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『できる子が育つ七田式親子あそび33』から学ぶ「子どもの才能」を引き出す方法

コウカワシン

こんにちはコウカワシンです。

今回は、七田厚(しちだ・こう)さんの著書『できる子が育つ七田式親子あそび33』から学ばせていただきます。

「子どもはみんな天才」

これが著者の七田さんが本書で伝えたいことであり、「できる子」「できない子」というのは親しだいと言われています。

子どもは、みんな等しく、もって生まれた「無限の可能性」を秘めていて、その「無限の可能性」も育つがままに放っておいたのでは、なかなかうまく開花しないということです。

そこで、親の出番というわけですが、はりきっていろんなことを無理やりにやらせても、子どもは素直に応じてくれないし、長続きはしないでしょう。

ポイントになるのは、「子どもが面白がって、自分からやってくれる」ということに尽きるということです。

そんなノウハウを本書から学ぶことができます。

そして本書は、amazonの本読み放題サービス「キンドルアンリミテッド」の対象本です。

「amazonの読み放題サービス」キンドルアンリミテッドは、ビジネス書からマンガまで幅広いジャンルの本が読み放題です。ぜひこの機会にご検討ください。

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目次

『できる子が育つ七田式親子あそび33』は、誰におすすめか?

本書は、このような人におすすめです。

『できる子が育つ七田式親子あそび33』がおすすめな人

  • 0歳児から6歳児の子どもを持つ親
  • 育児に悩みがある人
  • 育児している人のご家族

『できる子が育つ七田式親子あそび33』は、どんな本?

本書の目次

『できる子が育つ七田式親子あそび33』

ントロダクション
    あなたの子どもを「天才」に育てる
    親子で始める33のあそび
プロローグ 子どもの能力は親しだいでどんどん伸びる
    子どもはみんな天才
    0歳児から始める五感教育
    なぜ、早ければ早いほどいいのか
    自宅ですぐに始められる、子どもの『天才脳』をつくるあそびとは
第1部 子どもの『天才脳』をつくる33のあそび
    Column 「暗示」の効果でやさしい女の子になった
第2部 「七田式」右脳教育とは
     Column  「数あそび」で10の合成がスラスラわかる
         「写真記憶」でたちまちスペルを覚える

おわりに

著者の紹介

七田厚(しちだ・こう)

1963年生まれ。島根県出身。

東京理科大学理学部数学科卒業。

教育研究家。七田式教育の教育者。

七田式創始者七田眞の次男。

1987年より、株式会社しちだ・教育研究所代表取締役社長。七田式主宰。

2006年7月、東久邇宮(ひがしくにのみや)記念賞受賞。

主な著書


本書の内容

『できる子が育つ七田式親子あそび33』 は、ズバリ!「天才をつくるメソッド」です。

amazonの書籍紹介より

頭がいい子、こころが強い子に育つ!
0歳から始められる「育脳」メソッド

すべての子どもに、無限の可能性があります。
しかし、育つがままに放っておいてはなかなかうまく開花できません。
そこでママとパパの出番です。
本書で紹介する七田式の「あそび」をお子さんと一緒に家庭でやるだけ。
たったそれだけで子どもの〝可能性〟が開花するのです。
頭がよく、こころの強い子に育てたい。
そう願うママとパパ、ぜひ一度お試しください。

本書の「あそび」は幼児教育で有名な「七田式」で活用されているものです。

「七田式」とは、
◎全国に200教室以上
◎世界19か所以上の国と地域で展開
◎60年の歴史と実績
を誇ります。

そしてこの「あそび」は、感性やイメージ、感覚を司る右脳に働きかけるものばかりです。
子ども、それも0~6歳の乳幼児期は、右脳が優位に働く時期。
この時期に「育脳」することが、頭がよく、そしてこころが強い子に育てることにつながります。

コウカワシン

どなたもわが子はかわいいし賢く育ってほしいと願いますよね。

これからの見通せない未来を生きていかなければならない子どもたちにしてやれることといったら「教育」しかありません。

本書は、一番大事な0歳から6歳までの右脳が優位に働く時期に効果のある「育脳」プランを行うためのメソッドという内容です。

『できる子が育つ七田式親子あそび33』の要点は?

