【要約】『Think CIVILITY(シンク シビリティ)』「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である

こんにちはコウカワシンです。

皆様、他人の無礼な言動に悩まされたことはありませんか?

職場の上司、部下、はたまた知人や家族まで入れると、案外、他人の無礼による理不尽さを感じていらっしゃるのではないでしょうか?

上司のパワハラで仕事に意欲を持てない会社員

職場の上司がひどい態度でパワハラしてくるんだ。こんな人の下で働きたくないよ。

そんな状況は本当に困りますよね。そんな人の近くにいたいとは思いません。

逆に礼儀正しい人といると安心しますよね。

会社の雰囲気が良く仕事に意欲を見せる会社員

うちの職場は上司も部下も礼儀正しい人で、私の意見も尊重してくれます。おかげで仕事がやりやすくてはかどります!

実際に礼儀正しい人ばかりの職場は会社の業績も良いのだそうです。それとは反対に無礼な人は会社に多大な損害を与えると研究機関でも言われています。

つまり、礼儀正しさこそがいつの世も求められる処世術なのです。

そのことを証明してくれる本を見つけました。

『Think CIVILITY』(シンクシビリティ)クリスティーン・ポラス著

本書は「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略であると説かれています。

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目次

『Think CIVILITY(シンク シビリティ)』から学ぶこと

『Think CIVILITY(シンク シビリティ)』の目次


はじめにー礼節は最強の武器になる
第1部 なぜ礼節ある人は得をするのか
第1章 無礼な人が増えた根本理由
第2章 無礼な人がもたらす5つの費用
第3章 礼節がもたらす5つのメリット
第4章 無礼は無礼を生み、礼節は礼節を生む
第2部 あなたの礼節を高めるメソッド
第5章 あなたの礼節をチェックしよう
第6章 礼節ある人が守る3つの原則
第7章 無意識の偏見を取り除こう
第8章 ワンランク上の礼節を身に付けるための5つの心得
第9章 礼節あるメールの作法を身に付ける
第3部 礼節ある会社になる4つのステップ
第10章 礼節ある人を見極める採用システムを作る
第11章 礼節を高めるコーチングを採り入れる
第12章 誤った評価システムを改善する
第13章 無礼な社員とどう向き合うか
第4部 無礼な人に狙われた場合の対処法
第14章 無礼な人から身を守る方法
おわりに あなたはどういう人間になりたいか

本書の目的とターゲット

本書の目的といたしまして

『Think CIVILITY(シンク シビリティ)』の目的

礼節をもった、言動が伝染し、周りに良い影響を与える
     ⇓
礼節なく、無礼な行動も同様に人に伝染し、悪影響を与える
     ⇓
あなたはどういう人になりたいか?

本書のターゲットは、

『Think CIVILITY(シンク シビリティ)』のターゲット

  • 経営者
  • 組織のリーダー
  • 中間管理職
  • 職場の上司や同僚の無礼に頭を痛めている人
  • ついつい他人に攻撃的な言動をしてしまう人
  • 他人の無礼に頭を痛めている人
コウカワシン

