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ゼロ高は未来を先取りした教育モデル。ホリエモンの教育革命に学べ!

コウカワシン

こんにちはコウカワシンです。

今回は、堀江貴文(ほりえ・たかふみ)さんの著書『将来の夢なんか、いま叶えろ』から学ばせていただきます。

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目次

『将来の夢なんか、いま叶えろ』はどんな本?

『将来の夢なんか、いま叶えろ』は、ズバリ!「これからの社会を担う若い人たちの視野や認識」を高める本です。

本書はこのような本

昨年中は、コロナ禍で職場も学校もリモートを取り入れられるなど、大きな社会的動きがありました。

職場では引き続きリモートが根付きつつありますが、学校現場では通学し、教室で教師が教え、クラスメートと共に学ぶことが重視され、もとの状態に戻りつつあるのではないでしょうか?

学校はただ単に勉強を学ぶだけではなく、小中学校の義務教育間では、幼い頃から社会性を身に付ける場としても重要視されています。

わたしも学校生活に多少の不満はあれど、この期間があったから今の自分の人間性が作られたと思っていますし、自分の子供に対しても学校生活で「学生時代にしかできない体験をたくさんしなさい」と言ってきました。

でも、ホリエモンこと堀江貴文(ほりえ・たかふみ)さんは、「貴重な10代を我慢貯金をしながら生きるって無意味じゃない?」と問いかけます。

これには、学校生活に付きモノのリスクがあるからです。

  • いじめ問題(いじめを受けて一生残る傷を負うリスク)
  • 「いざ」に対処すべく役に立つかわからない勉強を詰め込まれるリスク
  • 全力で没頭する力を奪うリスク

たしかに教養や社会性を養うことを否定してるわけではありませんが、学校生活というものは、学校側が決めたルールに沿って、同じ行動がとれる人物を作るための機関に過ぎないとしているのです。

それがわかる書籍がこの『将来の夢なんか、いま叶えろ』です。

堀江さんは、偏差値重視や勉強を詰め込み、校則でガチガチに固めた教育では学校教育はダメになる、バージョンアップしなくてはいけないと唱えます。

自身も2018年10月に「未来を恐れず、過去に執着せず、いまを生きろ」をコンセプトにした「ゼロ高等学院」を設立し、従来の学校教育の枠組みを壊し、さまざまな社会活動に参加しながら高校卒業の資格を取得できる仕組みを採る教育に取り組まれています。

今回は、堀江貴文さんの『将来の夢なんか、いま叶えろ』からホリエモン式実践型教育革命を学ばせていただきます。

本書はどのような人におすすめか?

本書は、このような人におすすめです。

『将来の夢なんか、いま叶えろ。』はこのような人におすすめ!

  • 中高生
  • 他人に振り回され、自分の時間を生きれていない人
  • 今何をすべきかわからない人

『将来の夢なんか、いま叶えろ。』の要点

堀江さんによると現在、学校で学べる勉強はもうインターネットですべて学べるし、学歴というのはもう過去の遺物で、必要なのは学歴ではなく「学び歴」であるとされています。

それにも増して、子供の問題を作り出しているのは教師や親などの大人だとしています。

たとえば、現代病ともとられている「ゲーム依存」の敵視姿勢とか偏差値重視である程度の成績を取れない者や規律を守れない者は落伍者とレッテルを貼り、いじめ問題では「臭いものにふた」の態度を取り、解決しようとしないなど、耳の痛いことを述べられています。

コウカワシン

では、わたしの独断と偏見で要点をあげてみたいと思います。

没頭力は、まず行動から

没頭のない学びなどありえない

堀江さんの見立てでは、「今の学校は、子どもたちにやりたいことを我慢させ、思考にブレーキを取りつけ、無限の可能性にフタをし、必要のない将来への不安を植え付ける、罪深い場所になってしまっている」そうです。

そこで、堀江さんは、

何のために、何をするのか?

どんな風に実践するのか?