子どもの能力を伸ばすのは親しだい

子どもはみんな天才

「わが子の能力を最大限に伸ばしたい!」

親なら誰もが思いますよね。でも、実際にはどのようにしたらいいか方法がわからないものです。

しかし、実際には親が熱心に子どもにかかわれば、いくらでも伸びるといいます。ですので、❝わからないまま❞にしておくのはとてももったいないことなのです。

子どもの脳の吸収力は、赤ちゃんに近いほど高いといいますから、持っている能力を伸ばすためのかかわりは、早ければ早いほどいいということです。

0歳から3歳までの吸収力が最も高い時期、そして、3歳から6歳までの素質を育てる時期は、とくに大切です。

この時期に正しいかかわり方をすることが、子どもの持っている能力を育て、伸ばすことに直結し、もっといえば、「天才」を育てるカギになるのです。

「天才」と呼ばれる人たちに共通しているのが左脳と右脳をバランスよく使うことができるという点です。

一般的に人は、左脳90%、右脳10%程度の比率で使っているといわれています。

左脳というのは、言語、計算、理論など、論理的・概念的な思考を行い、右脳は音楽、幾何学、発想など芸術的な分野に関連しているといわれています。

(出典:実践IT研究所(PIT)川崎「右脳派、左脳派は根拠の無い都市伝説」より)

ふつうに生活している分には、左脳の能力は伸びていきますが、右脳というのは意識した行動を伴なわないと伸びていかないということですね。

ましてや、子どもが意識して右脳に働きかける行動を自主的にやることはまずありません。ですので、親が積極的に関わる必要があるのです。

0歳児から始める五感教育

左脳と右脳をバランスよく働きかける。このことが0歳から6歳までのかかわり方の決め手になります。

赤ちゃんは生まれた瞬間から成長します。そこで必要なのが、外部からの刺激です。「見る」「聞く」「触れる」・・・などの五感への刺激によって、感覚回路が開きます。

いわば、「入力」するための回路ができるということです。

「たくさん語りかける」ことは入力回路の充実に不可欠です。言葉を使って豊かな表現ができるかどうかは、この入力回路にかかっています。

入力回路の成長が、しだいに運動回路である出力回路の成長に大きく関与するのです。ここでいう出力回路とは、言葉を話す回路です。

語りかけにより、言葉を受け取る回路の働きを高めることで、話すほうの回路の働きも高まり、表現力も豊かになっていくということです。

ですので、「まだ、意味もわからないのに・・・」などと決めつけずに、0歳から読み聞かせを始めましょう。

そしてさらに大切なポイントがあります。

聞くという耳からの刺激だけでなく、見るという刺激も合わせたほうが、感覚回路を開くうえではるかに有効だということです。

たとえば、年齢に応じて、内容がわかりやすい絵本を繰り返し読みきかせることは効果ありで、読み聞かせと同時に文字を見せ、読むことにつなげ、読む力を育てるということをやるべきです。

その流れの中で、言葉に対する能力は磨き上げられていくのです。

早ければ早いほどいい理由

子どもは子どもらしく」「教育くさくなく伸び伸び育てたい」と思う親御さんは、かなりいらっしゃいます。

しかし、才能・能力というものには「逓減(ていげん)の法則」が働くそうです。

「逓減」

逓減とは、次第に減ること、減らすこと。

つまり、子どもが持っている才能や能力も、年齢が高まるにつれ、しだいに失われていくというのが「逓減の法則」なのです。

ですので、0歳から6歳までがもっとも重要なのです。

才能や能力を伸ばすためにどのような環境で育てるかによって、子どもの才能や能力の❝伸び❞が決まり、それだけではなく性格や資質といったことも、この時期の働きかけで大きな影響を受けるといいます。

誤解のないように言いますが、伸び伸び育てることと、才能・能力を伸ばす環境を与えることは、決して矛盾しません。

みずから伸びようとしている才能・能力は、伸びるにふさわしい環境を求めています。求めるものを与える。それが子どもとのかかわり、子育ての原点であることを肝に銘じておくべきです。

「右脳開発」は、親子一体感がとても大切

脳には、「右脳」と「左脳」という機能のすみ分けがあり、三次元的な言語・計算脳といわれる左脳に対し、右脳はより高次元的な、無限の可能性を秘めているといわれています。

その右脳は、乳幼児期の早い段階に優位に働き、やがて左脳への移行が始まり、6歳には左脳優位に切り替わるということです。

そのため、左脳優位になる前に、右脳を積極的に開発することで、子どもの中にある「天才」を引き出すことが、この「七田式」の右脳開発の目的です。そして、子どもの心を育てることにも重点をおいています。

