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『道は開ける』から学び、悩みを克服して人生を実りあるものにしよう!

コウカワシン

こんにちはコウカワシンです。

今回は『人を動かす』の著者デール・カーネギー『道は開ける』から学ばせていただきました。

先日、『人を動かす』の記事を書きました。

この『人を動かす』では、「人間関係」についての学びがありました。

『道は開ける』では、「悩みの克服法」について28の原則をあげられています。

本書も『人を動かす』同様、世界的ベストセラーで、日本でも300万部以上も売り上げられている名著なのです。悩みの原因を根本から突き止め、悩みを克服するための具体的な方法を解き明かした内容は、今も色あせることなく語り継がれています。

なお、『道は開ける』は、聴く本として、amazonオーディブルとオトバンクのオーディオブックで、聴くことができます。
通勤などのスキマ時間にぜひご活用ください。

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目次

『道を開ける』はどんな本?

本書の目次

『道を開ける』

まえがき
序(本書のおいたち)
本書から最大の成果を得るための九ヵ条

1. 悩みに関する基本事項
2. 悩みを分析する基礎技術
3. 悩みの習慣を早期に断とう
4. 平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法
5. 悩みを完全に克服する方法
6. 批判を気にしない方法
7. 疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法
8. 私はいかにして悩みを克服したか

著者の紹介

デール・ブレッケンリッジ・カーネギー

1888年 アメリカ ミズーリー州生まれ

雑誌記者、俳優、セールスパーソンなど、様々な職業を経て、YMCA 弁論術担当となり、やがてD.カーネギー研究所を設立。
人間関係の先覚者として名声を博す。

1955年、66歳で死去。

本書の内容

本書の内容は、ズバリ!あらゆる人間に共通する『悩み』の実態とそれの克服法を述べたものです。

『人を動かす』同様、文章はわかりよくはっきりして、論点も明快です。1948年の初版ながら内容は現在でも十分に通用し、世界的に愛好する人が多いということです。

タロー

ぼくね~、一度に二人の女の子から「つきあって~♡」って、告白されたんだ~。

どちらとお付き合いしたらいいか、悩んじゃう。

パソコンくん

ははは(笑)

それって、タローくんにしてみたらうれしい悩みじゃない。

でも、その女の子にしてみたら、不安なひとときに悩んじゃうよね。

これは大変だ!

『道を開ける』は誰におすすめか?

本書がおすすめなのはこのような人です。

『道を開ける』がおすすめな人

  • 不安に負けてしまう人
  • 落ち込むとなかなか立ち直れない人
  • 新たな考え方や習慣を身につけ人生を実りあるものにしたい人
コウカワシン

悩みのない人はいないと思います。

悩みと言ってもそれぞれの複雑ではありますが、本書で「ヒントを得る」という感じで悩みが克服できたらいいですね。

『道を開ける』の要点は?

古来、人間は「悩み」や「業」のために長年苦しめられ、人生の、とくに若い年代のエネルギーをむだに費やしてきました。この悩みを止め、そのエネルギーを人間本来の「幸福」な生活を始めるために本書から学ぶことが28の原則として紹介されています。

コウカワシン

その中から、私の独断と偏見で3つほど選ばせていただきました。

今日、一日の区切りで生きる

われわれにとって大切なことは、遠くにぼんやりと存在するものに目をやることではなく、手近にはっきりと存在することを実行することだ。

トマス・カーライル

サー・ウィリアム・オスラーという人をご存知でしょうか?

医学教育の基礎を築いた人物で、彼に感銘を受けた医師は多く、日野原重明先生もその一人です。日野原先生は「日本オスラー協会」を発足させ、オスラー氏の「医学の中にヒューマニズムを取り戻し、人間を全人的にみる」という姿勢を広めました。

オスラー氏は、ジョン・ホプキンズ医科大学の創立。オックスフォード大学の欽定医学教授に輝き、国王からナイトの称号を授けられました。

そのような輝かしい実績あるオスラー氏ですが、医学生だった頃、卒業試験のことや卒業後のことに悩みがあったのです。ですが、1871年の春、本の中のある一節に出会い、大きな影響を受けました。

それが冒頭に引用したトマス・カーライルの一説です。この一節で、オスラー氏は悩みから解放され人生を歩むうえで大きな支えとなったのです。

それから、42年が経ちエール大学で講演したときのこと、学生を前にして、「私は4つの大学で教授を歴任し、書いた本も好評を得て、みんな私のことを『特別な頭脳の持ち主』というが、そのようなことはない、私は平凡だ」と告げました。

そしてこう付け加えました。「私の成功の鍵は『一日の区切りで生きてきたためなのだ』」と。

この「一日の区切り」という言葉の意味は、「その時、その一瞬に注力する」ということなのです。

未来のことなんてわからない・・・そんなものに不安を抱いてもしかたがない。過去のことはもう取り戻せない・・・そんなものにグジグジ悩んでもしかたがない。だから今この時を一生懸命がんばろう」ということなのです。