自分で問いを立てて、その問いに自分で答え、自ら責任を負って突き進む強い心が、若者には必要だと言います。

そして、その原動力こそが没頭力としています。

でも、いざ考えてみるとなかなか実行に移せないものです。

それは、以下のことが主な理由だからです。

  • 没頭するものが自分にはない
  • お金がない
  • 時間がない

でも、堀江さんはそんなのは言い訳だと言います。

没頭するものが自分にはない

でも堀江さんいわく、それは「言いわけ」にすぎない、行動量が少ない人は「没頭」できるものを見つけられていないのです。

何でもいいから没頭してみたらハマったという経験をした人も多いでしょうし、没頭さえしてみたら、それが好きになっていくものだと堀江さんも言っています。

お金がない

そのために親がいるのです。真摯に援助してほしいと頼めば、聞く耳を持ってくれる親はいるのではないでしょうか。

時間がない

起業していない学生に時間がないはありえません。それに大人も時間を割いて自分のやりたいことをやってます。

つまり以上のことは「没頭」する力が強いほど、左右する材料にはならないのです。

『幸福論』で知られるフランスの哲学者アランは、

「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」

と説きました。

言い換えればこういうことです。

先に行動すること!

行動こそが、人の感情を規定するのです。

そうすれば「没頭力」は、勝手に起動してくれます。

コウカワシン

言い換えれば、「熱中する」ということですね。

どんなことでもこの「没頭力」には敵わないと思います。

没頭への支援ができなければ親の資格はない

堀江さんは、自身の公式メルマガやYouTubeチャンネルを通じて、ときどき子を持つ親から相談を寄せられることがあるそうです。

それについて、今の時代は教育を受けるための選択肢が豊富にあり、必ずしも既存の学校に通わせることはない、ただ情報が多すぎて、親としては正解がわからずに困っているのではないかと思うそうです。

アドバイスとしては、「子供の自主性に任せなさい!」とのこと。

これは決して軽々しい気持ちで答えているのではなく、これに尽きるのだということです。

そしてこうも言います。

今の世の中は、最先端の情報を学んでも、20年先には通用する保証はない、だから将来を見越した最良の教育なんてものは幻想にすぎないのです。

そのような未来に向かっていく子どもたちに親がしてやれるのは「無償の支援」なのです。

子どもがやりたがる挑戦、たとえば、ゲームでも、ダンスでも、マンガ制作でも、夢中になってやっている子どもたちの邪魔をしてはいけないのです。

子どもにとっての幸せが何かは、子どもが自分で決めることで、やりきった子供たちは、きっと親に感謝してくれるはずです。

これが、本当に幸せになれる方法と保証はできませんが、子どもが幸せに近づける確率を上げるには「ひたすら、子どもの自主性を尊重すること」です。

「やりたいことをやれた」、「親が何でもやらせてくれた」という認識を育めた子どもは自己肯定感が高く、幸福な人生を自分のやり方で築いていけます。

コウカワシン

これが親としての務めなのですね。

ちょっと、耳が痛いです(笑)

ゼロ高

2018年10月に、堀江さんは「座学を目的とせず、行動を目的とする」をコンセプトにしたゼロ高等学院を設立しました。

なぜこの学校を設立したかは、「いまの学校の役割って、何なんだろう」という疑問からでした。

これは、堀江さん流の資本主義から見た「社会から見た学校のあり方」を深く考えた結果です。

堀江さんいわく、

昭和の時代まで、資本主義の「資本」とは、工場とそこで働く労働者を指します。工場を建て、安い人件費で人を雇い、利益を出す。これが昔の資本主義の仕組みでした。しかし、、農村地区から都市へ人口が異動した結果、人件費は上がり、工場を建てていれば利益が上がることはなくなりました。

現代における資本主義の資本とは、工場と労働者ではなく「ゼロからイチをつくり出す人間の創造性と行動力」です。つまり、現代に必要とされる人を育成することが、ゼロ高の役割だと考えています。

とのことです。

コウカワシン

いやあ、なんだかウキウキワクワクしてくる気がするのは、わたしだけでしょうか?

ゼロ高はサポート校

サポート校と通信制高校の違い

まず、通信制高校は学校教育法という法律により「高等学校」と定められています。

サポート校とは、「通信制高校サポート校」と呼ばれ、学校教育法で「高等学校」と定められているわけではありません。通信制高校での生徒の学びを文字通り支援するため設けられている施設です。

そのため通信制高校サポート校に単独で勉強したとしても、高校卒業資格を取得することはできません

通信制高校サポート校の定義は、通信制高校に通う生徒に対して、3年間で卒業ができるよう単位取得・進級などに必要とされる勉強や精神面での支援を行うことであり、塾や予備校に近い・・・堀江さん流に言うと「寺子屋」のような施設と言えます。

大半のサポート校は通信制高校と提携しており、サポート校入学の際には通信制高校への同時入学が必要で、ゼロ高等学院は、神奈川県の鹿島山北高等学校と提携し、在学中にさまざまな社会活動に参加しながら、高校卒業の資格を取得できる仕組みになっています。

