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『行ってはいけない外食』から学ぶ適正な食べ物の見極め方

コウカワシン

こんにちはコウカワシンです。

今回は、南清貴さんの著書『行ってはいけない外食』から学ばせていただきます。

著者の南清貴さんは、フードプロデューサーとして、外食産業に携わってこられた方です。

そんな南さんが、「飲食店の裏側」について知らずにただなんとなく外食していると、とんでもないことになると警鐘を鳴らされているのです。

本書では、外食産業を知る南さんが、人間として一番大事な「食」の部分にスポットライトを当て、何を食べるべきか、何を食べないべきかを教えてくれます。

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目次

『行ってはいけない外食』は、誰におすすめか?

本書は、このような人におすすめです。

『行ってはいけない外食』がおすすめな人

  • 健康に気をつかっている人
  • 安全なものを食べたいと思っている人
  • 外食が好きな人
タロー

ぼく、ファーストフードやファミレスへ行くの大好きなんだ!

ハンバーガーにフライドポテトって美味しいし止められないよね。
ファミレスでもドリンクバーは絶対利用する。そしてね~ぼくはこう見えてもサラダバーで、モリモリ野菜を食べてるよ。

なかなか栄養のバランスに気をつけてるでしょ?(笑)

パソコンくん

タローくん、それは栄養のバランスに気をつけているとは言えないよ。

タローくんの行っているファーストフードやファミレスは大手のチェーン店でしょ?

そういったお店は、調理を店内でしていないんだよ。「セントラルキッチン」と呼ばれる食品工場で加工したものを店内で温めたり焼き目を付けた料理を盛り付けるだけで完了するものばかりさ。

しかも、サラダバーの野菜は食品添加物にまみれている可能性があるよ。

栄養どころか健康に害するものばかりさ。

この南清貴さんの『行ってはいけない外食』を一度読んでみるといいよ。

健康に害があるものを全部避けられないにしても、ある程度知ることができる。

だから、タローくんのような育ちざかりから健康が気になるお年寄りまで全ての人に読んでほしいね。

『行ってはいけない外食』は、どんな本?

本書の目次

『行ってはいけない外食』 飲食店の「裏側」を見抜く!

はじめに 知らない間に食べている「実は危ない外食」
1章 「これだけは知っておきたい」外食のこと
2章 「食べていいメニュー」「食べてはいけないメニュー」
3章 主食~いつもの米、パン、麺の❝ここ❞が危険!
4章 海鮮~トロもサーモンも刺身のツマも問題だらけ
5章 肉~お手頃のステーキ、ハンバーグの正体は?
6章 野菜~サラダバーの野菜、コンビニサラダ・・・・・は栄養にならない!
7章 揚げ物~私が「揚げ物全般」をお勧めしない理由
8章 調味料~食品添加物を丸飲みしているようなもの!?

著者の紹介

南清貴(みなみきよたか)

1952年生まれ。東京都出身。

フードプロデューサー。一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。

舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気付き、栄養学を徹底的に学ぶ。

1995~2005年、東京・代々木上原にレストラン「キヨズキッチン」を開業。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは、一線を画した創作料理を考案・提供し、業界やマスコミから注目を浴びる。以後、「ナチュラルエイジング」をキーワードに、全国のレストランやカフェなどの業態開発、企業内社員食堂やクリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発に力を注ぐ。

「農」に密着した暮らしをするため、2011年5月より岐阜県での活動を開始。

主な著書

じつは怖い外食』(ワニブックス (2014/3/8)
じつはもっと怖い外食』(ワニブックス (2016/2/8)
食のモノサシを変える生き方』(講談社 (2012/9/20)
40歳から食べてはいけない病気になる食べもの』(KADOKAWA (2015/9/24)
「安い食べ物」には何かがある』(三笠書房 (2017/7/19)
本当は怖い! こんな「長持ち食品」』(三笠書房 (2019/5/15)
究極の食 身体を傷つけない食べ方』(講談社 (2011/10/20)
じつは体に悪い19の食習慣[改訂版]‎ (ワニブックス (2017/12/22)

本書の内容

『行ってはいけない外食』は、ズバリ!「食の安全バイブル」です。

amazonの書籍紹介より

読めば怖くて食べられない!
これだけは知っておきたい、
ファミリーディナー、サラリーマンランチに潜む意外な危険。

あなたは、これでも「安さ>安全」で選びますか?