つまり、たちまちに偉い人になったわけではなく、毎日コツコツと努力した結果、たどり着いた成果ということなのです。

この考え方は、いろんな著名人が実践してきていますよね。

たとえば、イチロー選手は、「いま、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています」と言いました。

先日の記事で書きましたが、堀江貴文さんと橋下徹さんの共著『生き方革命』でも、お二人の現在の地位は、毎日の積み重ねであると唱えられています。

そして、堀江貴文さんの著書『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』は、わたしもすごく感銘を受けて、今も愛読書になっています。

コウカワシン

「千里の道も一歩から」

この言葉のごとく、着実に一歩一歩、歩んでいきたいものですね。

悩みを分解する

人生生きてれば、様々な悩みにぶち当たります。

解決するためにやるべきことは次の3つです。

悩みを解決するためにやるべきこと

  • 事実の把握
  • 事実の分析
  • 決断実行

このようにすると、悩みに対してどうしたらいいかと漠然と考えるよりも、具体的に解決に向けて考えられるようになります。

事実の把握

きちんと「事実を把握」していないと、その問題に対し正しくアプローチすることはできません。

「この世の悩みの大半は、判断の根拠となる知識が十分でないのに、あえて判断を下そうとするから生じる。

たとえば、来週の火曜日、午後三時にある問題に対処する必要があるとしよう。私は来週の火曜になるまでは、その件について決断を下そうとはしない。

そのあいだに、その件に関連ある事実をことごとく集めようと専念する。気をもんだりはしない。その問題で食事がのどを通らなくなったり、眠れなくなったりもしない。

ひたすら事実の把握に努めるのみだ。

そして、火曜日になるまでに、もしすべての事実を把握していれば、問題はたいてい自然に解決している!」

ハーバート・E・ホークス(元コロンビア大学学長)

この言葉を残した元コロンビア大学学長のハーバート・E・ホークス氏は、カーネギー氏に向かって「混乱こそ悩みの第一理由なのだ」と言われたそうです。

そうです。混乱している状態では冷静な判断はできないものです。だから徹底的に悩みの根源である「事実」を把握することが大事なのです。

この二人のやり取りは続きがあって、カーネギー氏が「事実の把握が、悩みを退治してしまったのか?」の問いにホークス氏は、「公正な客観的な立場で事実を集めることに専念すれば、ふつうの場合、悩みなど知識の光によって蒸発してしまう」と答えられたのです。

でもね。いくら公正な立場で客観的に事実を見るといっても・・・難しくないですか?

だって、悩んでるってときはパニクっていていつもと同じではないじゃないですか・・・なかなか冷静に事実を見ろとは、いかないですよね。それができるのはそうとうな精神力だと思います。

で、おすすめなのが、「事実」を紙に書き出してみることです。

たとえ冷静でないときでも紙に書き出すくらいはできます。「問題点」、「自分の主張」、相手がいるなら「相手の主張」とかをぜんぶ紙に書き出してみたら、意外と知識の光というか妥協点とかが見えてきたりします。

そうなると、混乱した悩みも解けて、解決の糸口が見えてきますよね。ホークス氏の言葉にも納得すると思います。

コウカワシン

繰り返し言いますが、
「だれでも時間の許すかぎり、公平な客観的な立場で事実を集めることに専念すれば、普通の場合、悩みなど知識の光によって蒸発してしまうだろう」byハーバート・E・ホークス

事実の把握」こそが問題解決の近道ですね。

事実の分析

事実が集まったら、次は「事実の分析」をしなければいけません。

カーネギー氏は、苦い経験を重ねたあげく、事実を書き記してから分析する方が、ずっと容易にゆくと言っています。わたしの「事実を紙に書き出してみる」と同じ考えですよね!

「事実を紙に書き上げ、問題をはっきりと書き記すことは、賢明な決断へ大きく近づいたことになる」。つまり、事実を集めたとしても分析しなければ何の役にも立たないと言っているのです。

分析というのは、複雑にからみ合った問題をひとつひとつの要素に分けて、明らかにすることです。

  • 悩みの種は何か?
  • それに対し自分はどう思っているのか?
  • 何のために悩んでいるのか?
  • 解決するために自分にできることは何か?

このように分けて分析すると複雑にからまった問題も論点が定まり、よりによっては問題が解決する可能性も出てきます。

コウカワシン

この「事実の分析」において引用されたガレン・リッチフィールド氏の第二次世界大戦中最中の中国上海での日本軍との攻防の話が俊逸でした(笑)

決断と実行

「事実の分析」ができれば、解決に向けて「決断し実行」をしなくてはいけません。

ウィリアム・ジェームズはこう言っている。「ひとたび決断を下し、あとは実行あるのみとなったら、その結果に対する責任や心配を完全に捨て去ろう」。

要するに、事実にもとづいて慎重に決断したならば、行動に移れということだ。

考え直したりするな。ためらったり、危ぶんだり、あともどりしてはならない。ひとたび自分を疑いだしたら、また別の疑いが生じてくる。

もはや肩ごしにうしろをふり返ってはならないのだ。

デール・カーネギー

つまり、「決断したら、即実行」ということですね。

カーネギー氏は、問題をある限度以上に考えつづけると、またまた混乱や不安が生じやすいとして、かえって有害となりえると言っています。

ですから、「決断し、実行し、そして絶対にふり向いてはいけない」と心得て、悩み(問題)の解決に心血を注ぎましょう。

コウカワシン

それでは、この悩みは3つに分けるのまとめとして、やらなければいけないことは、

1. 私は何を悩んでいるか?
2. それに対して私は何ができるか?
3. 私はどういうことを実行しようとしているか?
4. 私はそれをいつから実行しようとしているか?