ですので、七田式の右脳開発は、親子一体感がとても大切になってきます。子どもの心を無視して、能力ばかり引き出そうとしてもうまくはいきません。

親から子どもへしっかり愛情を伝え、親子の信頼関係を築くことで、子どもの心と頭はすくすく成長していきます。

子どもの『天才脳』をつくる33のあそび

できる子が育つ親子あそび33

本書で紹介されている七田式・親子でできる『天才脳』をつくるためのあそび33を表にしてみました。

『天才脳』をつくるあそび鍛えられる能力
1音感あそび「絶対音感」「識別力」「表現力」
2絵本の読み聞かせあそび「集中力」「創造力」「読解力」
3フラッシュカードあそび「瞬間記憶力」「識別力」「語彙力」
4色あそび「色の概念」「芸術的感性」「表現力」
5図形あそび「図形の概念」「創造力」「空間認識力」
6大小あそび「大小の概念」「順序の概念」「問題解決力」
7手先あそび「器用さ」「巧緻性(こうちせい)」「集中力」
8スキンシップあそび「自己評価」「存在価値」「やる気」
9数あそび「数の概念」「イメージ力」「写真記憶力」
10量あそび「量の概念」「直観力」「分数の概念」
11五感刺激あそび「感じる力」「音感」「情緒の安定」
12写真記憶あそび「写真記憶力」「再現力」「速読力」
13積み木あそび「空間認識力」「情報処理力」「問題解決力」
14ESP(当てっこ)あそび「感じる力」「直感力」「触知力」
15パズルあそび「創造力」「推理力」「思考力」
16記憶あそび「創造力」「集中力」「記憶力」
17暗示あそび「セルフイメージ」「やる気」「こころ」
18イメトレあそび「表現力「描写力」「作文力」
19連想あそび「拡散思考」「語彙力」「表現力」
20お絵描きあそび「筆圧」「運筆力」「表現力」
21迷路あそび「運筆力」「集中力」「情報処理力」
22自己紹介あそび「表現力」「説明力」「自己主張力」
23暗唱あそび「記憶力」「表現力」「理解力」
24俳句あそび「発想力」「表現力」「作文力」
25計算あそび「瞬発力」「集中力」「情報処理力」
26時計あそび「時の概念」「時間の感覚」「生活習慣」
27比較あそび「比較の概念」「観察力」「反対語の理解」
28順序あそび「順序の概念」「空間認識力」「座標の概念」
29お買い物あそび「お金の概念」「おつりの概念」「金銭感覚」
30間違い探しあそび「識別力」「観察力」「集中力」
31作文あそび「創造力」「表現力」「作文力」
32処理能力アップあそび「書く力」「計算力」「集中力」
33残像あそび「イメージ力」「集中力」「精神力」

気になるあそびはぜひ本書を手に取りご確認いただきたいものですが、なかなかイメージがつかめないではいけませんから1つだけ紹介させていただきます。

自己紹介あそび

33ある中から「自己紹介あそび」を紹介します。

子どもさんが、2、3歳になったらチャレンジしてみましょう。

「お名前は?」、「いくつ?」と尋ねられることは多くても、子どもがそれ以上、自分について語る機会はそれほど多くはありません。環境をつくらないと身につかないものの一つが、じつは自己紹介の能力なのです。

たかが、自己紹介と思われるかもしれませんが、「自分を表現できる」、「自分の意見を正確に伝えることができる」という能力は、将来必ず必要になります。

その練習を小さいうちからしておくことは、大きな意味があると著者は言います。

ポイントは、年齢が上がるごとに❝紹介する内容❞を増やしていくこと。

たとえば、2歳なら「名前/年齢/好きな食べ物」、かりにマモルくんが自己紹介するとなると、「マモル、2歳、好きな食べ物はね、えーっと、リンゴ」といった感じです。

3歳になったら「名前/年齢/好きな食べ物/自分の得意なこと」、「マモル、3歳、好きな食べ物はリンゴで、得意なのはつみき」といった具合に紹介する内容を増やしていくのです。

効果的に説明力、表現力を伸ばしていくには、紹介する内容を「年齢+1」くらいにするのがいいとのことです。6歳くらいになったら、1分スピーチにトライさせるのもいいでしょう。