サポート校の一番のメリットは、生活のリズムを保ちづらかったり、ともすれば孤独になり、滞ってしまいがちな通信制高校の教科学習をサポートし、卒業をより確実なものにできることです。

コウカワシン

なるほど、これからの学校の在り方について考え方を変えなくてはいけませんね。

学校で社会を経験しなければ、学べないことがある

ゼロ高の取り組み

ゼロ高の特徴の一つに、生徒たちが堀江さんの主催するオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校」のメンバーと自由に交流できることがあります。「堀江貴文イノベーション大学校」では、ビジネスの最前線にいるメンバーが多く、起業意識や行動意欲の高い人が集まっています。

この「堀江貴文イノベーション大学校」は、教育事業、事業投資、エンタメ、デザイン、写真系、宇宙開発グループなど、多くのジャンルの分科会が活発な活動を自主的に運営されているそうです。

この意欲的な大人のコミュニティとその活動に、会員ならずとも直接アクセスできるのが、ゼロ高の生徒なのです。書く活動に見学者としてはもちろん、交渉次第でスタッフとして加わることもでき、このような刺激的な活動は一般の高校生ではできない経験ですね。

コウカワシン

すごいカリキュラムですね。

わたし自身、すごく興味をひかれます。

好きになれることで「自立」を果たす場

何者にでもなれる意識

ゼロ高は、大学進学を選択肢の一つとして、「生徒自身が何者になるのか」を徹底的に追求し、最終的に「自立」を果たす場です。

「自立」をうながすために、ゼロ高では時間割がありません。すべての時間の使い方は、生徒が決めます。課題提出もレポートもすべて、自分の意思で取り組みます。

堀江さんは、人が「自立」するには3つの要素が必要としています。

  1. 自分に何ができるのか、何をしたいのかを行動による失敗から理解していく
  2. 自分のできること、したいことで助け合える仲間を見つける
  3. 自分ができること、したいことでファンをつくる

この3つの要素がそろったとき、人は自立することができるのです。

コウカワシン

人が本気で「自立」を考えるときこそが一番の成長を遂げることができると感じますね。

このようなことを経験させてもらえるのはとても素晴らしいことです。

「教育」は最小限にとどめ、自主性を信じる

ゼロ高には教師の代わりに、「コミュニティデザイナー」という役職があるそうです。

役割は、生徒のコーチングと生徒同士のコラボレーションのサポート、そしてゼロ高というコミュニティを「デザイン」していくことです。

これまでの学校教育では、教師が教える「ティーチング」が主流でしたが、ゼロ高では、生徒本人の力と可能性を信じ、それを引き出す「コーチング」を主としティーチングは外部のプロや社会人と協力するなどで必要最低限にしているそうです。

つまりゼロ高では、生徒一人ひとりを人間として尊重し、困ったときは、まず生徒同士で相談し、それでもわからなかったら大人に相談する方法を取っているのです。

そんなこと可能なのか?

そんな声はあるのですが、高校生は基本的に「大人」なので、できない生徒はいないそうです。

コウカワシン

自分で考える力、協力して乗り切る力が身に着きそうですね。

ゼロ高の生徒たち

さてさて、ゼロ高には、どのような生徒が在籍しているのか気になりますよね。

現在、100人を超えるゼロ高生の中には、難関進学校を中退して入ってきた人もいて個性的だということです。それは「これから価値を持つのは偏差値ではなくて、『行動によって紡がれる物語』に引き寄せられた人たちの集団」ということなのでしょう。

このゼロ高生の中から、3人ほど紹介したいと思います。

有馬拓希(ありまひろき)さん (0期生)

有馬さんはゼロ高最初の卒業生です。大阪の有名進学校に通っていたが中退。ゼロ高に編入してきました。
在学中からクラウドファンディング、インターン、演劇主催など多彩な行動で実績を残された方です。

卒業後は自身の運営するコミュニティ「U25チームKeyBo」の代表を務められています。その他、学生オンラインメディア「ガクセイ5.0」の編集長として意識の高い発信を続けているそうです。

そんな有馬さんは、大阪の高校に通っていた頃に、勉強する意味を見失ったそうです。そんなとき同級生が、「高校を辞めてゼロ高に行く、有馬も行かないか?」と声をかけてきたそうです。

もちろん、教師たちは引き留めようとしましたが「自分自身の道は自分で決めたい」と意志を貫いたそうです。反対していた両親も説得し、ワクワクする気持ちをふくらましゼロ高に編入されたそうです。