と論点を明確にし、順序づけて考えると解決が容易になるということですね。

自己を知り、自己に徹しよう

「ふとした言葉が私の人生を変えたのです。夫の母が、自分の子供たちをどのように育てたかという話をしながら、こんな事を言いました。

『どんな場合でも自分らしくふるまうようにと強調したのよ』

・・・・『自分らしくふるまう』・・・・この言葉がきっかけでした!

その瞬間に私は理解しました。今までの不幸の原因はすべて、順応できない型の中へ自分自身をはめ込もうとした点にあったのです。」

オールレッド夫人

自分らしく生きられない人生なんて、生きている意味がないと思いませんか?

親兄弟の言いつけで、「自分らしく」生きられなかった思い出は、わたしにもたくさんあります。子どもの頃は、それでいいのだと思いますが、大人になると自分の性質くらいわかってきます。

どうしても自分の価値観とは合わないことでも受け入れざる負えないというのは、いつも疑問に思っていました。でも、昔は反論さえも許されなかったと記憶しています。

このオールレッド夫人も、物心ついたころから親の方針に従い、外の世界との接点を持たないまま大人になり「自分は、他人とは『別』なのだ、きらわれ者なのだ」と思い込んでいたそうです。

そんな彼女も結婚し、夫の親族の方々の「物静かだが自信家」というものにあこがれていたそうです。なんとか彼らのようになりたいと努力しましたが、自分はそのようにはなれない・・・と身をひそめる毎日だったそうです。

何もかもが怖い・・・夫には気づかれないように過度の演技をしてみても、そのあとは自分がみじめになるだけ・・・思い余った彼女は自殺まで考えたそうです。

ですが、夫の母親のふとした言葉で、自分の身の上さえも吹き飛ばすほどの衝撃を受けたのが冒頭の引用文です。

考えてみたら、「人生の悩み」なんて、自己のみじめさという殻から出られない思いが重なってのことではないでしょうか?

その後、オールレッド夫人は、その夜のうちに変身!自分らしくふるまうことを始めたのです。自分の個性を研究し、自分らしさを発見し、自分の長所を考察し、色彩や体型について自分に適した服装を学び、積極的に友だちをつくり始めたのです。

これは大きな変化ですよね。それまで、何もかもに自信がなく、友達もいない、すべてに消極的な人が、ここまで変わることができたのです。

今は、以前に想像できなかったほどの幸福感にひたり、自分の子供を育てる際にも、いつも自分の苦しい体験から学んだ教訓を話して聞かせたそうです。

そして子供たちにも「どんな場合でも、いつも自分らしくふるまうのよ!」と諭しました。

コウカワシン

実はわたしも、尊敬する人や自己啓発書などから感銘を受けた言葉から、「自分とは?」「自分らしくあるために」を考えるようになりました。

きっちりそのことがわかってくると、案外小さなことで悩まなくなるものなんですよね。

ですので、「自己を知り、自己に徹しよう」は、かなり腑に落ちたという感じです。

『道を開ける』の感想・まとめ

誰もが幸福になるために

本書の一番終わりに書いてある言葉にも目を奪われました。

皆さんにも本書を熟読することをお勧めしたい。

常にベッドの脇において、各自の問題に応用できる箇所には線を引いておくと良い。

その部分を研究し、利用しよう。

本書はいわゆる「読む本」ではない。

新生活に進むための「案内書」なのである!

キャスリン・H・ファーマー

このキャスリンさんも悩みに押しつぶされ18日間も何も食べることができなかったそうです。この状態が続いていたら生きていくことはできないとさえ言っています。

ですが、本書から学びを得て、少しずつ心のゆとりを取り戻されました。

たしかに本書を読んだからと言ってすべての悩みがすぐに解決するとまではいえません。ですが、本書を読み自分自身をアップデートすることで、処理能力は格段に上がります。

進化する自分は、過去の自分よりも最強です。

ですので、なにごとも「今日」という日を懸命に生き、悩みができたら「情報」を集められるだけ集め「分析」し、「決断」したら、うしろをふり返らずに「実行」しましょう!

そしてなによりも、「自分を知り、自分を愛し、自分らしく」生きていきましょう!!

そのような心がけが自分自身の「道は開ける」につながっていくのだと思います。

よろしければぜひじっくりとお読みいただきたい一冊であります。

コウカワシン

最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

四国在住。
ミニマリスト。趣味は映画観賞と音楽鑑賞、読書、野球観戦。
映画は特に好き嫌いなくほとんどのジャンルーを観ます。音楽はジャズとクラシックが大好きです。読書は歴史書が好きでよく読みます。

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