◆サクッとした揚げ物の正体とは?
◆サラダバーの野菜は、なぜいつまでもパリパリなのか?
◆ビジネスホテルの朝食バイキング、なぜ採算が取れる?
◆ネギトロの材料は「マグロ」ではなく「アカマンボウ」!?
◆精米改良剤入りご飯は「洗剤を食べているようなもの」!?
……etc.
――外食のプロが教える「飲食店の裏側」!

今からでも間に合う「安全」「安心」な選び方、教えます。

コウカワシン

食の安全がさけばれていますが、食材の流通や生産地を気にしている人はどれくらいいるでしょうか?

外食を提供するお店の食材へのこだわりがある場合は別ですが、そうでなければ採算重視というのが大きいといえます。

「肉」や「魚」、「野菜」はもちろん、「米」や調理に使う油、調味料が確かなものでなければ、いくら健康にいいサプリメントを摂ったところで健康的とはいえません。

確かに健康に害するものを全部避けるというのは無理がありますが、知っておくのと知らないのとでは大きな差があります。

本書は「食」の安全を知るバイブルとして活用できる内容となっています。

『行ってはいけない外食』の要点は?

「外食」・・・・何かとお世話になることが多いですよね。

特にファミレスやファーストフードは、安価でお腹いっぱいにできるし、24時間あいているコンビニはいつでも手軽に食品を手に入れることができるので便利ですよね。

でもそれらの食品の多くが、大量の食品添加物にまみれ、調理によっては口にしない方がいいものばかりだというのです。

『行ってはいけない外食』では、避けた方がいい「お店」「メニュー」「食材」「調理法」などをくわしく知ることができます。

コウカワシン

その中から、わたしの独断と偏見でポイントを押さえてみたいと思います。

外食で気をつける点

「行ってはいけない店」の見分け方

まず、チェーン店と個人店なら断然、個人店を選ぶべきです。

チェーン店の場合

チェーン店のほとんどは「セントラルキッチン」という工場を持っていて、集中的に食品をそこで作っています。それを各店舗に搬送し、店内では温めて盛り付けるだけで提供することが圧倒的に多いといいます。

つまりは店で調理をしていないということになります。

まあ、それは置いておいて、問題なのは工場で生産された食品には、大量に食品添加物が使われているということです。生産してから客の口に入るまでの間に商品が劣化しないように当然のように使われているのです。

そして、素材が粗悪なものであることが多々あります。その素材の悪さを濃い味付けでごまかしているのです。

基本的に、飲食店で提供する料理には、使われている素材や加工の方法など、添加物も含めて表示する義務はありません。コンビニの食品には義務付けされていますが、料理店では表示しなくてもいいというのは驚きですね。

野菜が国内産とか○○牛とかの宣伝になることは表示するけど、不利な情報は表示しません。これは消費者にとって必要な情報をまったく開示していないということですね。

ですので、チェーン店で栄養的な価値はほとんどないと考えたほうがいいということです。

個人店の場合

飲食店は、どんな形式であれ必ず食材を仕入れます。たとえば、キャベツが丸のままで来るのか、刻まれて消毒されて来るのか、形式は違っても何らかの形で仕入れているのです。

消費者の安心材料として、八百屋にしろ、魚屋、肉屋にしろ、卸専門の出入り業者などから直接仕入れているお店のほうが比較的安心できるのではないでしょうか。

店の裏に○○産のキャベツなどの段ボール箱が何段か重なっておいてあるとか、ダイコンでもキュウリでも、野菜の箱が積まれていたという店は、その食材を生で仕入れているということです。これは少しでも安心材料になりますよね。

野菜類を加工されていない状態で仕入れている店というのは、料理自体も自前で調理している可能性が高いはずです。

そして同時に、客席のテーブルなども、古い新しいに関わりなく、きちんと拭かれていてベタついたりしていないこと。清潔を保つ気遣いができる店というのは、やはり料理の作り方もきちんとしています。

店内が整理整頓され、厨房も客席も清潔であるというのは、店選びの際の重要なチェックポイントであるということです。

コウカワシン

それから、店を選ぶ際に検索サイトをあまり信用してはいけないともいわれています。

なぜなら、上位にある店というのは、その順位を手に入れるためにそれなりのお金を投じている可能性があるからです。
評価を表す星の数も、サイト側が自由につけることができ、サイト運営会社が、自社に支払われる金額の高い店に点数を上乗せするのは当然とも言えます。

チェーン店をディスってる感じになってしまいましたが、食べてみたいメニューがあるならそれは個人の自由ですよね。

でも、特別食べたいメニューがない場合は、食材にこだわり清潔感のある個人店を選んだ方がいいと思いますね。

油の❝色❞は、大丈夫?