「自分のことについて、1分間しゃべってみて。好きなことをしゃべっていいよ」

早い時期から取り組んできた自己紹介あそびが、ここで活きてくるのです。それには段階を踏むことが能力を伸ばすうえでとても大事なことだということです。

楽しい演出も大切です。おもちゃのマイクやお立ち台など、子どもがノリノリで自己紹介をするような演出をしてあげるのも効果ありだと思います。

スピーチを始める合図は、家族みんなの大きな拍手と「待ってましたあ」のかけ声です。子どもが主役のステージを盛り上げてあげましょう。

それぞれ、お子様の年齢によってはできることとできないことがあると思いますが、できることから実践して子どもの興味を高めることが重要です。

まず、焦らないこと!

大人が「簡単だ」と思っても、最初はなかなか子どもができないこともあります。けど、ステップ・バイ・ステップで、一つひとつ積み上げていくことが大事ということです。

決してせかしたり、否定するような言葉を使わないということ。「さっさと・・・!」「早く・・・!」「なぜ、できないの?」は禁句です。

なぜなら、子どもは敏感です。いたずらに萎縮させたり、拒否反応を起こさせたりするだけになります。百害あって一利なしなのだということです。

「七田式」右脳教育について

「七田式」右脳教育がめざすもの

今までの教育というのは、知識を詰め込み、学力を向上させることでした。このような教育法は、「左脳重視」の古びた教育です。

子どもたちが持っている能力を引き出し、育て、伸ばしていく。これが右脳教育であり、教育の本来の姿だと著者は言います。

七田式右脳教育では、イメージが重要な要素となり、知識や情報を、言語を介して教える左脳教育との大きな違いがそこにあるとしています。

情報をイメージでとらえるには、右脳が十分に開かれていることが必要です。

どのようなメカニズムかというと、右脳は波動の世界だといわれています。情報というのは波動で伝えられ、瞬間的にイメージに変わります。それが知識となり、記憶され、学習効果につながるのです。

「左脳」と「右脳」をつなげるノウハウ

右脳が秘めているチカラについてですが、ESP(直感)能力、コンピューター的計算能力、写真的記憶力、語学習得能力、ヒーリング能力などがそうであり、子どもたちは誰もがこれらの能力を持っています。

これは右脳の特性と深くかかわっているからで、右脳の基本的な働きは「与えられた刺激を共振共鳴によって情報化する」ことです。

つまり、右脳はあらゆるものの波動を情報として受け取ります。それがたとえ、見えないもの、聞こえないもの、左脳の五感では感じることができないものも、右脳ははっきり感じ取ることができるのです。

そして、右脳は受け取った情報をイメージに変えて理解します。イメージ化は五感全体についておこなわれます。たとえば、実際に食べなくても味がイメージできる、触らなくても感触がわかるといったものがそうです。

また記憶についても右脳は、一瞬だけ見たり聞いたりしたものを、完全に憶え、いつでも再現できるという特性を思っています。なぜなら、情報をイメージで記憶できるからです。

その右脳のチカラを存分に発揮するため左脳との間に回路をしっかり作らなければいけません。右脳がとらえた情報は、左脳に移行して表現されるからです。

このしっかりした回路があってこそ、右脳と左脳のバランスがとれた高いレベルの能力を発揮するということです。

そのために大事なのが右脳の能力をできるだけ引き出すことです。引き出すためには、適切な教材と、それを使うためのノウハウが必要ということです。

スポーツで体をきたえ、心を育てよう

他の記事でも書いてきたことですが、人間は運動しないと頭も体も劣化していきます。

もちろん、子どもの能力を伸ばしていくうえで、欠かせないものです。体を鍛え、心を育てるのは成長過程にとても重要であるといえます。

体と心の成長は生きるための土台ですから、早い段階からとりくまなくてはいけません。それにはスポーツが最適です。スポーツは、体を鍛え心の成長にとっても非常に効果的です。

とくにチームワークを必要とする団体競技は、気持ちのよい汗を流すなかで、自然に心を育ててくれます。

ポイントは、指導者が子どもを導く的確なリーダーシップを備えていることです。あいさつや返事など、基本的な礼儀については厳しい姿勢で臨んでくれることが必須条件です。

きちんとした礼儀を身につけることは、相手を思いやる素直な心につながります。

取り組ませるスポーツは、基本どのようなものでもいいですが、第一に考えるのは「子どもが意欲をもって一所懸命になれるものを選ぶこと」。なぜなら、好きじゃないとスポーツの持ってるよさも半減してしまうからです。