ゼロ高での生活は、スピード感のある友人と行動を共にし、SNS発信やイベントの企画、社会人の方へのコンタクト、主催させていただいた演劇イベント「クリスマスキャロル」など、活動しまくったそうです。

たしかに失敗もたくさんして、何度も痛い目に遭ったりしましたが、意識も変わりました。それは、進学校に通っていた頃の自分は完璧を目指していたが、ゼロ高では、多くの行動を経て、「完璧より、改善」の方が大事ということを学んだということです。

今では、「若い人たちに、変わるきっかけを与えたい」として、精力的に活動されています。今後の活躍を期待したいですね。

中村歌歩(なかむらかほ)さん (1期生)

愛知県在住の中村さんは、全日制の高校に通っていた頃に妊娠。母親の勧めでゼロ高に転入されました。現在は子育てと勉強に日々明け暮れる、高校生シングルマザーです。

日々、子育てに大変な中村さんですが、出産して人生観が変わったそうです。「24時間という時間の中でどれだけ自分のために動けるか」「明日やろうは馬鹿野郎、をモットーに生活するようになりました」と語っています。

ゼロ高の環境は、子育てに対する理解も深く、生徒間に10代の母親への偏見もなく、育児を優先する中村さんの学習支援も整っているのだそうです。

入学して、ベビーフードコンサルタントの資格を取得。今は看護師に向けて勉強しつつ、コンセプトカフェの経営も目指しているそうです。

10代で赤ちゃんを産み、子育てしながら学びを身に付けるインフルエンサーとして、ゼロ高のスタッフからも大いに期待されているそうです。

中村さんは、入学面接のとき、ゼロ高代表の内藤さんの「はい上がってこい」という言葉に発奮したと言います。全日制を退学した者は落ちこぼれみたいな意味に取り、めちゃくちゃ腹が立ったそうですが、入学していまは、内藤さんの真意を理解し、変わらず行動する意欲に燃えています。

ゼロ高に対しての満足度は100%なのだそうで、ゼロ高生のリアルな集まりには、あまり行けてないものの、在校生で尊敬する人がいて自分なりに目標を持たれています。

中村さんが目指す、妊婦さんでも気軽に立ち寄れるカフェの開業が早く実現するといいですね。ご活躍期待しております。

高橋一創(たかはしいっき)さん (1期生)

大阪在住の高橋一創さんは、多才を発揮する16歳。中学時代からブレイクダンサーとして活躍、大会でも好成績を収めています。ゼロ高では、得意のイラストを生かしたオリジナルのアパレルブランドを立ち上げました。

そのうえ、「落語を聴きながらそばが食べられる蕎麦屋をやりたい」という夢を持っています。それは堀江さんも太鼓判を押し、開店直前までこぎつけているそうです。

この多才ぶりを持つ高橋さんですが、以前の学校では勉強が苦手で、ゼロ高入学後も臆していたのですが、持ち前の行動力とセンスで、個性派ぞろいの生徒の中でも際立つ存在感を発揮しています。

これは義務教育では計れなかった学生起業家としての才能を開花させる、「ゼロ高期待の星」なのです。

高橋さんは、勉強が嫌いのまま高校3年間過ごすのは、何か違うと感じていました。「学校生活は大事、でも嫌いなものを我慢しながら何年も過ごすより、やりたいことをやる道を選んだ」とし、ゼロ高に入学を決めたそうです。

もともと何かを作るのが好きで、人に与えられたものじゃなく、自分でゼロから作っていく作業が面白いと言います。そして物心ついた時にはサラリーマンではなく起業を考えていたのですから筋金入りと言えるのではないでしょうか。

そんな高橋さんのご両親も自営業をなさっています。だから起業家になる土壌は整っていたと言えますね。ご両親も高橋さんのゼロ高進学は大賛成とのこと。

そんな高橋さんの母上様は勉強のことは叱らず、外に出るときは「常にだれかに見られていると思いなさい」と言われるそうです。若いからといって甘えやいい加減なふるまいは許されません。この言葉は活動するときの大事な戒めになっているそうです。

そのような起業家気質に満ちた高橋さんの今後のご活躍を楽しみにしたいものですね。

コウカワシン

この記事では、ここまでに留めます。

続きはぜひ本書を手に取って確かめてください。

やりたいことがなければ楽しいことにハマれ

若者の間で「特にやりたいことがない」という声がかなり聞かれるそうです。

「自分には学歴も経験も、貯金もありません。いまは無職。好きなことを仕事にしたいと思うのですが、好きなことが思い浮かびません。このままではいけないとわかってはいるのですが、打開策が見つかりません」といった感じです。

でも考えてみれば、日本はやりたいことなら何でもやれる、世界でもトップクラスに恵まれた国です。インフラは整っているし、生活保護など、貧困層に対するセーフティーネットもほぼ機能しています。普通に暮らしていれば、飢えという苦境にまず陥らないのです。

では、何が問題なのか?