みんな大好き「揚げ物」メニュー!

わたしも大好きです。そして揚げ物というのはどこの店にもある人気なメニューです。それと同時に店側にとって、とても便利なメニューでもあるのです。

とにかく油に放り込みさえすれば料理ができあがってしまう。その料理にソース、タルタルソース、しょうゆ、塩などで客が味つけして食べてくれるわけですから、店側はうまく揚げさえすればいいのです。

問題は「揚げ油」です。揚げ油をどのくらいの頻度で交換されているかどうかが気になるところです。

揚げ物という料理は油を吸います。その吸い込んだ油が劣化したものだと体にかなりなダメージを受けるのです。敏感な人だと劣化した油が体内に入ると、胃が痛くなったり、気分がムカムカしたり、何らかの反応が起きます。

体のためには劣化した油を摂取したくないのですが、店側としては、コストダウンを図りたくて揚げ物メニューをとりいれるのだから、質の悪い油を使うのもやむを得ない部分があります。

それから、油の質にこだわるには揚げ物が「トランス脂肪酸まみれ」になる可能性があるからです。

本当に新しい状態の油で揚げ物をした場合、サクッと揚がるのは最初のうちだけで、二つ、三つと揚げていくにつれ油が劣化しサクッと揚がらなくなります。

劣化した油ではきれいに揚がらなくなるのを知ったうえで、ショートニングを揚げ油に加えているそうです。ショートニングとは、主として植物油を原料とした、常温でクリーム状の食用油脂のことです。

このショートニングを揚げ油に加えることで、誰が揚げてもサクサクとした感じの揚げ物ができるのです。

ショートニングは「トランス脂肪酸の塊」であり、トランス脂肪酸を過剰に摂ると、血中の悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減少させる可能性がある。つまり心臓病のリスクを上げる危険性があるのです。

日常的に食べている食パンやお菓子、そしてフライドポテトやアイスクリーム、ピザ、パスタ、チャーハンなどの冷凍食品にもショートニングは使われています。

ですので、全部を避けるのは困難ですが、自分で判断できる範囲のトランス脂肪酸を避けることは可能です。

ここで、消費者ができることといったら、飲食店に入ってチャンスがあるのなら、そこで使われている油の色を見てみることです。

油の色が透明感のある油なら良し、大半の店は油が真っ黒になるまで使っています。もし油の色を見ることができ、その油が真っ黒な場合は、揚げ物メニューを避けた方がいいということになります。

それから。油の色を見ることができず、揚げ物を食べた後に酸っぱいゲップが上がってくる場合は、揚げ油が劣化していた証拠となりますので注意しましょう。

コウカワシン

本書を読んで、揚げ物メニューを頼むのが怖くなりました。

でも、きちんとした食材を売り物にしていたり、調理するところが見ることができるお店ならまずは安心なのかなとも思いますね。

「食べていいメニュー」「食べてはいけないメニュー」

「ポテトサラダ」より「トマトサラダ」

外食する時の注意点としては、加工度の低いものを中心に選ぶが正解です。飲食店によっては、加工食品を仕入れて盛り付けて出すというような店もあるからです。

先ほども出ましたが加工食品には食品添加物が含まれています。食品添加物というのは化学薬品ですから、やがて体にどのような影響をおよぼすかわかりません。ですのでできるだけ加工度の低い食品を選びましょう。

できるだけ素材そのもの、素材に近いもの、加工がなるべくされていないものを選ぶポイントにするといいと著者は言います。

同じサラダを選ぶ際にも「ポテトサラダ」よりは 「トマトサラダ」といった感じで、より素材に近いものがベターだということです。

「ポテトサラダ」をやり玉にあげてしまいましたが、そもそも安さが売りのチェーン店では自前でポテトサラダなど作っていないのです。

真空パックで届けられた加工品を小分けして売っているに変わりありません。

確かにきちんとお店で作っているポテトサラダもあると思います。たぶんそのようなお店は他のメニューからも推測できますが、「これ、お店で作っているの?」ぐらいは質問してみていいのではないですかね。

