよね。そうすると、その場はグワッと盛り上がること間違いなしってとこです。



わたしはとくにケンドーコバヤシさんの「返し」が好きですね。相手も活きるし、周囲も和むといった「三方よし」で、モテ男である理由がわかる気がします。
『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』の感想・まとめ
「モテたい」なら女性をとことん研究しよう
この記事に書いているあることは、ほんのさわり部分だけで、もっとエグイことをしみけんさんは本書に書き記しています。後半ではセックステクニックにまで及んでいますが、根底にあるのは「好奇心」と「相手への思いやり」です。
この二つがないと、女性と付き合うことはできないのではないかと思います。
いつもネガティブ感情に支配され、「どうせオレはモテないから」などと言っている人は、いつまで経っても彼女はできないでしょうし、そんな性格では社会でもうまくやっていけないと思います。
ちょっとした意識改革でいいんです。
もっと女性を研究し、「モテたい」という気持ちをポジティブ感情に変えて、自分を少しずつ変えていけば、必ず魅力のあるモテ男へと変貌していきます。
恋愛に興味がないという人もぜひ本書を手に取って読んでみてください。なぜなら本書で書いてあることは、社会で活躍できる法則でもあるからです。
ということで、おすすめの一冊です。




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