それは、やれることの選択肢が多すぎるからだと堀江さんは言います。

そして反対に「義務教育という名の洗脳から解き放たれた副作用」ともいえるとおっしゃってます。

これはこれで深刻な問題といえるのではないでしょうか?

「何をやってもいいけど・・・何をすればいいの?」

この悩みは、甘えではなく切実な若者のひとつの声ですよね。

けど、「やりたいことがない」のは、決して悪いことではない、ふつうのことなのだと堀江さんは説きます。

それもそうで、「やりたいこと」が明確な人はかなり少数派なのは間違いなく事実です。このことから、若いうちから「やりたいこと」で満たされている方が、実は特別なのです。

では、「無理にやりたいことを探すのをやめる」のはどうでしょうか? 

いま、やりたいことがないのなら、それはタイミングが訪れてないと割り切るのです。でも「やりたいこと」は見つからずとも「楽しいこと」は見つかるはずです。

「やりたいこと」を見失っているのは、「楽しいこと」不足なのではないでしょうか?

つまり、「楽しい」と感じることをどしどしと手当たり次第に手を出してみましょう。仕事に限定する必要はなく、趣味でも娯楽でも、とりあえずやるという気持ちで実行し、それは前とは違うものの形にできるかもしれません。このことは成功体験となります。

どんなに小さくてもいいし、マンガを描くのでも歌やダンスでも、異性との会話でも、筋トレでも構いません。成功体験となれば「楽しいこと」の始まりです。

「楽しいこと」が積み上がり、だんだん「やりたいこと」へ変化すれば、自分にとって大きな収穫です。

「やりたいこと」は見つかるのではなく、「楽しんで」いるうちに、勝手に湧き上がってくるものなのです。

だから、どんどん「楽しいこと」にハマり行動しましょう。そうすることにより「没頭力」が湧き、自分自身の血となり肉となるのです。

コウカワシン

まずは何でもいいからやってみることですね。

つまり、まずは行動です!

『将来の夢なんか、いま叶えろ。』の感想・まとめ

本書は、堀江イズムの結集された一冊だと感じます。

堀江さんの真骨頂ともいえる「行動力」

その源は、「社会の矛盾を問うことから始まっている」と言えます。

義務教育からつながる「罰ゲーム」だらけの環境に慣らされて、社会に出るも「やりたいこと」を見つけられず、コロナ禍の厳しい現実に翻弄され、将来の展望もわからない状況にあえぐ若者たちに、一線の光を与えてくれる本ではないかと思いました。

いまの詰め込むだけの教育は、もう時代遅れなのではないでしょうか。これからの教育は「思考」を主として、記憶力よりも検索力を身に付けるべきです。

そうしてこの情報過多の時代に自分に必要な情報だけを取捨選択し、思考の回数を増やす工夫が必要です。

ゼロ高の取り組みは素晴らしいですね。

人間はそれぞれ皆違う、その人その人に合った生き方がある。それぞれが思考し自分の将来をデザインすることができる自立精神を磨く教育がこれからは必要だと思えます。

それを知るのに最適なこの『将来の夢なんか、いま叶えろ。』は、かなりおすすめ度が高い一冊です。

『将来の夢なんか、いま叶えろ。』の概要

本書の目次

『将来の夢なんか、いま叶えろ。』

Chapter(1) 教育
Chapter(2) 学校
Chapter(3) ゼロ高
Chapter(4) 7人のゼロ高生


対談 堀江貴文(ゼロ高ファウンダー)×内藤賢司(ゼロ高代表)
特別付録 君へ

著者の紹介

堀江貴文(ほりえ・たかふみ)

1972年、福岡県生まれ。

実業家。

ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。

また、会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。

ゼロ』『本音で生きる』『多動力』『東京改造計画』『将来の夢なんか、いま叶えろ。』など著書多数。

コウカワシン

最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

四国在住。
ミニマリスト。趣味は映画観賞と音楽鑑賞、読書、野球観戦。
映画は特に好き嫌いなくほとんどのジャンルーを観ます。音楽はジャズとクラシックが大好きです。読書は歴史書が好きでよく読みます。

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