回転寿司では「遠洋魚」より「近海魚」を選ぶ

手軽に美味しいお寿司が食べられる回転寿司は、外食の王様と言ってもいいですよね。

その回転寿司でどのようなネタを食べればいいのかも実はあります。

著者のおすすめはイワシ、アジなどを中心に近海の小魚を選ぶこと。そしてあまり大きくない魚。天然物のタイ、イサキ、イナダといったものがあれば、次なるチョイスはいいとされています。

なるべく避けた方がいいのは、遠洋で獲れる大型魚です。なぜかというと大きく回遊する魚は水銀、鉛といった重金属による汚染が心配されるからです。

アメリカでは、妊婦、授乳婦に対して摂取勧告量があるといいます。日本でも農林水産省がホームページで注意を促しているそうです。

農林水産省ホームページより「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項

よろしければこの記事もご覧ください。
   ⇓

そして、食べない方がよいネタとしてあげられているのが、「貝類」です。

アカガイなどをはじめとして、別種をそう呼んでいるにせものも多く、他の魚に比べて鮮度が落ちると当たることが多いといわれています。

そして、そのような事故を防ぐためにかなり消毒しているのも事実です。

よほど出どころが明確で「○○産の新鮮なものが手に入りました」と表示がされている場合は別として、通常はあまりいい状態ではないと心得て避けるに越したことはないということです。

その他、くわしくは書きませんが、カツオも戻りガツオよりは「初ガツオ」を選ぶのが無難だし、ネギトロは実はアカマンボウ、細切りイカの明太子和え・ウニ和えは加工品、イクラなどの魚卵系も回転ずしではパスしたほうがいい食材ということです。

コハダ、サバもお店で酢じめにしていない場合が多く加工されたもの、すなわち食品添加物まみれのものと考えておいたほうがいいとのことです。

それから生ものをあつかう手前、衛生問題はどの店も苦労しています。事故をふせぐために店内を次亜塩素酸ソーダで消毒します。

開店前、閉店後に消毒薬臭くてどうしようもないこともあるといいます。ですので、開店後の、掃除したての店に入ったとき、次亜塩素酸ソーダのにおいがプンプンしていたら、何か理由をつけてでも食べないで出てきたほうが無難とも言えます。

というのも、まな板などの調理器具も次亜塩素酸ソーダで消毒するのですが、においが残るということは、消毒後、きちんと洗浄されていないからです。

それはつまり、食材にも薬品が残留したまま提供される可能性があるということです。ですので、店内のにおいというものに敏感になるのも身を守るために必要ということですね。

揚げ物は食べるな

先ほどの「揚げ油の色」でも触れましたが、揚げ物というのはなるべく食べない方がいいとされています。それはドーナツなどのお菓子についてもいえることです。

揚げ物というのは「老化と病気リスクを高める危険な調理法」であるという認識を持っておいた方がいいとのことです。

美味しい揚げ物ってこんがりときつね色をしています。あの色はメイラード反応と言って、加熱によって物質が極度に劣化している状態ということだそうです。

これは、こんがり焼いたものにもいえることです。トーストもそうですし、ご飯のおこげも美味しいからといって頻繁に食べるのはやめたほうがいいし、もっと良くないのは魚や肉などのたんぱく質がこげてしまったものは揚げ物と変わらないといえます。

その毒性を消すには、体内で抗酸化物質を大量に使わなくてはいけません。体が自分を守ろうとする働きが自動的に動くことになります。

そのためにも、揚げ物などを食べるなら、それに見合うだけの抗酸化物質を体の中に入れなければいけません。

抗酸化物質とは、ビタミンC、E、セレニウムおよび、ベーターカロチン、リコピン、ルテインやゼアキサンチンなどのカロチノイド類があり、そのようなものが含まれているのは野菜とかくだものということになります。

しかし、現代人は野菜不足な食生活を送っていますし、揚げ物や焼いたものを食べる機会が多いのではないでしょうか。

揚げ物や焼いたものを食べる程度が上がれば上がるほど老化が進み、病気になるリスクが増大するというのはしっかり認識するべしです。

まあ、どちらかというと焼いたもののほうが揚げ物よりはましというところです。というのも揚げ物は「揚げ油」を吸います。それこそその❝油の質❞自体がリスクになるのです。