呼吸法を学んだ子どもはキレない

スポーツをやるうえでも、心を落ち着け、リラックスするうえでも、呼吸法を学ぶべきだと七田式は唱えます。

子どもたちが実践しているのが「丹田呼吸(たんでんこきゅう)」と呼ばれる、深くゆったりとした呼吸です。

ポイントになるのが「まず、ゆっくりと細く長く息を吐き、すべての息を吐ききります。吐ききったら今度は鼻からゆっくりと息を吸います。そして吐くときは、心にある不安やイライラが息と一緒に体の外に出ていくことをイメージする」ことです。

子どもに教えるときは、「タヌキさんみたいにおなかをふくらませて吸うのよ。吐くときはおなかをぺちゃんこにへこまそうね」という言い方をすると良いとのこと。3回から5回おこなうと、ゆったりした気持ちになります。

七田式では、この呼吸法を実践している子どもたちは、おだやかな安定した安定した心で生活しているとし、もちろん❝キレる❞といったことはまったく無縁だそうです。

子どもはほめて、認めて、伸ばす

子どもの能力を伸ばすには、基本的に❝ほめる❞、❝認める❞といった接し方が重要です。もちろん、それはわがままをなんでも許すということではありません。

他人を傷つけたり、相手に迷惑をかけたりする言動に対しては、いけないことを説明し、言葉で言い聞かせる(叱る)ことが必要です。

では、実際に❝ほめる❞、❝認める❞を使って接するコツですが、キーワードは「依頼語」です。

たとえば、「お着替え、早くしなさい」と言わないで、「お着替え、してくれない?」と依頼形にするのです。この言い方の違いが、子どものやる気につながります。

そして、依頼にこたえてくれたら、「お着替え、じょうずにできたね。すごいね、いい子ね」とほめて、認めるというふうにもっていくのです。

お母さんにほめてもらい、認められた子どもは、幸せな気分でいられますし、なにごとに対してもポジティブに向かい合うようになります。

それが、持っている能力を伸ばしていくうえで、大きな原動力になっていきます。

逆にNGな言葉は、子どもを否定するような言葉です。

「だめ/いけない」、「早くしなさい/グズなんだから」、「なんで、できないの/何度いったらわかるの」・・・・心に思ってしまっても絶対子どもに対して言ってはいけません。

子どもは、ほめる、認めるといった肯定的な言葉で勇気を与えられ、希望を感じます。それに対して、否定的な言葉は 右脳を閉ざしてしまい、左脳をストレスでいっぱいにしてしまいます。

子どもとのかかわり方で特別なことは要りません。あたたかく、明るく、包み込むようなやわらかさのある語りかけこそが、脳に影響をおよぼし、子どもの心の状態を大きく作用するということを知ることです。

『できる子が育つ七田式親子あそび33』の感想・まとめ

日常生活で十分に右脳教育ができる

33の七田式親子あそびは特別むずかしいものはありません。親がどれだけ熱心に根気よく子どもとの時間を有意義に過ごすかで子どもの資質が変わってくるといえます。

子どもには、それぞれ個性がありますし、今すぐはできないものもあると思いますが、そこは親が大きな愛でやさしく導いてあげることが大事だと感じました。

とにかく子どものペースに合わせて焦らないこと、他所の子と比べないこと、否定的な言葉をかけないこと、できたらほめて認めてあげることですね。

わたしも子育ての経験がありますが、子どもというのは親の態度をしっかり見ています。そして自分なりに考えているんです。そういうことの積み重ねが成長したときに出てきます。

親が手をかけた度合いが多ければ多いほど、親子の愛情も深まり、信頼関係ができるというのは、わたしのような未熟な者でもわかります。

ですので、子どもの一番かわいくて、目が離せない時期を逃さないでほしいです。

もし「七田式」に興味が出てきたなら、読んで損はないと思うので、 ぜひ読んでみてください。

コウカワシン

最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

四国在住。
ミニマリスト。趣味は映画観賞と音楽鑑賞、読書、野球観戦。
映画は特に好き嫌いなくほとんどのジャンルーを観ます。音楽はジャズとクラシックが大好きです。読書は歴史書が好きでよく読みます。

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