仕事関係ももちろんですが親しき中にも礼儀ありと言います。友人間、家族間でも礼儀正しさをもって妙な摩擦を避けるべきですね。

本書のポイント

無礼な人は会社に損害をもたらす

無礼な人は会社に精神的、経済的な損害をもたらします。

  • 社員に対するパワハラ・マタハラによる精神的損害
  • 会社の雰囲気の悪化
  • 会社の経済的な損失

これにより受けた損害は一般に思われているよりはるかに大きいのだそうです。

なぜ無礼な人が会社に損害をもたらすといえるのか

無礼な人が1人いただけでもたらす5つの悲劇があります。

それは無礼な人が及ぼす5つの「コスト」であります。

無礼な人が及ぼす5つの「コスト」

  • 人の健康を害する
  • 経済的損失をもたらす
  • 人の思考力や集中力を下げる
  • 認知能力を下げる
  • 人を攻撃的にさせる

その中の3つをピックアップします。

人の健康を害する

上司などの無礼な言動を受け、ストレスに害され

  • 医療機関を受診
  • 注意力散漫になり「職場の事故」

を引き起こす可能性があります。

会社に損害をもたらす

上司などから無礼な対応をされた人は

注意力、集中力を奪われ心が乱れ
   ⇓
自分の力を100%発揮できない
   ⇓
周りの人にも影響が及ぶ
   ⇓
恐ろしいほど非効率になっていく

無礼な態度をとる人のストレスにより、さらにこのような影響が、

職場のストレスによって
   ⇓
仕事にかける労力を意図的に労力を減らす
仕事の質を意図的に下げる

などの非効率な行動に出てしまうのです。

ストレスを受けた人自身の影響は

仕事に使うべき時間を奪われた
   ⇓
自分の業績は低下している
   ⇓
組織への不信感、忠誠心の低下、最悪、転職離職を考えるようになる
   ⇓
   ⇓
顧客への対応悪化
   ⇓
悪循環に陥る

となります。

まだ、社内だけならなのですが、顧客に対しての無礼は命取りです。

誰でもそうですがそのような対応されたら取引したいなんて絶対思わないでしょうね。

まわりの思考力や集中力、認知能力を下げる

無礼な人の存在が経済的損失をもたらすことは説明しましたが、厄介なのはストレスを受けた人への悪影響です。深刻なのは思考能力や集中力の低下です。

当事者が最大限の力を発揮したいと思っても、無礼な態度に注意を奪われ、心を乱され、仕事の業績にも悪影響をもたらします。

実はわたしもこのような経験をしたことがあります。同じ経験をされた方はかなり多いのではないでしょうかね?

無礼さのストレスは巨大

ここまでのおさらいをしておきます。

いかに、無礼な態度が個人や会社に損害をもたらすかを表してみますと以下の通りです。

無礼な態度がもたらす損害

  • 人、企業が無礼な態度によって被る損失は、一般に思われているよりはるかに大きい
  • 理不尽な扱いを受けた人は、精神状態を正常に戻すのに力を使うため、集中力、注意力を削がれる
  • 企業内に無礼な人がいると分かると、顧客はたとえそれを直接、見ていなくてもその企業との取引を避けるようになる
  • 理不尽な態度は人の思考力を奪う。思考力を奪われた人は目の前にある情報にも気づけなくなる
  • 無礼な人が近くにいると、その影響を受けて自分も無意識のうちに破壊的、攻撃的な思考をしやすくなる

ですので、たいしたことないと、甘く見て放置しておくと、いつか取り返しがつかない事態になります。

では、礼儀正しい人の影響はどのようなものなのでしょうか?

礼節がもたらす5つのメリット

礼節は人生をも変えると言われています。

たとえば、「能力の高い無礼な人」「能力はそこそこだけど礼儀正しい人」にならどちらに仕事の依頼をしたいですか?

わたしは断然、後者ですね。たしかに能力が高いのは魅力ですが、それに伴うストレスは耐え難いかなと思います。つまり、礼儀正しいというのは「武器なのです。

では、その武器ともいえる礼儀正しさの5つのメリットをあげていきます。


礼節がもたらす5つのメリット

  • 仕事が得やすい
  • 幅広い人脈が築ける
  • 出世の可能性が高まる
  • 礼節ある上司のチームは従業員に安心感を与える
  • 礼節ある経営者は従業員に安心感を与える