ましてや本来飲食店でもないコンビニやスーパーマーケットで、専門知識を持たないスタッフが調理した揚げ物を食べるのは、考えてみれば恐ろしいことだとは思いませんか。

トンカツ屋のチェーン店のようなところでも、実態を知れば、とても食べられたものではないそうです。使っている油も肉もひどいものですし、不衛生極まりないとのことです。

ですので、揚げ物には近寄らないにこしたことがないということです。

コウカワシン

知れば知るほど恐ろしいですね。

なんでもそうですが、我々はもう、濃い味やさっくり触感におどらされ、知らず知らずに体がそのようなものを求めてきた結果といえますね。

料理は蒸す、あるいは茹でるといった方法を中心に考えないと体のためにはならないということですね。

食材に対する注意点

「肉」

ふわっと軟らかい鶏肉

軟らかい肉って食べやすくて人気があると思いますが、本当の鶏の肉ってけっこう硬いものだそうです。

品種改良や、あたえるエサ、育て方などが工夫されて、軟らかくて食べやすい鶏肉が生産されるようになったといいます。それ自体は悪いことではないのですが、食べやすさを重視するあまり多量のホルモン剤が使われている可能性があるとのことです。

卵からかえり、食肉になるまでの期間を短くするために成長促進剤(ホルモン剤)を使って不自然に早く成長させ、病気になられてもいけないので予防のために抗生物質や抗菌剤を使った薬品まみれの鶏が出回っていることを認識しておくべきです。

そして注意したいのが外国産の肉、特に外食用の肉はほとんど外国産です。最近ではブラジル産の鶏肉が増えてきたそうで、真空パックの封を切ったとたん、肉から耐え難い悪臭がするそうです。

安い鶏肉料理には、このような肉が使われている可能性があるので知っておく必要がありますね。

混ぜものだらけのハムに要注意

ハムなどの肉加工品も、安全性に気をつかい、非常に手をかけ心を込めて作っている会社と、食品添加物を大量に使って、とてもハムとは言えないまがい物を作っている会社に分かれるそうです。

美味しく見せるためには色が大事です。そこで、色をきれいに見せるために、多くは亜硝酸塩、または亜硝酸ナトリウムと呼ばれる発色剤が使われているそうです。

これらは単体ではなんでもないのですが、胃の中で反応が起きて発がん性物質が作られるとのことで最近では使用量が若干抑えられているものの、今でも使われています。

ですので、大量に食べると体にかなり影響があるのは想像できますよね。

それと、生ハムです。

スペインやイタリアなどの伝統的に作られている肉加工品は、ものすごく手間がかかって、作るのは大変です。このような伝統的な作り方で作られているものは大いに食べる価値があります。

でも手間がかかっている分、高価ですよね。

けど、コンビニやスーパーで売っているような安価な生ハムは、本当に手間をかけているのか疑問です。

つまりは、安全でおいしいものを食べようと思ったら、それなりの対価を払うことになりますが、そのものの価値や危険性を考えながら、食べるかどうか、どのくらいの量を食べるかは賢く判断する必要があるということですね。

お手頃霜降り肉の正体は「健康状態の悪い牛の肉」

肉の赤身の部分に「サシ」と呼ばれる脂肪分が入っているものを霜降り肉と言いそれが細かいほど柔らかく甘みがあり美味しいと珍重されています。

これはもともと但馬牛(たじまぎゅう)という種類の牛から起きた偶然の産物だったのですが稀少なものなのでかなり高価です。

但馬牛というのは、農耕用の労力として飼育されてきた牛で、重労働に耐え得るように長い年月の間に、自然と筋肉の隙間にエネルギーとなる脂肪を蓄えるようになったのが霜降り肉誕生のルーツです。

ですので引き締まった筋肉質の但馬牛だから霜降り肉として稀少な価値があるのですが、それを普通の牛でも霜降りにするために育てようとしました。

大量にビールを飲ませたり、エサからビタミンAを極端に抜いたり、大型の外来種で無理やりサシが入るようにしようとするのです。

するとどうなるか・・・。

ビタミンA不足のエサを食べることで脂肪をどんどん形成するようになる・・・つまりニセのサシが入るのです。しかもビタミンA不足は牛を老化状態にもするのです。しかも病気にもなりやすいので抗生物質や抗菌剤、ホルモン剤も与えます。

いわば、牛の健康状態を悪くしての霜降り肉ということです。

それならまだしも、もっと単純に赤身肉に脂肪を注入して人工的に霜降り状態に作り出す機械まであるというのだから驚きですよね。

「霜降り肉=高級な牛肉」というのが多くの人の認識だと思いますが、本来なら高価なはずの霜降り肉がお手頃価格で売られていたら一度考える必要があります。

消費行動は人それぞれですが、このような裏事情を知ったうえでの購入なら納得がいくのではないでしょうか。

コウカワシン

「肉」ひとつを取ってみても記事では書ききれないような「裏事情」がまだまだあります。

我々もできるだけの情報を知る必要があるということですね。

「魚」

「刺身」はもはや工業製品

美味しい刺身を食べようと思ったら、目の前でさばいてくれる魚屋さんか料理屋さんで買うしかないといいます。おそらくものすごい値段がすることでしょう。

当然そういうところは産地や市場から直送された魚を衛生的にさく取りして刺身を作りますので安全です。

やはり、それなりの値段を取るところはきちんとしているということです。

問題なのは、一般的によく利用するような居酒屋や和食のチェーン店などで食べる刺身が、必ずしも安全とは言えないことだそうです。

殺菌の目的で次亜塩素酸ソーダなどの薬品が使われていたりするし、刺身の盛り合わせなどは加工品が入っていることがあり、それも安全な食品とは言えないそうです。

水産加工品と呼ばれる魚の加工品に関しては食品添加物を使用しても良いという規定があるそうで、そこにはアミノ酸も入り食品添加物が使われ、さまざまな処理がされていると考えなければいけないということです。

安手のチェーン店では工場で魚をさばいて消毒液で殺菌し、洗浄したうえで真空パックにしたものが店に届きます。店ではそれを切るだけです。消毒液をかけた上に水で流すのですから・・・・美味しいわけがありません。

スーパーでも問題があります。通常、店内で加工されますがその場合「店内加工」と言って、製造者と販売者が同一とされます。そうすると、原材料の原産地とか食品添加物の有無を記載する義務がなくなるというのです。

だいたいその盛り合わせの刺身には、食品添加物もさることながら、外国産の魚が使われています。外国産の魚が悪いというわけではないけど、日本近海で獲れた魚らしく作られたことを知らずに消費者が買うことが問題なのです。

より脂っこく赤く・・・・人工的に作られる養殖サケ

そもそもサケという魚は北海道や東北地方から太平洋に出て、アラスカの方まで行きます。エビやカニといった海洋小生物を食べることで赤い身となっていくのです。

そして長い回遊の間に寄生虫が発生します。そのためもともとサケは生で食べるのは危険だとされてきました。

ですが、今ではサケも生で食べられるようになってきました。これは回遊していない養殖ものだからです。養殖だとサケに寄生虫はつきません。

そしてあざやかなオレンジ色の身であるのをご存知の方も多いのではないでしょうか。あれはエサの中にわざわざそういう色素を混ぜて食べさせているからです。

サケの養殖で知られるのは、ノルウェー、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、チリなどです。そして全部が全部ではないけど分析するとダイオキシンが含まれているものがあるそうです。

特にノルウェー産のサケは汚染が深刻です。ダイオキシンだけでなく、水銀や鉛といった重金属がサケの脂肪の部分に溜まっているということはぜひ知っておくべきでしょう。

チリ産のものはかなりな薬物が含まれているとか・・・。

ですので、サケの刺身、回転ずしのサーモンネタのものはそれなりの知識を持って食べるべきですね。

代替魚のネーミング問題

代替魚・・・・いわゆる代用魚のことですが、先ほど「ネギトロ」でも出たマグロの代わりに「アカマンボウ」とかいうやつです。

代替魚の代表格と言えば「ギンダラ」があげられます。ギンダラって、本来の「タラ」ではなく、遠洋の深海で獲れるまったく違う種類の魚を、あたかもタラの一種のように名付けて売っているそうです。

なんだか、ギンダラっていったら高級そうなイメージがありますよね(笑)

今ではタラの漁獲量が減ったために、このような魚に注目が集まるようになりました。他にも代替魚としてギンムツがあります。本来のアカムツやクロムツとは全然違う安い魚です。

偽装表示とまではいえないにしても、こうしたネーミングは消費者をごまかそうという意図が感じられますよね。

アメリカナマズは「シミズダイ」とか「カワフグ」なんて言う名前で売ってるし、ナイルバーチというアフリカ産の大型淡水魚は白身魚としてかなりな量が出回り、こっそりスズキとして売られていることもあるそうです。

それから、回転寿司のアナゴはほとんどがチリ産のウミヘビだというのもよく知られているといいます。(わたしは知らなかった・・・)