礼節こそが能力の高さよりも求められるスキルであると言えます。

礼儀正しい人が多い職場

礼儀正しい人の職場は

要らぬストレスがないため
  ⇓
生産性が高い
  ⇓
業績が良い

礼儀正しい人は

  • 人に感謝する
  • 人の話をよく聞く
  • 謙虚に尋ねる
  • 他人の良さを認める

  ⇓
出世が早い

なぜなら

人は
「能力があるが無礼な人」
より
「能力はそこそこでも礼儀正しい人」
を信用するから

礼儀正しい人は、

  • 仕事を得やすい
  • 人脈を築くことができる
  • リーダーにふさわしい

したがって、礼儀正しさのある職場

  • 仕事上でのミスが早く見つかる
  • 人間関係での消耗が少ない
  • 自分の意志で行動する人が多い

以上のことから、企業の業績の後押しをしてくれる大きな力となるのです。

礼儀正しさを身に付けるには

他人からのフィードバック

信頼できる人にふだんから自分の振る舞いをチェックしてもらいます。

そこでの気づきをフィードバックしてもらう方法です。自分自身の振る舞いは他人から見てもらった方がよくわかるので真摯に受け止め改善点は一つ一つ直していく。

その姿勢が大事なのです。

毎日、日記をつける

日記をつけるメリットはたくさんあります。

たとえば

  • 自分の変化に気づける
  • 自分自身をさらに知れる
  • いつ、どこにいるときに言動が良くなりやすいか、悪くなりやすいか
  • どういう状況の時に良い言動が多くなるか、悪い言動が多くなるか
  • 誰といる時、どういう状況の時に短気を起こしやすいか

これにより自分で対策を打つことができますね。

「食う・眠る・動く」で自分を大切にする

ストレスをため込まないようにするには栄養のある食事をとり、よく眠る、そして運動する。

つまり、日々のストレスをため込まないということは

規則的な生活をする
   ⇓
ベストな体調を心がける

これにつきますね。

礼節の3原則

礼節ある人が守る3原則があります。

それが

  • 笑顔を絶やさないこと
  • 相手を尊重すること
  • 人の話に耳を傾けること

です。

無礼な態度は人に伝染しますが、「礼儀正しい態度も伝染するのです。

まずは自分が変わるところから始めましょう。

本書からの学び

「礼節は最強の武器になる」

この言葉が深く心に刺さりました。

本書からの学びは度重なる無礼に苦しんできた人たちの訴えともとれる気がしました。

「人に親切になろう」

それには、やはり礼節だと思います。

本書の要点

  • 無礼な人がもたらす影響を理解する
  • 礼節のある人の方がリーダーにふさわしい人だと評価される。
  • 礼節の3原則は、笑顔を絶やさない、相手を尊重する、人の話に耳を傾けること。

それを踏まえて知るべきポイントは

  • 礼節という最強の武器を手に入れよう
  • 「人間らしく」を基準に接しよう
  • 常にフィードバックを得て礼儀正しさに近づこう
コウカワシン

以上、大きな学びとなりました。

『Think CIVILITY(シンク シビリティ)』の感想

著者のクリスティーン・ポラス氏は、講演やコンサルティング活動を精力的に行っている人で、「礼儀正しさこそがその人の評価を向上させ、職場全体の雰囲気をも改善するカギ」だと説かれています。

自分でも、気をつけているのですが、知らずに人を傷つけているかもしれないということを考えてしまいました。

立場的に相手が言いにくいなんてこともあるかもしれません。気をつけるとともに素直にフィードバックしてもらうことも大事だなあと感じました。

本書の帯にあった「一流のエリートほど、なぜ、不機嫌にならないのか?」やはりそこには、成功の階段を上るにつれ「礼節の本質」を悟られたからだと思います。

なんといいますか、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」に似てる気がしました(笑)

まとめ

世の中はすべてが「礼節」でなければいけません。

「礼節」が秩序を作り平和へと向かっていくからです。上辺だけの「礼節」ではダメで、すべてを真摯に受け止めるべきだと思います。

まずは、個人から、そして、組織へ。この小さな積み重ねがどんどん波及していけばいいと思います。

簡潔に要点だけ書きましたが、「礼節ある会社になる4つのステップ」とか「無礼な人に狙われた場合の対処法」とか、まだまだ有益な情報が満載の本です。

ぜひ手に取ってご一読ください。

『Think CIVILITY(シンク シビリティ)』を聴こう!

「聴く読書」ってご存知な方もいらっしゃいますよね。
1日何時間も存在する「耳のスキマ時間」読書時間に変わります。

音楽を聴くように気軽に人気のビジネス書を楽しめます。語学や資格試験の勉強にも最適です。

文芸作品は、朗読からドラマ形式の作品まで、幅広い形式で楽しめる人気のジャンルとなっています。
『Think CIVILITY(シンク シビリティ)』はaudiobook.jpで聴くことができます。

コウカワシン

最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

四国在住。
ミニマリスト。趣味は映画観賞と音楽鑑賞、読書、野球観戦。
映画は特に好き嫌いなくほとんどのジャンルーを観ます。音楽はジャズとクラシックが大好きです。読書は歴史書が好きでよく読みます。

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