ウミヘビなら「ウミヘビ」として売りゃいいのにと思ってしまいますね~。

まだまだありますが、書いているうちに腹が立ってきたのでこのへんでやめます。

コウカワシン

魚って、見た目じゃほとんどわからないですよね。

今までは新鮮だったら良いと思ってましたが、このようなことも頭に入れて食材選びをしたいと思います。

「野菜」

サラダバーの野菜は食べない方がいい

日頃、野菜不足の人はサラダバーがあると野菜をいっぱい摂ろうとするのではないでしょうか。

ですが、ファミレスなどのサラダバーの野菜は、いくら食べても野菜不足の解消にはほとんど役に立たないそうです。

そもそもサラダバーの野菜はあまり良質なものではなく、野菜を次亜塩素酸ソーダで消毒殺菌し、ジャブジャブと何度も水洗いしてきついにおいを消すのです。

野菜の栄養素というのはほとんどが水溶性なので、水洗いしている間に栄養素があらかた流されてしまいます。まあ、食物繊維を補うことはできても日頃の野菜不足の解消にはならないということです。

それから、サラダバーで使われるドレッシングにもかなりな食品添加物が入っていることも忘れてはいけません。ほとんどの場合が工業的に作られた業務用のドレッシングだからです。ドバドバとかけるのは食品添加物を丸飲みするに等しいのです。

サラダはその場で作ってくれるお店で食べよう

まず言えることは、飲食店で出されるサラダは、そのお店を象徴するものだということです。

そのお店のオーナーの考え方にもよりますが、サラダをその場で作ってくれるお店は、野菜が無農薬でなくても、おしならべていい店だと著者は言います。

もし無農薬にこだわるなら、無農薬が売りのお店を探すべきですが、なかなかどこのお店もそうとは限りません。

でも、その場でサラダを作ってくれるお店は店自体の意識が高いといえるのです。

逆に、間違っても選んではいけないのが、サラダを作り置きするお店です。

野菜がきれいに盛り付けられ、その器がいかにも冷蔵庫に入っていましたというようなキンキンの冷え方、そこにマヨネーズが添えられたり、わけのわからないドレッシングをかけて出す、そのようなお店は選ぶに値しないといわれています。

だいたいにサラダを見ればそのお店の技量や姿勢が見えるとさえも言います。サラダに情熱をかけるお店は、ほとんど間違いなく他のメニューにも情熱をかけているということです。

このような視点でお店選びをするというのも楽しみとなるのではないでしょうか。

老化を食い止める抗酸化物質の「すごい力」

わたしたちは日ごとに老いていっています。

生活習慣もそうですが、呼吸して酸素を取り込んでいる以上、酸化(老化)するのは避けられないのです。おまけに焼いたり揚げたりの食べ物を食べることも多いので、よけいに酸化(老化)することは避けられないでしょう。

しかし、極度に、急激に酸化(老化)することは、やはり避けるべきです。

体の極度の酸化を食い止めてくれるのが抗酸化物質と呼ばれるもので、野菜に多く含まれています。ですので、わたしたちは野菜をたっぷり食べる必要があるということです。

野菜に含まれる「植物栄養素」が持つ成分が、抗酸化物質として体の中で働いてくれるのです。ですので、日常的に野菜をたくさん食べる方法を知っておくべきですし、それが多いほど抗酸化物質を多く摂取できるということです。

このことを知っていれば、外食する際にもメニューの選び方が変わってくるのではないでしょうか。ささいなことながら、こうしたことの積み重ねが長い人生を健康的に過ごせる秘訣になってきます。

コウカワシン

本書を読み、野菜に関する認識も変わり、食べ方も意識するようになりましたね。

ベジタリアンにまではなれないけど野菜中心の食生活を目指してみたいと思います。

調味料

「野菜の栄養」をダメにする業務用ドレッシング

ほとんどのチェーン店の場合、使われているドレッシングは業務用のドレッシングです。そして個人の飲食店でさえも業務用を使っている場合があります。やはり、コストダウンを図るにはしかたないのかもしれません。

業務用のドレッシングというのは外食産業の場合、原材料を表示する必要がないそうです。というのも仕入れたドレッシングにオリーブオイルを三滴ほど入れると、もう立派なその店のオリジナルドレッシングになるわけですから、表示することが邪魔とも言えるのでしょうね。

そこで、消費者はだまされないように気をつけるべしです。

自前のドレッシングを作っている店ならそれでよしですが、そうでない店でわけのわからないドレッシングをかけて野菜を食べるのは、とても危険です。なぜならそのわけのわからないドレッシングは食品添加物のオンパレードだからです。

ですので、お店で食べるときは業務用ドレッシングそのままとか、それにひと手間加えただけのものなら、あえて使わない選択をするべしです。

その行動がある種の意思表示になりますし、自分自身の身を守ることになります。

たかがドレッシングですが、意外と重要なのに気づくきっかけになるのではないでしょうか。野菜を健康にも気をつかい美味しく食べたいと願う客の要望をそのような形で踏みにじるお店を選ぶ必要はありません。

ケチャップを選ぶなら「トマトの産地」を表示してあるものを

ケチャップの原材料はトマトです。今、市販されているもので特別な表示がない限り、そのケチャップに使われているトマトは中国産が多いといわれています。

中国産の全部が悪いわけではないけど、生産現場のほとんどは劣悪な環境で管理体制もめちゃくちゃという相当にひどい状況だそうです。

しかも中国は化学薬品が爆発した事故があったように、相当な危険物質でさえずさんな管理がされているといいます。そういうレベルのものが原材料になってケチャップとなっているのです。

それらのトマトは煮詰めてピューレ状にし日本に運ばれてきます。各社がそれぞれに味つけをするのですがその加工の段階で猛烈な量の食品添加物を加えるのです。

なるべくこういうのは避けたいところです。そこでよくよく調べると、添加物を使わず原材料のトマトの産地まで記載されているものもあるといいます。

記載する義務はないのですが、親切に記載しているということは品質に自信があるからとも取れます。そういうきちんとしたメーカーは添加物も使わないことが多いですし、使っていたとしても少量です。

家庭で使うならなるべくそうした誠実なメーカーの無添加ケチャップを選びたいものですね。

乳化剤入りのマヨネーズ

マヨネーズが生まれたのはスペインのメノルカ島。

最初のマヨネーズというのは、卵黄とオリーブオイル、レモン、白ワインビネガーしか使われていなかったそうです。塩も入っていない。これがマヨネーズの原型とされています。

卵の黄身にはレシチンという成分があり、これが乳化剤の役割を果たすので油や酢などの材料がうまく混じるということだそうです。

家庭でマヨネーズを作るときでも卵の黄身と油、酢などで作りますよね。

工業製品のマヨネーズも卵を使いますが、ここで使われるのは、だいたい「液卵」と呼ばれるものだそうです。

この液卵・・・液卵を製造するメーカーがあるのですが、マヨネーズメーカーは、液卵を製造するメーカーから仕入れた液卵でマヨネーズを作ります。

ここで問題なのが、「卵が割られてからいったいどれほどの時間が経過しているか」です。そしてマヨネーズを作る過程で加える乳化を促進するプロピレングリコール脂肪酸エステルなどの乳化剤・・・。

むやみやたらに危機感をあおりたくはないのだけど、知れば知るほど「食」っていったい何なのかを考えさせられますよね。

そして見逃せないのがマヨネーズ風調味料やマヨネーズ風ドレッシング。これらは卵さえ使われていないそうです。

もうなんだかわからなくなりますよね。

さて乳化剤の話に戻りますが、食品添加物として使われるものには「乳化剤」と呼びます。この乳化剤・・・食品だけでなくシャンプーや中性洗剤、化粧品などにも使われ、そこでは「界面活性剤」という名称だそうです。

驚きですね!

マヨネーズにもシャンプーにも同じものが使われているなんて・・・。

しかも界面活性剤は下水に流されると自然に大変なダメージがあるそうです。環境を壊してしまうような毒性のある化学物質を片方では平気で食べているという現実は知るべきですね。

コウカワシン

調味料ひとつとっても安全性が疑われるものが多いですね。

こうなったら手作りドレッシングの勉強をするしかないかな。

『行ってはいけない外食』の感想・まとめ

「食」の安全について考えよう

知れば知るほど、恐ろしいことばかりでした。

もう日常的に慣らされているといえば仕方ないことかもしれませんが、自分の大切な体を守るには「食」のことにもっと真剣にならないといけないと感じました。

たしかに問題だらけの世の中で、全部を避けることは難しいですが、「自分にできること」を常に考え、行動し、避けられるものは避けていきたいと思います。

自分、自分の家族、自分の大切な人を守りたいと思うなら、ぜひご一読ください。

コウカワシン

最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

四国在住。
ミニマリスト。趣味は映画観賞と音楽鑑賞、読書、野球観戦。
映画は特に好き嫌いなくほとんどのジャンルーを観ます。音楽はジャズとクラシックが大好きです。読書は歴史書が好きでよく読みます。

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